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お店がバズったら、自分がHSP活かし過ぎと気付き、生き方改革
12年間フリーランスなので、だいたい1人で仕事をしてきた私ですが、兄の会社の新事業として、飲食業を始めるということになり、立ち上げからお店作りのデザイン等を手伝うことに。
事業の企画、お店作り、お店のオープン、運営開始 を体験して苦しんだことが後にhspの気質を知るきっかけになりました。
フリーランスデザイナーで12年間やってきたこれまで、今までの人生は全部hspの気質を凄く活かしていたのだと知ったのと同時に、それらを活かして生きることを辞めようと決めました。
本当はいろんなことに気をつけて生きていった方が良い人間だったことに気がついたというのが現在の状況です。
お店を手伝うことになった主な理由は、私の本業はデザイナーなので•••
●店舗や商品のデザイン、広告をやってね!
●いろんな人のビジネスを見てきて色々と知り得たことを活かしてね!
というところですね。
普段のクライアント案件だと、突っ込んでいけない部分、クライアント側の予算の都合等で もっとお手伝いをしたくても、一部分しかデザインができないパターンが多く、全面的にお店をプロデュースする良い機会だと思って、15年間のデザイナー経験を活かし試そう!という意気込みと気合いで、スタートしました。
とは言え、実際には自分のお店では無いので、自分事(自分のお店だという感覚)意識を持ってこのお店作りをするべきだ!といちいち考えてしまった私(この考え自体がhspだなぁ。ミスだなぁと今だと思えてしまう行動)
●自分のSNSで兄のお店のプロデュースを手伝っていることを敢えて公開することで覚悟を決めた。
(私はsnsでデザイン業のクライアントさんと繋がっているのでこの公開行為は、私の集客力を公開しますよって言っているような状況。ダメだった場合は、即ち集客力が無いデザイナーだよってこと。ダメだった場合は今のクライアントさんからのスキル的信頼を失うので、お店もデザイン業も共倒れ覚悟でやりました)
●お店作りを手伝うに当たり、今回は全て無償の覚悟。支払うと言われても貰わない覚悟。
(これに関しては、いろんなことから今も良かったと思っている)
そんな覚悟をしたことで、自分のお店意識でこの事業に魂を込めて取り組んだ。
ロゴのデザイン、店舗内装や、外観のデザイン、パッケージデザイン、商品撮影。
芸術をしている娘も店舗のデザインに一役勝ってくれ、息子は工事の手伝いをしてくれ、正に家族総出でお店を作りました。
そして、オープン。
お店の方はというと、連日毎日開店前から行列で並んでいただき、30分〜1時間で製造分が完売するという私達もびっくりしている大反響の状況です。
今後少しずつお客様の流れも変わって来ると思うのですが、オープン1ヶ月間はそのような状況が続いています。
オープンをしてみて、今後運営をしていくにあたり、当初はデザインの部分やお店作りを手伝うということから始まったわけですが、いろいろと違うことにも巻き込まれてしまっている状況なのです。
それもこれも自分のhsp気質の特徴や生きる上での注意点を分かっていなかったことが原因なのだと思っています。
オープンして間もなく、経営者である兄とスタッフさんの間の立場になってしまった私は、いとも簡単に鬱っぽくなってしまいました。
「鬱っぽくなる」という症状は過去の人生の中で何度も経験はあるのですが、何せ私の父は私が11歳の頃に鬱病により自殺で亡くなっていますので、やはり鬱になりやすい遺伝を感じていて、鬱っぽいサインには特に気をつけて生きています。
今回の鬱っぽくなってしまった原因は、普段とは全くことなることだということは一目瞭然で。
何故こんな状態にあっけなくなってしまったのかということを掘り下げたときに先ず最初に気がついたこと。
●自分が気になって仕方がない部分は一緒に働く他の誰も気にもしていない事ばかりだった。
経営者の方だとhspさんでは無くても、結構あるかもしれないですね。
もしかすると、運営側の当事者だから気になることかもしれないし、経営をしていく中での勘として貫き通すべきことかもしれない。
それらの気が付いてしまったことをどうするかは別の話として、このことについて追求していたら、hspという気質にたどり着きました。
完全に自分のことだと思いました。
●人を使うことができない
これは、自分でも過去の経験から感覚的にわかっていたようで、だから私はずっと1人でやってきたんだったということを思い出させてくれました。
他のhspさんがよく言われているように、hspという分類分けにはとても救われました。
そしてhspについて調べていく中で、
●hspは気質なので変えることはできない。
気がついてしまうこと、他の人の何十倍ものアンテナをはってしまっていること、深く考えてしまうこと、これらは本能であり、変えようと頑張ってもなかなか変えれるものではない)
そんな自分を考慮しながら生きることで、これまで辛く感じていたことが楽になっていきそうなことを知りました。
Hspの気質というものを知れば知るほど、過去の経験の要因がわかってきたので、細かな自分の振る舞い、人とのかかわり方、そもそも人生の選択自体を変えていきたいと思います。
私は15年間フリーランスデザイナーをしていて、よくフリーランスで心配されるのは仕事が無くて困ったということですが、そういった事は無くて、むしろ凄く忙しくて困っていることの方が多かった。
一旦、それが良いか悪いかは別として、その状況は何故なのか。
●集客に困らなかったのは、私がhspだから
細かく気がつく、相手が望んでいることを分かってしまう、クライアントの要望以上のことをするように心がけていたので、クライアント側からすると、私に依頼をすると非常に楽で満足度が高い。実際に一度仕事をしたクライアントはリピートになることが殆ど。
人目には凄く社交的で明るい親切という印象を持たれることに、凄く頑張ってしまうので、やはりその通りの私が出来上がってしまっています。
●hspの気質がデザイナーに特段向いていた
デザイナーの能力で一般的に想像されがちなのが、芸術的才能というもので、勿論それも必要だけど、実際によく言われるそれとは少し違う能力が必要だと感じています。共感能力とのバランスが大事。
作家とデザイナーの職種の違いというところでしょうか。私は特に学生時代に芸術を学んできたわけでは無く、社会人になって、しかもシングルマザーになってからデザインをはじめた人です。特別な芸術的才能があるわけでもなく、何なら絵も描けない。やはり、共感能力というものが自分にデザインを作らせているのだと思います。
よくhspの気質は活かせると言われます。
私は今までhspの気質を最大限に活かして生きてきたんだと思う。
きっここのままやっていけば、生活には困らないんだろうということも知っているけど、それが自分を苦しめていることを知った今、もっと自分を大切に、楽に生きれるようになろうと決めました。
はじめてのnoteの投稿は経緯を長く書きましたが、今後はhspの気質を知った今、自分自身が何を変えるのか、何を辞めるのか、人生の選択をどう変更するのか、そんなことをまた次回以降書き留めていきたいと思います。
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