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わたしは女性に戻りたい

ある方に、
おもわず目がてんに
なること 

「あなたは偽りの人生を生きてるね」

と言われたわたしは

偽りの人生ってなんだろう?

って考えるように
なりました。

今までずっと
信じていたものや
望みって
何だったんだろう?

自分に嘘ばかり
ついていたのかな?

そもそもわたしの
望みは

自分や家族やお客様が
幸せになりますように

というざっくりしたものであって

幸せという定義が
よくわからない

まず笑っていれば幸せというか

でも心の底から
満たされるという
ことが
なかったんです

いつも
どこかに
あなが空いてる感じがして

心がいつも
すうすうする。

なんか足りない

他人から見たわたしは
きっと幸せそうに
見えてたはず。

家族が健康で

ちゃんと家があって

好きな仕事して

いつも笑ってて。

何にも不自由なさそうで

そんなふうに
見えてたんだろうなあ

確かにそうでした。

でもいつも寂しさを
抱えていました。

でもどうしようもなかったんです

今の現状では
どうにも解決しようのないことでした


わたしは
心に穴が空いてることを

自分で認めたくなかった

それを考えたくなかった

だからいつも
何かと忙しくしていたんです

考えなくてすむから

認めなくてすむから

そうしてるうちに

いつの間にか
寂しいという
氣持ちすらも
埋もれてしまって

わからなくなっていたんです

偽りの人生を生きてるねと
言われるまでは。

そうして
少しずつ
わたしは

自分の体にたくさんの
穴が空いてることに
氣づきはじめました

すると、
今まで感じなかった
猛烈な
何かが
わたしの中で動いていくのを
感じるようになり始めました。

わたしは
急に

ある感情が湧いてきました

女性になりたい

女性に戻りたい

それを口に出した瞬間

おもわず

うわーんと

まるでこどものように

泣いていました

あまりに溢れ出てくる感情を

声を抑えられず

おもわず車に乗り込みました

そして声をあげて
わーわー

泣きました。

わたしは

子どもに戻ったように

ひたすら泣いて泣いて
泣き続けました。

こんなに声をあげて
泣き続けたのは
いつぶりだろうか

思い出せませんでした。



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