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日々の日記Vol.46 2024年1月22日~1月28日(一週間分まとめてアップ)
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昨日の夜からのどが痛くなったので、日曜から月・火にかけての自転車旅行は延期。今年初の自転車旅行だったのに残念。
でも、先週から弁当を作る習慣が出来上がり、次の旅行には携行性の高く安上がりな弁当を用意できるだろう。
…などと思っていたら喉も完治したので、外へ出て自転車旅行に出た。
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東京から出発してさいたま市を経て、群馬県の館林市までおよそ70キロの道のりだ。
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前半は良い天気だったが、午後2時くらいから雲行きが怪しくなり、途中地点の駅前駐輪場に自転車を止めて帰宅。夕方に東京へ戻ると予想通り雨だった。次こそは目的地に到達したい。
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東京から大阪、京都やそれ以上の遠い場所でなら、現地の食を味わうのも旅のうちなので、弁当持参しないが。首都圏ならおにぎりや焼きそばパンと麦茶、コーヒーを持参の旅はだいぶ食費を節約できると思うし、山林や海辺で弁当を広げるのもおつなものだ。
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今度は彼女と一緒に弁当作って、ピクニックにでも出かけたい。
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昨日より快晴。自転車旅行を再開。
道は平たんで自転車は思ったより早く快適に進む。
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歴史では、群馬県の新田義貞が鎌倉へ向かって南へと進軍した。
この平たんな関東平野であれば容易いと体感する。
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途中までは地平線いっぱいの青空で心現れる思いだったが、途中から雲行きが怪しくなった。
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北へ進め進むほど雲行きは怪しい。
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自転車は自治体の指定する駐輪場においてから電車で帰宅。車窓から見る空も晴れ晴れとしており、後悔した…と思いきや、新幹線でトラブルが発生していた。
わたしは在来線で帰ったのだが、新幹線から在来線に乗り換えて帰れる人はそうしたであろうから、混む前に帰宅できてよかった。
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明日もスケジュール空けてある。
筋肉痛も出るだろうから、寝て過ごすとしよう。
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ホッブスの『リバイアサン』でH君と語ったことを思い出す。
彼は国家と強制力がなくなった瞬間、ホッブスの言う「人は人に対して狼」となり、「万民の万民に対する戦争状態」になるのだろうか?わたしに問うた。
この問いは永遠にはっきりとした答えは出ないだろう。
プラトンの『国家』にも「ギュゲースの指輪」という架空のお話があって、透明人間になった男は女を襲い、その夫を殺害してしまう。しかし、プラトンはこの話に対し、性善説寄りのスタンスで自説を展開する。
ジョナサン・ハイト著『社会はなぜ左と右にわかれるのか』にもこの話が出てくる。ハイト氏が言うに、悪事は世間の評判を気にしてバレないように行われる。だから、この「ギュゲースの指輪」の話はいかに的を得ているかと賞賛していた。
私も『リバイアサン』や『社会はなぜ左と右にわかれるのか』にあるような性悪説寄りなのは実体験に起因する。
激甚災害で水道まで止まった事態を運悪く複数回経験している。行政や警察署が機能しなくなると、火事場泥棒な行動を行う人がどうしても出た。
震災に乗じた掠奪、性的暴行事件などが典型例だろう。
だから『リヴァイアサン』で述べたように警察や軍隊という暴力装置と強制力を国家が組織してルソーが言うやりたい放題、勝手気ままで利己主義な「自由意志」を押さえ込み、勝手気ままに放火、強盗、殺人をできないようにしなくてはならなくなる。
なのだが、これはごく一部の話。大多数は逆にみんなで助け合ったりしていた。
わたしの体感的には激甚災害で「生まれ持っての善」を発揮する人が9割以上。
「生まれ持っての悪」を発揮して火事場泥棒な行動を起こす人は1割未満だと感じている。
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生まれ持っての猫がおねだりしていないか、そろそろ様子見に向かう。
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先週の1月20日に思い付いた「うそ思い出」の続きを練る。
何時代にしようかな…
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ウェブ上で痛い厨二病ネタを見ていたらウソ多重人格ネタが複数あった。
そこで、フィクションの多重人格をクリエイトしてみようと考える。
架空人格その1
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飯食うと必ず片目つぶる
多重人格その2
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ブラッシングされるのが好き
多重人格その3
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ひなたぼっこ大好き
…あ、これじゃ多重「猫」格だ。
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「地縛霊」という言葉がある。
土地に縛られてその土地から出られない幽霊を指すという。
そこで思う。だったら土地を動かせば旅もできるだろう。
アメリカではもっと大きな家屋を運搬でき、廃校になった校舎を運搬したりもする。
地面も岩盤凝固剤を注入して凝固させれば運搬もできるだろう。
家が移動するなら運搬技術の発展により、建物を宇宙に飛ばしたり、月や火星の拠点となる建物を運ぶ日もくるだろう。
そうなると、宇宙空間の怪談も出てくるだろう。
そんなことを雑誌「Wedge」のアーカイブにあった見出し「宇宙が戦場になる日」をみて「宇宙が怪談になる日」も来るだろうと考える。
そうなると、いまから近未来怪談を考えて創作してみるのも面白いではないかと考える。
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幽霊はなぜ現れるのか?
諸説あるが古今東西の言い伝えでは後悔の念を残したまま死ぬと幽霊になるとされる。
シェイクスピアの『ハムレット』では、暗殺されたハムレットの父親が、無念と後悔の情を抱いたまま幽霊となり、地上を彷徨う。
植民地時代のフィリピンの城に出るお姫様の亡霊は死してなお好きだった歌を歌い続ける。
近世日本の夜泣き石伝説では死してなお産んだばかりの我が子心配で成仏できず、飴を買い与えた。
古代ローマ人は幽霊も食事を行うと信じ、床にフレスコ画で食物を描き、死者へのお供えとした。
と、世界各地の事例を並べると生前の欲求を死後も満たそうとする人間臭さが共通する。
ならば、生前に美容が好きだった幽霊は化粧品等を求め、入手すればより美しくなろうと磨きをかけるであろう。
さて、今現在ポップアイコンと化した貞子を仲間由紀恵さんが演じていたことがある。
となれば、幽霊に化粧品をお供えしてみたところ仲間由紀恵のような美人となって現れるだろう。
しかし、化粧を落としたその顔を見てはいけない。見たら後悔するだろう。
思うに、古事記のイザナギとイザナミが黄泉の国で再開したとき、夫のイザナギは妻イザナミの言いつけを守らず妻の部屋へ上がり込んだ。すると、そこには醜いイザナミがいた。こうしてイザナギは怒り狂ったにイザナミ追いかけられたのだが、世の中には知らない方がいいこともある。
「化粧中の顔を見るな」そんな教訓とも言える。
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さて、猫が顔を洗いはじめた。そっとしてやろう。
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