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同志社大学神学部が2021年度からオンライン聴講制度をスタート

 今夕は、キリスト新聞社主催のこちらのウェビナーに参加していました。

 大学教育と教会のこの一年についての総括と、今後に向けた展望。非常にあっという間な2時間+αでした。Zoomはほぼ毎週のように(所属教会の礼拝のため)使っていますが、参加者の顔が映らないウェビナー方式はほとんど経験したことがなく(初めてだったかも)、これはこれで新鮮な体験でした。
 本編で一番印象的だったのは、コロナが終息したとしても「完全に元に戻すのはもったいない」という内容。デジタル面で何周も周回遅れしているからというハード面の理由だけではなく、今までの時代に「取り残されてきた人々」の視点も大切だなぁと感じました。

 早速動画が公開されています。

 終了予定時刻を多少オーバーするほど盛り上がったウェビナーの最後に、司会の松谷さん(社長)が、恐らく普段通りに「告知はありませんか?」とパネラー3人に呼びかけました。それに応答された小原先生のお知らせが、個人的には非常にビッグニュースでした。

 このサイトでは「オンライン対応科目は3月下旬に神学部ホームページにおいて授業形態(オンデマンド型、双方向型等)とあわせてお知らせする予定です。」と記されていますので、もうじき出るのではないかと思います。

 ただ、春学期の受付時期が間近に迫っていることも書き添えておきます。

 小原先生の話では、講義テキスト(書籍)を郵送するサービスも行うんだそうです。それに対し松谷さんが「進研ゼミみたいですね」と返したところ、小原先生は「真剣です」と。見事でした(^^;;

 その勢いのままにこの記事を書いていますが、よくよく考えたら(教派的に)より身近なこちらでも同様の制度が始まることを思い出しました。

 一長一短があるかと思いますので、比較検討されることをお勧めします。
 いずれにせよ、キリスト教(神学)を学ぶハードルが格段に下がる取り組みであることは間違いありません。教会の礼拝もオンライン化が進みましたが、それと同様にこの聴講も、キリスト教信仰の有無に関係なくしていただけるかと思います。
 キリスト教に関心のある方、ぜひご検討ください。

 追加した見出し画像は、暇つぶしに立ち寄ってみた同志社大学京田辺キャンパスです。神学部はこちらには無いんですが(^^;;
 ちなみに、ウェビナーの中で紹介されていた「京都・宗教系大学院連合」というのも非常に興味深いなぁと感じました。さすが京都というか…


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