よしだ

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東京近郊で写真撮影を承っております。ご依頼はお気軽にお問い合わせ下さい。 掲載データの転載はお控え下さい。

マガジン

最近の記事

Intel Core i5-12400でLightroom Classicに最適化したRAW現像PCを組んだ

以前〝Photoshop Lightroom Classic最適化PCの提案〟という記事を書いたんですけど、せっかくなので自分で組んでしまおう、という事で組みました。 まぁ、その、最適化したはずのDELL VOSTRO 3471が個人的な基準で余りにも、、、というのがそもそもの理由ではありますけれども。 パフォーマンスの問題もありますが、VOSTROのPhotoshop Lightroom Classic最適化のエントリーで〝BitLockerで暗号化される〟と書きました

    • FE 35mm F1.4 GM導入後1年後の感想

      FE 35mm F1.4 GM (SEL35F14GM) がやってきて一年と少々。 AマウントとFEマウントを併用しているので同じ焦点域のレンズがある場合、撮影環境や描写傾向でレンズ(マウント)の選択をするのですが、35mmに関しては原則FE 35mm F1.4 GM一択。 今までだと、ボケ質が気になる撮影の場合は35mm F1.4 G、ボケ質無関係な(或いは気にならない)撮影では35mm F2.8 ZAを選択し、それによって85mmや50mmといったレンズ(とボディ)の選

      • 通年実行したいカメラやレンズのカビ対策

        今回は私的カビ対策です。 交換レンズにチリやホコリが混入するのは多くの場合避けては通れない事ですが、カビに関しては発生を抑えるor増殖させない対策はあります。 カビ自体は〝生物〟なので、その生息環境を壊せば発生を抑えられ繁殖も抑えられる、というのが基本的な考え方です。 必要なメンテ用品は基本のブロアーやレンズブラシに加えて、除湿剤、除菌シート、保存用の密閉箱/密閉袋です。 個人的には色々使ってきましたが、使用頻度が高いものや代表的なものは都度リンクしておきますね。 では

        • メモリ速度とメモリチャネルとPhotoshop Lightroom Classic

          最近Adobe Photoshop Lightroom Classic関係というかPC関係のエントリーが多いのですが、今回は更に突っ込んだ内容です。 PCを構成するにあたりメモリの量は重要視されますが、メモリチャネルに関しては特に問題とされず、OverClock目的でもない限りメモリの動作周波数は大概スキップします。 これは当然の話で、メモリの量は換言すれば〝スロットを埋める事〟なので必然デュアルチャネル化される場合が多いし、動作周波数は原則CPUで決まってしまうので特に言

        Intel Core i5-12400でLightroom Classicに最適化したRAW現像PCを組んだ

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        • レンズ
          13本
        • PC/Lightroom関係
          5本

        記事

          SONY FE 85mm F1.4 GM (SEL85F14GM)

          FE 85mm F1.4 GM (SEL85F14GM)は2016年にSONY念願の自社ブランドトップエンドの第一弾として2470や70200と共に発表された単焦点レンズですねぇ。 2016年時点でFEマウント単焦点は初期メンのSonnar T* FE 35mm F2.8 ZAとSonnar T* FE 55mm F1.8 ZA、その後1年以上後にDistagon T* FE 35mm F1.4 ZA、 FE 28mm F2、FE 90mm F2.8 Macro G OSS

          SONY FE 85mm F1.4 GM (SEL85F14GM)

          Photoshop Lightroom Classic最適化PCの提案

          最近、PC関連のエントリーを書いていたら、ちょっとPCを弄りたくなってメインPCのメモリを64GBから96GBへ増設しました。 そうしたら信じられない事に現像速度が凄まじく向上しましてね… 最近の記事で使用している6100万画素のデータ、今まで100枚3分だったんですが、RAWデータ保存媒体がUSB SSDで2分30秒、NVMe SSDで1分20秒。 200%の高速化って有り得ませんよねぇ… 例によって安定せず2分10秒の時も有りましたけど、それでも50秒の短縮。 なんだろ

          Photoshop Lightroom Classic最適化PCの提案

          DELL VOSTROをAdobe Photoshop Lightroom Classicへ最適化

          普段、デジカメの現像ツールにはAdobe Photoshop Lightroom Classicを使用しているのですが、会社にIntel Core i7-9700が搭載されたDELL社のスモールPC (VOSTRO 3471)があったので、Adobe Photoshop Lightroom Classicに最適化する為に増設したり換装したりした顛末を長々…と書いてゆきます。 いちおう公式の最適化手順もありますけどねぇ、ちょっと今時な内容ではない。 最初に基本的な事ですが、P

          DELL VOSTROをAdobe Photoshop Lightroom Classicへ最適化

          Adobe Photoshop Lightroom Classicで使ってるPC

          今回はカメラではなく使用しているPCのマニアックな話。 人は速さには馴れますが遅さには馴れないので、カメラの性能に見合ったPCは必須だと考えています。 個人的な許容というか感覚として、RAW現像に費やせる時間は1枚2秒以下が理想。 1枚を等倍表示した時に1秒以下の一瞬が理想ですが、現実的には数十~数百枚現像処理をして1枚2秒程度なら問題なく、3秒だと少々遅く、4秒だと遅いです。 5~6秒になったら気長に待つしかない。 JPEG派の人はメモリはそれなりに必要でしょうけど、C

          Adobe Photoshop Lightroom Classicで使ってるPC

          MINOLTA AF MACRO 50mm F2.8 (D)

          既に終わったマウントであるAマウントは、終わったが為に価格の割に性能が良いスーパーレンズの宝庫で、同じレンズでもバリエーションが多数あり最初期(1985年)まで遡ると高性能なレンズが安価に出回っています。 今回はその中からMINOLTA AF MACRO 50mm F2.8 (D)を。 1985年のαシステム登場時から存在する古参/老兵レンズで、その基本光学設計のままSONYに受け継がれた長寿レンズですが、操作性などのアップデートが重ねられた為にリリース後放置されたようなシ

          MINOLTA AF MACRO 50mm F2.8 (D)

          MINOLTA AF MACRO 100mm F2.8 New

          今回のレンズMINOLTA AF MACRO 100mm F2.8 Newは1993年に発売された結構古いレンズで、このレンズを体験(所有)せずにαを語って欲しくないレベルの神々しさを放つレンズです。 1985年のMINOLTA αシステム発売後、1986年(昭和ですよ…)から存在するMINOLTA AF MACRO 100mm F2.8の後継として1993年に発売されたレンズですが、Newは初代からFHB(Focus Hold Button)と円形絞り、外見の変更を加えア

          MINOLTA AF MACRO 100mm F2.8 New

          スーパーアクセサリーSONY LA-EA5 マウントアダプター

          かつてマウントアダプターと言えばマニア向けのアクセサリーで、その〝遊び〟にはEFマウントのボディが標準でしたが、ミラーレスの台頭でその常識が変わり、現在ミラーレス機ではマウントを問わずアクセサリーメーカーから様々な商品が発売され、カメラメーカー純正でも用意されるような一般的なアクセサリーとなったと思います。 カメラメーカー純正品の場合は自社マウント資産の有効活用と言うか、新マウントのレンズラインナップが整っておらず、その拡充に旧マウントのレンズを用いて補完/延命するのが目的

          スーパーアクセサリーSONY LA-EA5 マウントアダプター

          Sonnar T* 135mm F1.8 ZA (SAL135F18Z)

          現在の人物撮影に於いて135mmと言う焦点距離は常用するのにギリの焦点距離と言う印象ですが、望遠レンズらしい圧縮効果が判りやすく出始める望遠レンズ入門的焦点距離のレンズで、かつて存在した〝人物撮影 85mm派 vs 100mm派〟では85mm派に属し、35/85/135の組み合わせで望遠側を担当するレンズでもありました。 135mmの単焦点はAFとなって以降各社発売はしましたが、フィルム時代は100-300や80-200mm、2000年前後には70-200mmや70-300

          Sonnar T* 135mm F1.8 ZA (SAL135F18Z)

          SONY Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA (SAL85F14Z)

          このレンズの説明にある〝被写体とのコミュニケーションがとりやすく、かつ緊張感が保てる距離〟って、コミュニケーションってのは声が届くかどうかだと思うのですけど、緊張感ってのがよく判らないのですよ… model : 志柿じゅみ Planar T* 85mm F1.4 ZAは、2005年にKONICA MINOLTAとSONYの協業が発表、その後2006年1月にKONICA MINOLTAはカメラ事業から撤退、事業がSONYに移管される事になるのですが、その後の製品発表で存在が

          SONY Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ZA (SAL85F14Z)

          SONY αの露出補正ダイヤルの意味

          FullFlameのFEマウントILCE系はグリップのある右側に露出補正ダイヤルがあるのですが、P/S/Aモードでの露出補正は前後のダイヤルで可能なので、わざわざ廻しづらく堅い(機種によってはロック機構のある)ダイヤルを回す意味は無いので通常使わないのでは? 使う、と言う人もいるかも知れませんが、少数派なのではないかと。 では何故あるのか? 理由はMINOLTA時代に存在したPa/Psモードに遡ります。 ※Paのaは本来は大文字 そも、PモードはAF動作が露出と連動してい

          SONY αの露出補正ダイヤルの意味

          グラビアちっくに使う35mmレンズ

          35mmレンズは水着グラビアな撮影の際には多用していて、殆どこれだけあれば足ります。 自分の撮影する水着系のカットは、イメージカットというか雰囲気写真ではない事が多く、必要以上に被写体がボケていない方が好ましいので、撮影手法的に必ずしも明るいレンズである必要は無く、焦点距離の長いレンズより35mmの方が絞り込まずに被写界深度とシャッタースピードが稼げるので都合が良いのです。 パースペクティブで考えても35mmは使い易いですが、全身を押さえるには35mmは気を遣うので50mm

          グラビアちっくに使う35mmレンズ

          FE 100mm F2.8 STF GM OSS (SEL100F28GM)

          このレンズを語る時、アポダイゼーション光学エレメントの説明に終始してしまう事が多く見られ、古参としては「これでは足りない」と思う事が多いので、このレンズがアポダイゼーション光学エレメントだけでなく、様々な工夫によって構成されている事を書きたいと思います。 独自研究も含まれているので企画/設計をした方々の意思とは違うかも知れませんが… 現在は価値の多様性なのか、STF同様の効果を持ちボケ質を売りにするレンズが存在しますが、通常モデルのバリエーションモデルやボケ効果のみを目的と

          FE 100mm F2.8 STF GM OSS (SEL100F28GM)