一般社団法人 "表現の学校"

わたしたちは「1人1人の自己表現」を支えていきます。ココロやアタマの奥底にある&quo…

一般社団法人 "表現の学校"

わたしたちは「1人1人の自己表現」を支えていきます。ココロやアタマの奥底にある"思い"や"考え"を、ヒトにもジブンにもわかりやすく、つたわるように手助けするメソッドとツールを開発・提供しています。

最近の記事

21世紀型能力を見つめ直す。

「表現の学校」という名前を紹介して、よくいただくのが「それって受験勉強じゃない感じの勉強とかですか?」という質問です。確かに新しい学力や芸術系のイメージにつながりやすい名前ですね。  そこで、今回は「学校」が育成する「能力」と私たち「表現の学校」をテーマにしてお話していきます。 20世紀型と21世紀型 「能力」は、よく使われている言葉ですが、大きな言葉なので「20世紀型能力」と「21世紀型能力」の2つにわけて整理します。  「20世紀型能力」とは、昔ながらの(おなじみの

    • 体験からはじめる読書感想文の書き方

      1.読書感想文は「体験」からはじめよう! さっそくですが、以下の図は読書感想文が書けない!と困っているときによくある悩み・壁などを整理した図です。  このような壁を生み出しているのは、学校で教えてもらう読書感想文の書き方である「まず、本を読み終えてから感想を書く」という習慣です。 「読書感想文なんだから、読まなければ感想が書けないじゃないか!」 と、ビックリする方もいるかもしれません。  しかし、感想というものは読む側に本を受けとめるための心の準備ができていてはじめて

      ¥200
      • 今からでも間に合う、五輪感想文の書き方

        オリンピックの感想文  今年は「オリンピックを見て感想文をかきなさい」という五輪感想文が夏休みの課題になっている学校もあります。この課題を聞いたときのリアクションは以下の4つにわけられると思います。 ① 読書でも五輪でも、感想文は得意 ② 好きな選手はいるけど、感想文は苦手 ③ 好きなスポーツはあるけど、感想文は苦手 ④ そもそもオリンピックへの興味が薄くて、困ってる  きっと、①の人はすでに書き終えてますね。  今回は②③④の人の助けになれば嬉しいです。特に④の「そも

        • 「表現の学校 と 読書感想文」

          読書感想文のミスマッチ 読書感想文といえば、小・中学生の夏休みの宿題として、 「夏休み中に本を1冊読んで、感想を自由に書くように」  というのが定番です。  基本的には本を読んだ感想なので、テストのような採点や評価はなく、自分が思ったことを書いて提出する自由度の高い課題です。  たしかに、自由に書くようにと指示される自由度の高い課題ですが、すべてが書き手である生徒の裁量に委ねられてはいません。例えば、学年ごとの設定字数・求められる書き方(構成)・感想文の方向性といった

        21世紀型能力を見つめ直す。

          「タブレットが "新しい学び" をつれてくる」

          タブレットが "学び" を変える 現在、生徒1人につき1台のタブレットが導入され、GIGAスクール構想がすすめられ、変化の時期を迎えています。このGIGAスクール構想は、文部科学省のHPでは以下のように紹介されています。 1人1台端末環境は、もはや令和の時代における学校の「スタンダード」であり、特別なことではありません。(略)最先端の ICT 教育を取り入れ、これまでの実践と ICT とのベストミックスを図っていくことにより、これからの学校教育は劇的に変わります。 この新た

          「タブレットが "新しい学び" をつれてくる」

          「カチョエペペを通じて見えたもの」

          食育を通じた学び 4月10日に "表現の学校" の初のイベントを、コワーキングスペースBreathさん(@Breath_mitaka)と共同開催しました。今回は「食育」を通じて、学びや知的好奇心の幹を太くすることを目的としたイベントです。 料理は「カチョエペペ」という、ちょっと聞き慣れないパスタの仲間です。 実は、最近ではサイゼリアでも見かけられるそうですが、当日はスタッフも一緒に「一体どんな料理なんだろう?」と、未知の料理・文化と向き合いました。 食育教室のようす 「食

          「カチョエペペを通じて見えたもの」

          「生きる知恵」と表現

          「生きる力」このワードをどこかで、聞いたことがありませんか? 「生きる力を育てる」 「生きる力を伸ばす」 「生きる力のある子」 といった、感じです。 学校や子どもの教育に近い場所で耳にしますね。 ところで「生きる力」って、 具体的には一体、何なのでしょうか? 社会で生き抜くための競争心なのか、  本当にサバイバルな環境での生き抜く術なのか。 学校での勉強のことなのか、  勉強を仕事に活かすことなのか。 自分の考えを伝える表現力なのか、  それとも表現するための知識

          「生きる知恵」と表現

          社団法人 "表現の学校" 設立秘話

          はじめまして、"表現の学校" は社会、人生のあらゆる場面で必要になる表現力の下地となる「生きる知恵」の共有を目的とする一般社団法人です。 さて、第1回である今回は "表現の学校" 設立の経緯を紹介します。 『メンバー紹介』別の道を歩んでいた3人が出会い、 1つのキーワードをきっかけに意気投合したことで、 一般社団法人 表現の学校 は設立されました。 安藤は構成作家・文筆家・講師 本多は行政書士・コワーキングスペースのオーナー 岩瀬はデータアナリスト として、それぞれに

          社団法人 "表現の学校" 設立秘話