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フィンランド生活

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フィンランドの設計事務所でインターン生活をまとめています🇫🇮
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#建築家

出会いと別れ

出会いと別れ

今日は、2020年1月に人生で初めて
フィンランドの事務所の門を叩きにいき、
ポートフォリオを持って行ったあのときから
早3年が経ち、ボスのマルコとの最後の仕事日でした。

2020年3月に渡航予定が
コロナで延期になり、
2022年3月、2年越しにフィンランドへ渡航しました。

そこから、早11ヶ月残り1週間を切りました。
ボスとの距離も縮まり、熱いハグを交わし別れを告げました。

フィンランド

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作品にメッセージを

作品にメッセージを

帰国が来週に迫った今日
私は、帰国後にはじめる事務所のパートナーと話をした。

その会話の中で、
設計者として作品を通してメッセージを込めることが大切だと気がつきました。

それは、社会問題をテーマにしていたり、
批評性が含まれています。

例えば、land(e)scapeというプロジェクトがあります。

これは、私がインターンしているフィンランドの設計事務所のプロジェクトです。

都市化による農

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アフリカ人建築家のレクチャー

きょうは、ナイジェリア出身のアフリカ建築を見ました。

伝統的な模様がファサードに使われていたり、
高級層に向けた建築が多いと感じました。

プランは、コピーペーストのようなものが多く、かつての村の文化や暮らしが引き継がれていないように感じてしまいました。

そのような視点で、
ルームメイトとアフリカに関わる建築家のレクチャーを聞いていました。

平等の国

フィンランドでは、みんなが平等に扱われるべきという考え方が浸透しているので駅にも高齢者や妊婦用の席が置かれることがないそう。

若い人たちが、そこに座ってしまうこともあるので合理的でもないのだとか。

また、今日はフィンランド人の建築家の方と長野の話をした。

長野には、HONKAのモデルハウスがあったり
土地をいくつかかって桑畑や森、もみの木でのログを試しに作ったそう。

また、森にはお墓があり

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