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大人になっていくことへの抵抗。

私の年齢。21歳。お酒も飲める(ハイボールが好き)。煙草も吸える(気管が弱いので吸わない)。お金諸々しっかりできる(学生だからまだまだ甘ちゃん)。誰かの許可がなくても自分で決められる(不安になるかならないかは別問題)。

小さい頃は、大人になるのが楽しみで大人になれば何でもできる気がしていました。確かにそう。合法で出来ることが増える。それこそお酒とか。出来なかった頃はそれがなんとなく窮屈で、出来るようになったら何かが大きく変わるんだと思ってました。

そもそも、胸が大きくなっていくことも、生理が来るようになることも、本当に本当に嫌でした。嫌というか、気持ち悪い、という感覚でした。変わっていくからこそ、何かを失うんじゃないかとおびえてました。変化が怖いから、現状維持が1番良かった。

遅かれ早かれ、周りもそうなっていくのにそれが嫌で嫌で。それが原因で身長も止まっちゃったのかしら。小5からずーっと今の身長。153cm。もう少し欲しかった。

20歳、なってみて。答えが欲しくなりました。大学の講義とか自分でやることとか、正解がなくなって、高校までは問題があっても答えがあって、正解を導き出して。それを追い求めれば評価をされてきて。

そもそも20歳になれば、勝手に大人になれると思っていたし、もっともっと自信に満ち溢れて、かっこいい人に勝手になれると思ってました。結婚もして、子供もいるんじゃないかとか、けど、自分が思い描いてた大人とはもの凄くかけ離れてるんじゃないかなと。

年齢を重ねて、出来ることが増えて、色んなことを見て、知って、だからこそ、失敗することの怖さだったり、躊躇してしまったり。年齢を重ねて、何かを得て何でもできると信じてたけど、大人になっていくからこそ、出来ないことも増えていくこともあるんだなとこの間ふと思いました。

もうこの年齢と思うのか。まだこの年齢と思うのか。まだまだ21歳で、まだまだ若いと感じるけど、何かを捨てて挑戦するには少しためらってしまう。けど、自分のやりたいことを全力で取り組んでる人生の先輩は尊敬できるし、やっぱりかっこいいと思います。

変化を楽しんでいけることが、大人になっていくことへの一歩なのかもしれないです。となんとなく思い始めました。

怖さを感じる私はまだまだ子どもです。



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