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社会人9年目になった今

この4月で社会人9年目になりました。

就職活動の末になんとか流れ着いた会社で、ささやかな入社式を迎えたあの時が、社会人としての私のキャリアがスタートした瞬間でした。あれからもう9年が経つのか…と思うと感慨深いものがあります。


社会人になったばかりの頃は、無知で無能なピヨピヨサラリーマンで、とにかく目の前の仕事を消化していくことばかり考えていたなぁ…と思います。

今の私は、単にタスクを消化することよりも、いかに自分一人で抱え込まずに周囲の人を巻き込んで仕事をすることや、そのために現状をどう分析して、どうやって他の人に上手く言葉で説明するか、ということが課題だと思っているので、お仕事のレベルは上がったような気がしています。

ただ、これはどちらかというと仕事に「慣れた」という部分や、私の周りにいる優秀な先輩方が的確にフォローして下さった部分がとても大きいです。

なので、周りからフォローされる機会が少なく、自分から動いて掴みに行くような業務知識・専門知識みたいな領域は、そんなに深くは身についていません…。

私の勤め先は、事業会社の情報システム部門なのですが、正直パソコンとかサーバーがどうやって動いているのかみたいな、基本的な原理原則をあんまり理解しないまま9年目に突入してしまった感があります。今はクラウドサービスの時代ではありますが、パソコンの知識はあった方がいいなという思いがありますので、「OSを自作すべきか…」とか「個人的にサーバーを構築して運用しようか…」と割と真剣に悩んでいます。


あと、今年度になってから、部署の方針で若い社員のスキルアップをはかるため、なんか私がプロジェクトリーダーに任命されました。百戦錬磨のつよつよベテランのフォローを受けながら、プロジェクトの取りまとめをしたり、定期ミーティングで偉い人に進捗報告をする立場になりました。無知で無能なピヨピヨサラリーマンだった頃から比べると格段の進歩です。

ですが、私の同級生や後輩たちには、若くして管理職や役員となった者や、起業して社長になった者など、ビジネス戦闘力に長けた者が何人もいて、Facebookでビジネスでの成果を披露しています。今の私がやっていることなんて、彼らは20代のうちに経験しているはずなので、そういった層からは水をあけられて追いつけない感はあります。

とはいえ、この厳しいご時世であっても、サラリーマンとして収入を確保し、成果を出すことを期待されながら打席に立つことができていますので、そこは感謝しています。ここでは掘り下げませんが、この打席で自分が納得できる成績を上げるためには、自分がやってみたいことと、他の人から期待されていることと、自分の実力でできることの3つを見極めて実践することが大事だと思っていますので、他人の真似ではなく自分自身の力を発揮できるように工夫していきたいです。