「生きる知恵」と表現
「生きる力」
このワードをどこかで、聞いたことがありませんか?
「生きる力を育てる」
「生きる力を伸ばす」
「生きる力のある子」
といった、感じです。
学校や子どもの教育に近い場所で耳にしますね。
ところで「生きる力」って、
具体的には一体、何なのでしょうか?
社会で生き抜くための競争心なのか、
本当にサバイバルな環境での生き抜く術なのか。
学校での勉強のことなのか、
勉強を仕事に活かすことなのか。
自分の考えを伝える表現力なのか、
それとも表現するための知識なのか。
いろいろと候補が頭に浮かんでは消えていきます。
「具体的に説明してほしい」と言われると、
頭でわかっていて、
喉まで答えが出てきているのに、
きちんとは答えられないもどかしさがありますね。
「生きる知恵」
そこで、私たちが提案するのは「生きる知恵」です。
「生きる力」を身近で、わかりやすく、身につけやすいものにしました。
一言でいうと「生きる知恵」とは「知識を表現に結び付ける知恵」なのですが、これだとまだわかりにくいですね。
例えば、
「自分の経験を過去や他者と比較して、人生設計を描きだす」
「計画の全体像を把握して、適切に自分の行動を決定する」
「あふれんばかりの情報から、必要なものを選択して自分の考えを導く」
など、
自主性を必要とする行動や思考の背景にあるのが「生きる知恵」です。
だんだん、わかってきた気がしませんか?
「表現の学校」
「知恵を身につけて、表現が得意な人になる」というのが、表現の学校の目的です。
そろそろ、お気づきかと思いますが、わたしたち 表現の学校では「文章や芸術」などの「一般的な表現」だけでなく、1人1人に眠る「考え・思い」や「可能性の種」を学校や社会で伝えたり実現したりすることを含めて表現と呼んでいます。
広い意味での「表現」と、その方法をステップバイステップで、手も頭も心も動かしながらワークシートやカードゲームを通じて身につけて、人間的成長を促すことが、わたしたちの大きな目標です。
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