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制作する事、自己との対話
今日は好きな先生が個展をしている会場から遠隔で作品紹介をする授業があった。
先生は細々とした猫やタコなど可愛らしいモチーフを散らばせたシルクスクリーンの作品を作っている。基本の作品は背景色と、黒線で描かれた猫などのモチーフと、ベタ面で表された道具などのモチーフの三版に分かれていて、それを意図せずに重ね合わせる方法をとっている。
その出来上がった画は、無意識に組み合わさったものだがなにか物語が作り
ライブペイントの可能性
横尾忠則はライブペイントを事件という。私は大袈裟だなぁと白けながら展示室の中に入った。
神戸に横尾忠則現代美術館がある。私は失礼ながら横尾と岡本太郎をごっちゃにする癖がある。どちらも鮮やかな色彩を使うイメージがあって、激しく強い印象を持っている。私はあまりそういう直接的な表現に苦手意識を持っていた。
今回の展示では1980年代から始めたライブペイントで制作された作品が時系列順に並んでいる。ラ
「ジュラ紀に受け継ぐ」について
京都文化博物館では新鋭選抜展という、京都の若手アーティスト達の展覧会が行われている。その中でも大きく取り上げられているのが藤浩志の作品だ。
フライヤーには彼の作品の写真だけが裏表に計4枚も配置され、個展と勘違いするほどだった。
彼の作品は「ジュラ紀から受け継ぐ」と名付けられ、大量のおもちゃをくっつけて何頭もの恐竜を作り出し、その周りにおもちゃを並べてカラフルな空間を作ると言うものだった。インパク