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感想:NHK BS1スペシャル「改善か 信仰か~激動チベット3年間の記録~」
録画しておいたのをさっき見たのでひとことだけ感想。チベット仏教の聖地が中国政府の「改善」政策により観光地として開発されていく3年間の記録。僧侶は追われ、あるいは自らに火を放つ。教育を通じて宗教から引き離される人々。「遅れた」「貧しい」人々を進歩させると真顔で言う役人。聖なる鳥葬の場に押し掛ける観光客。彼の地の生活水準が低かったのは事実で、その意味で全く理がないとまではいわないが、とても正視できない
もっとみる『若おかみは小学生!』感想
知り合いの間で絶賛されてた『若おかみは小学生!』を見てきたので手短に感想。
小学6年生の主人公おっこが突然、祖母が営む温泉旅館の若おかみになってしまって奮闘するという、講談社青い鳥文庫の大ヒット作。『なかよし』でマンガ連載、深夜枠だがテレビアニメ化もされている。どうみても女児ターゲットな作品であるわけだが、どうしたものか男女問わず大人たちが絶賛してるとなれば、加えて高坂希太郎監督の15年ぶりの新
『ペンギン・ハイウェイ』感想
『ペンギン・ハイウェイ』、やっと見てきたので手短に感想。
レビューが真っ二つに分かれてる。悪い方は「意味がわからない」だの「おっぱいばっかり」だの「森見っぽくない」だのとさんざんだが、いい方は「さわやか」とか「懐かしい」とか「いとしい」とか絶賛。個人的には後者。
実のところ、ポスターとかのキービジュアルでずきゅーんと来ちゃったのだが、見てみてさらに大興奮。飛び出すペンギン。転がるペンギン。迸る
Chauvinist Pigについて
上映最終日になんとか間に合って『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(Battle of the Sexes)を見てきた。感想はブログの方に書いたんだが、ちょっとずれる個人的な思い出なので書かなかったネタを手短に・・と思ったがちょっと長くなった。
まずはちょっとした黒歴史的な思い出から。1990年代初めごろ、勤務先からの派遣で留学することになって、会社持ちでGMAT対策の教室に通わせてもらっていたこと
『カメラを止めるな!』感想
昨日に引き続き、ようやく時間ができて見てきた『カメラを止めるな!』、手短に感想。この作品はネタバレしてしまうと台無しなのでネタバレはなし。
公式サイトをみると「とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。”
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』感想
昨日に引き続き、ようやく時間ができて見てきた『ジュラシック・ワールド/炎の王国』、手短に感想。重大なネタバレはなし。
例のシリーズの第5作め。新展開だがある意味先祖返りともいえる。
売れる限りはどこまでもネタを引っ張るハリウッドの商魂は今回も健在、猫まっしぐら、という第一印象。何せアメリカ人は恐竜とサメが大好きだから、まだまだ続くんだろう。
とはいえ、少しアプローチがこれまでとはちがっていた
『未来のミライ』感想
『未来のミライ』、ようやく時間ができて見てきたので手短に感想。重大なネタバレはなし。
細田守監督の新作ということで前評判が高かったが、公開後何やら少し元気がないっぽい。レビューもあまり芳しくないのが多くて、おおざっぱにまとめると「主人公のくんちゃんに共感できない」「主人公一家が裕福すぎて現実味がない」「たいした事件が起きず面白くない」「シナリオにまとまりがなく意味がわからない」ぐらいに集約で