大人になったらみんな結婚して子供を産むんだと思ってた
固定観念って怖い。絶対にそうしなきゃいけないって決まってるわけでもないのに。
今日仕事が終わって勉強していたとき、なぜかふと、受験勉強ってこんな感じだったなと思った。
来る日もくる日も眠気に襲われながら、ひたすら机に向かう。
たまに新しいことを知れて楽しいってこともあったけど、とっても遠くにかすかに見えるような見えないようなゴールに向かって、訳もわからず無我夢中で突っ走っていた。
『もうあんな辛いことしたくないな』と思った。
『あれ、でももし将来子供が生まれたら、その子はあの経験をしなければいけないのか。』
『いや、受験勉強だけじゃなくて、これまで何度も悩んだことのある友人関係や家族関係、就活、会社での人間関係、日々波のように上下するメンタルの維持、、』
『生まれてきたら、否応なしにこれらに向かい合わなきゃいけないんだ。』
頭の中でグルグルいろんな考えが入り混じった。
とりあえず「子供」に対して一つ言えることは、
私の「赤ちゃん可愛いからほし〜」っていうテンションで押し付けられるほどの規模の問題では どう考えてもない、ということ。
今まで結婚はまだしも、子供は欲しいと何故か信じて疑わなかっただけに、何の前触れもなくいきなり【子供を産まないという選択】が自分の頭の中に浮かんできたことに、自分が一番驚いた。
タイトルにもある通り「大人になったらみんな結婚して子供産むんだと思ってた」から。
先日友人がこんなことを言っていた。
「20〜30代の女性で、心の底からイキイキして幸せそうな人ってあんまり周りにいなくない?みんな何かに追われている感じするんだよね。50〜60代だと全部吹っ切れて楽しそうな人が多いけどね。」
首が取れそうなくらい頷きながら共感した。
たしかに。みんな何かに追われている。
社会的なプレッシャー
親からのプレッシャー
女性はこうあるべきという固定観念
結婚・出産
別にこれらに従わなきゃいけない訳じゃないのに。
ここで私は結婚や出産を否定したいわけでも、自分がしないという選択をすると宣言するわけでもない。
今後の人生でいろんなターニングポイントがあって、ここまでダラダラ書き連ねてきた考えが全て覆される可能性だってある。
ただ、自分が今まで23年間、自分の耳に蓋をして、自分自身の声に耳を傾けず、社会の固定観念に影響されまくった考えを持ち続けていたことに気付いていなかったショックをここに書き残しておきたい。
もしこれを読んでくださった方が、これを読んだことによって私と同じような気づきがあれば、これほど嬉しいことはない。
どんな選択だって正解なんだから。
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