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今からでも間に合う、五輪感想文の書き方

オリンピックの感想文

 今年は「オリンピックを見て感想文をかきなさい」という五輪感想文が夏休みの課題になっている学校もあります。この課題を聞いたときのリアクションは以下の4つにわけられると思います。

① 読書でも五輪でも、感想文は得意
② 好きな選手はいるけど、感想文は苦手
③ 好きなスポーツはあるけど、感想文は苦手
④ そもそもオリンピックへの興味が薄くて、困ってる

 きっと、①の人はすでに書き終えてますね。

 今回は②③④の人の助けになれば嬉しいです。特に④の「そもそもオリンピックへの興味が薄い」人は、白紙のままで何もしてない人もいるんじゃないでしょうか?

では、早速はじめていきましょう。

まず、自分を振り返る

 自分自身の長所と短所や、挑戦したいこと・悩んでいること・年末までに達成したいこと・最近の成功や失敗 などを書ける範囲でいいので書き出してください。「宿題を忘れて怒られた」でも、「部活で個人記録を更新した」でもいいです。

次に、つながりを見つける

 の場合には、選手やスポーツの背景を調べます。選手の経歴スポーツの成り立ちなどですね。調べているうちに自分の振り返り違うところ同じところに気づいたらメモします。

 の場合には、なにから始めればいいかが難しいと思います。ですので、ニュースをキッカケにしてみてはいかがですか? 例えば、金メダルを獲得のニュースで心に残るものがあれば今回のテーマにしましょう。そして、②③の場合と同様にリサーチして自分の振り返りとくらべてみてください。

実際に、オリンピックを見る

 TV放映は終了していますが以下の民法オリンピック公式動画サイトで見ることができます。

 「自分の振り返り」や「調べたこと」のメモを片手に視聴することをおすすめします。

感想文の型とすり合わせる

 以下の記事にある読書感想文の書き方ワークシートを参考にして、感想文を整理します。何かを体験して作文するという点では共通していますので、も共通です。
※読書感想文用なので文言に違和感がありますが、適宜修正してください。

 「これまでの自分の反省点」に今回取り上げる自分の振り返りを書き込みます。振り返りはオリンピックとのつながりがあるものがベストです。つながりがなければ、もっとも力を入れたいものを記入してください。

 次に、「これまでの自分の反省点」の右の欄に具体的な体験などを書き込みます。この2つの欄が今回の五輪感想文のテーマになります。残りの空欄を「視聴したこと」「ニュース」「調べたこと」などを参考に埋めていくことで感想文の下書きが完成します。

読書感想文との違い

 読書感想文は本を読んで、自分の思ったや感じたことを書けば完成ですが、五輪感想文は試合を見ただけで書くのは難しいです。もともと、選手やスポーツについて詳しければスラスラと書けるのですが、書くための材料が足りていないことが多いからです。

 感想文として課題には出されていますが、事前の知識が必要になることから自由研究の仲間として捉えたうえで取り組む方が書きやすくなります。

 自分の体験や思いを他者に伝える良い訓練の機会として、取り組んで見てください。

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