岡島正樹

明治神宮前でフリーランス歴5年の34歳美容師です。このnoteは、数々の本を読んで学ん…

岡島正樹

明治神宮前でフリーランス歴5年の34歳美容師です。このnoteは、数々の本を読んで学んだ事や、日々の生活から自分で考えたことを、独立したときの30歳の自分に向けて分かりやすく書いたものです。それがたまたま同じような山を登っている人のためになれば嬉しいです。

最近の記事

美容師集客基本のキ 5

安心材料を揃える結局、SNSでもwebでも、やってることはチラシと同じなんですね。 そのチラシを見たお客様が、 「知らない人しかいなくて不安な」美容室に、 行こうと思えるまでの心理を考えます。 ・結果=圧倒的な仕上がりが手に入りそうな実績。 ・理由=なぜ自分は顧客の要望に応えられるのか、の根拠。 ・約束=保証がある。 ・客観性=お客様の声(レビュー)、他者の推薦。 ・緊急性=今すぐ行動しなきゃいけない理由。限定性など。 それをひたすら考えて、結果が良くなるまで作り直す。

    • 美容師集客基本のキ 4

      どのプラットフォームで発信するのか。 インスタでもTwitterでもyou tubeでもgoogle検索でも、 そのプラットフォームにより集まる人の属性は変わります。 インスタよりTwitterのほうが多少のアンダーグラウンド感があるし、ググる人は大人世代が多くなりますし、テキストを読んでじっくり探したい人が多い。 you tubeは物を選ぶときに利用するのは一般的ですが、美容室を選ぶのに使うのはアグレッシブな層。アンダー30くらいがまだメイン。 なのでペルソナを意識し

      • 美容師集客基本のキ 3

        仕事の本質は誰かの問題解決美容師ってお客様の髪型をデザインする仕事ですが、 そこを仕事の定義として捉えると、提供する幅が狭まります。 人が美しくなる事を目的とし、技術を提供したり、手段、知識などを伝えたりして啓蒙すること。 と捉えると、極端な話カットしなくてもよくて、美しくなるための情報を提供するだけでも成立する場合もあります。 パーソナルカラー診断師だってある意味美容師だし、化粧品のアドバイザーさんも、やっていることは同じ。 別にお悩み相談だけでも需要はある。 その

        • 美容師集客基本のキ 2

          「自分のポジションを決める」ターゲット、ペルソナ(ターゲットをより詳細に仮想で設定したもの)の設定をします。 「どんな人に来てほしいのか、誰の問題を解決したいのか」 はじめに一番大事なことです。 ターゲット(的)があり、はじめてコンセプト(矢)が刺さります。 ターゲットは絞ったほうがいいですが、プラットフォームごとに絞り別々のターゲットに発信してもいいです。 インスタ、ブログ、Twitter、youtube、Tik Tok、チラシ、、。 集まるユーザー層がすべて変わってきます

        美容師集客基本のキ 5

          美容師の集客基本のキ

          SNSでもSEOでもホットペッパーでもチラシでも。 集客したいのなら、 心理的ハードルの低いところで来てもらって、そこで事例を作り、写真や動画にして、 自分の売りとして売り出す。 ヘッドスパ →トリートメント →カラー →パーマ →カット の大体こんな順番で、お客様からすれば来店ハードルが上がります。 まずはトリートメントやカラーとかのモニターで来てもらって、信頼関係ができたらその先の施術をさせていただき、動画や写真の素材を手に入れて発信します。 これしかありませんし、全員

          美容師の集客基本のキ

          [マーケット感覚を身につけよう]で美容師における美容師以外の競合を考えてみた

          マーケット感覚とは、今ある市場や新しい市場を深く考えて、有利に勝負していくポジションを見つけられるための感覚(スキル)です。 美容の市場を深堀りしてみましょう。まずは美容師の競合。 普通に考えると他の美容師、美容室なんですが、それ以外の競合ってなんでしょうか?同業他社以外の競合を考えてみます。 美容室は髪を切ったりパーマをかけるところ。 その技術をお客様に売っているうちは、技術をお客様に売っている他のスタイリストだけが競合ですね。 では、そのノウハウを同業に売り出したら、同

          [マーケット感覚を身につけよう]で美容師における美容師以外の競合を考えてみた

          [ヘンテコノミクス]から、500円の送料無料につられ10万円の消費に繋がりそうだった理由を書いた。

          行動経済学って、人が何かを買ったり決めたりする時に、合理的に決めるわけじゃなく、それがどういう深層心理で行動するのかの心理学のことです。 なのでそれ系の本は商売している人間にはもはや実用書です。 有名なもので、名著「ファスト&スロー」 https://www.amazon.co.jp/ファスト-スロー-上-あなたの意思はどのように決まるか-ハヤカワ・ノンフィクション文庫/dp/4150504105 がありますが、最初読んだ時、難しいことを難しいまま書いてあるので読むのが

          [ヘンテコノミクス]から、500円の送料無料につられ10万円の消費に繋がりそうだった理由を書いた。

          [FACTFULNES]で事実を前提に物事を考える

          結論としては、 事実として世界は常に良くなっている。 でも人は様々な本能から現状を悲観しがち。 だから統計をもとに物事を考えよう。 ってことだと思います。 FACTFULNESは、ビル・ゲイツが内容に感動し、アメリカの大学卒業者の希望者に配ったといいます。 それを聞いて読みましたが、まさに名著でしかなく、非常におすすめです。 著者のハンス・ロスリングさんは医師であり統計学者です。 本を読むことで読んだ人の体験が増えるわけではないので、それ自体がその人のバックボーンに

          [FACTFULNES]で事実を前提に物事を考える

          「1分で話せ」と、サービス業においてのプレゼン

          この本は、伝えたい相手に、どうしたら伝わるか。 そして伝える目的と手段を明確にする本です。 普段のカジュアルな会話での話というより、 よりビジネスライクな場面での活用。 結論(伝えたい事または相手に動いてほしいこと)→根拠3つ(なぜならば)→その3つを掘り下げる プレゼンに関してこの本が伝えたい事は、これに尽きます。 あとはそれを掘り下げて、プレゼンの目的心構えやポジショニング、その他プレゼンに挑む前のマインドセットなどが入ります。 そもそもプレゼンの最終的な目的とは

          「1分で話せ」と、サービス業においてのプレゼン

          2020年6月30日にまたここで会おう

          著者の瀧本哲史さんは2019年に、47歳の若さで亡くなりました。 その瀧本さんが2012年に東大で行った講義録がこちらの本です。 瀧本さんは、いつも20歳までの若者に向けてメッセージを送っています。 その他の著書でも、交渉力や決断力などの、自分のまわりを変えていく武器を渡していくような内容になっています。こちらの本でもそういった内容はチョコチョコ出てきます。 僕の中でこの本の中から特に忘れてはいけない内容は、 「盗めないものは、なんだ?」でした。 一つは、内部で何をやってい

          2020年6月30日にまたここで会おう