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DAZNが我が家にもたらした効果の考察

早速ですが、今日のテーマである「DAZN」とは一体何か知っていますか?
読み方は「ダゾーン」と読みます。
DAZNは、オンデマンドの有料スポーツ配信サービスで、野球やサッカー、バスケ、モータースポーツ等々様々なスポーツを見ることが出来ます。

こんな題名の記事を書くのですから、もちろん我が家でも加入済み。
丁度1年前に加入しました。
今回は加入後1年経って、我が家にどのような効果をもたらしたのか、時系列で検証していきたいと思います。

DAZN加入のきっかけ

自己紹介記事でもお伝えしていましたが、私は昔からのFC東京サポ。
昨年FC東京ファン…全Jリーグファン…いやいや全国の様々なスポーツファンにとって、衝撃的な出来事が起こりましたよね。

―――コロナウイルスによる一切のスポーツ活動停止

全ての競技かはわかりませんが、少なくともサッカーや野球等、メジャーどころは去年の緊急事態宣言でスポーツ活動そのものが停止になりましたよね。
Jリーグも2020シーズンは開幕戦のみを終えて、第2節以降一切のスケジュールの目途が立たなくなりました。
そんな中2020年5月29日、ついにJリーグ再開の情報が入ります。

―――—ただし、無観客試合として

ただその時は、寂しいというよりも、やっとJリーグのある生活が戻ってくる、その喜びで胸がいっぱいでした。
しかし、ここで一つ問題が発生します。

FC東京の試合が見られない!

無観客試合ということは、スタジアムにいけない!
試合を見たいと思っても、TVで放送してくれるのは(地方ローカル除き)NHKで毎節1試合のみ!
(しかもFC東京の試合をやるとは限らない)
コロナ禍以前も毎試合見ていた訳ではありませんが、少なくても1か月に1度はスタジアムに足を運んで生観戦をしていました。
しかし無観客試合となったことで(有観客になったとしても人数制限があるため確実に行けるとは限らない)、Jリーグは再開はするのに、FC東京の試合がいつ見られるか分からないという危機に陥りました。
これは非常に由々しき問題。
何せ私のQOL(=Quality Of Lifeの略。“人生・生活の質”という意味。)がかかっているのです。

この時に初めてDAZN加入が頭を過ります。
しかしネックが、月額料金が1925円(税込)。
決して安い金額ではありません。
でもFC東京の試合は見たい…
我が家のTVもDAZN対応している…
けれど毎月約2000円…
そんな悩んでいる私の姿を見かねて、夫から一言。

「大人の趣味なんだからさ、毎月2000円くらいかけても良いんじゃない?」

その言葉が背中を押して、加入ボタンを押している自分がいました。
昨年7月上旬のことでした。

FC東京に釘付け

DAZNに加入した私は、毎節FC東京の試合…いえ、気になるJリーグの試合が見放題の環境により、週末になると食い入るように試合を見続ける日々を送りました。
コロナ禍で活動制限されている私にとって、まさしくQOLの向上に一役買ってくれました。
そんな中、我が家にある変化が現れました。

我が家ではTVが1台しかないため、サッカーの試合を見る時には必然的に夫にも付き合ってもらうことになります。
リーグ戦…ナビスコ杯決勝等、気付けばFC東京の試合を見る時には、傍らに夫がいつもいるようになりました。
食い入るように試合を観ている私を見て、夫も次第にFC東京に興味を持ってくれているようでした。

この頃の私は淡い期待を抱いていました。
これは、サッカーにあまり興味のなかった人(=夫)をFC東京サポに引き入れられるかもしれないぞ。
いつかコロナが落ち着いたら、FC東京グッズを一緒に身に纏い、夫婦でスタジアム観戦デートができるかもしれない。
あぁ!なんて素敵な夢!

――――しかしそんな私の夢の前に、強力なライバルが立ちはだかるのでした。

ライバル登場

2021シーズン
夫の「FC東京サポーター化計画」の最大のライバルとなるチームが現れました。

アビスパ福岡がJ1に昇格してきます。

以前、どこかで書いたことがあったかもしれませんが、夫は福岡県出身。
福岡をこよなく愛し、(野球は全く見ませんが)若鷹軍団もそらで歌える夫が、福岡とつくものに興味を示さない訳がありません。

「アビスパは5年に1回しかJ1に上がれないんだよね―――※」
「アビスパが時々J1にいるとき、速報とか見てたよ。」

※アビスパは何故か2001年以降、5年に1度J1に昇格し、1年でJ2降格するということが続いており、「5年周期」「5年ジンクス」等言われています。

DAZN加入前は、私が見てる横で代表戦を一緒に見ていたくらいだったのに、アビスパが昇格すると分かると、いきなり饒舌になる夫。
夫曰く福岡はアビスパよりもホークスが人気が高いと言うけれど、サポでもない人が結果をチェックするあたり、アビスパも根付いているのではないか?と感じざるを得ません。

かくして5年周期を破るべくJ1へあがってきたアビスパは、6連勝を記録するなどJ1でも破竹の勢いで勝ち点を積み重ねてきています。
現在3連敗中ではありますが、ジンクスを破るべく今後の活躍に期待しています。

そして新たな局面へ

という訳で、我が家では今シーズンよりFC東京とアビスパ福岡の試合をほぼ全試合観戦するようになりました。
しかしアビスパ福岡サポと化した夫の成長は止まりません。

先日6/20、DAZNにて鹿島vs仙台を見た後、そのまま浦和vs湘南を観戦しました。
鹿島vs仙台は後半アディショナルタイムのラストプレーで劇的な幕切れとなり、浦和vs湘南戦もまさかの湘南の逆転劇。
私個人としては、今気になるチームの試合ということで楽しみにしていたのですが、なんと夫も嫌な顔ひとつせず、むしろ一緒にのめり込んで見ていました。
今では、「〇〇さん(某チームの監督)話長いんだよなー。でも、そこが面白いんだよね。」「〇〇はこういう試合、勝ちきれんよね」などなど、夫なりの各チーム像を語っています。

つまり、1年間DAZNを見続けた結果、夫はJリーグそのものを楽しめるようになっていたのです。

DAZN加入して最初の頃は、モータースポーツくらいしか見ていなかった夫がです。
(隣で蘊蓄を垂れてる人がいたからかもしれませんが。)
残念ながら、FC東京サポーター化計画は頓挫しそうですが、いつか一緒にスタジアムに行ってサッカーを見る、という夢は叶いそうです。
(コロナが落ち着いたら、夫の実家に行く時に合わせて、アビスパの本拠地ベススタで観戦したいね、と話しています。)

夫には更にJリーグにのめり込んで頂けるよう、今後もスタジアムデート企画はじめ、私なりに精一杯活動を続けていきたいと思います。

【DAZNが我が家にもたらした効果の考察結果】
私のQOLは各段に上がり、純粋なJリーグファン(アビスパサポ)を1人生み出すことに成功した。



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