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今はない景色はタイムスリップして見ればいい

僕の地元は開発により古い建物は新しくなり狭い道は大きくなっている。
通っていた幼稚園小学校中学校は跡形もなく姿を消し綺麗な校舎が今は建っている。
その進化は今でもどんどん進んでいる。
街の開発は思い出の土地が消えるからとか立ち退きが嫌な人が声を上げ反対されるイメージだが個人的にはどんどん時代に即した進化を地元にもしていってほしい。地元の成長する感覚はおそらく子供が成長する喜びに近い感覚だろう。
地元がそのままであってほしいと声を上げる人は子供に幼い頃の可愛い姿のままであってほしいと思う毒親と近い。

そんな地元で昔遊んだ光景を思い出そうとすると最近は夢と交錯してしまう。
あの時歩いた道
あの時眺めた風景
あの時遊んだ公園
思い出というのはキラキラしていて、キラキラした夢と重なる。
夢は寝るとほぼ見るのだがこんな弊害があるとは。笑

でも今はテクノロジーがある。
Googleマップでアーカイブがあれば昔の風景も見ることができるのだ。

僕の地元は2010年9月からの風景を見ることができた。
2010年以降生まれた人たちはいつだってタイムスリップ可能だ。
実に羨ましい。

当時の風景を思い出し再認識するには誰かが撮ったどこにあるかわからない写真や映像を追い求めるか友達と記憶を擦り合わせるしかない。

こうして記憶と夢が交錯してしまうのは歳を重ねると共に増えていくだろう。
中学で健闘した部活での思い出や
高校で一致団結した学生生活の思い出
これらもいつか夢と交錯していく。

そうならないためにも遠くの地元に住んでいる友達と定期的に会い昔話に花を咲かしたい。
大切な思い出が夢へと変わらないうちに。

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