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【フードデリバリー 配達員】収入に関する考察

フードデリバリー 配達員は 収入が不安定になる。

これは最もよく言われることである。

確かに サラリーマンとの比較の中で、これはフリーランスで仕事をしている方であれば 多くの方に当てはまることである。

はい!もれなくフーデリ配達員も毎月安定したサラリーが 入ってくることは無いということだ。

大抵 どんな仕事でも、 繁忙期と閑散期が あり 、売り上げの高い月と売上の低い月がある。

だが、サラリーマンである以上は 一定の 給料が毎月支払われることになる。

それが 雇用されている方のメリットである とも言える。

ところが 雇用されていない 立場になれば もちろんこの繁忙期や 閑散期がストレートに自分の収入に影響を与えてくるわけである。

ただ年間を通して考えれば、 例えば毎月 40万の 収入を得る サラリーマン がいたとして 、年間では480万円である

一方で 、あるフーデリ 配達員は 、ある月は 30万の収入 しか得られないが、 ある月は50万の収入を 得ることができる としよう。

結果的に年間で480万円の収入を得ることができるのであれば、 繁忙期の収入を 閑散期に備えて ちゃんと貯蓄して 置けば良いだけの話である。

目先の収入にだけ 囚われて話をするから 大変なことであるかのように思えるが、長い目で見れば これは別にそれほど大変なことではない 。

日々の売上だけで 一喜一憂 しがち ではあるが 、しっかりと週や月 それから 年収の 目標を立てた上で計画的に 稼働すればいいだけである。

ただ 実際に 稼働する エリアや 稼働手段 も様々であり 、一言で言えば その人の 稼働 スタイルによって いくら稼げるのかは まちまちである。

なので具体的に いくら稼げるのかは その人次第と言ってしまえばそれまでであるが 、繁忙期と閑散期については それほど人によって差が出る話ではない。

理由は 繁忙期 には単純に デリバリーの注文が増え そして 配達員 自体が少なくなるからである。

そして閑散期についてはその逆で デリバリーの注文が減り 配達員は多くなるからである 。

これはどういうことかというと、 「人々が外に出たがる 気候であるかどうか」 この一点で 説明ができる 。

雨が降れば外に出たくなくなるし、 晴れていれば外に出たくなる。

過ごしやすい気温であれば 外に出たくなるが 、猛暑だ酷暑だと言われるような 暑い日や 凍えるぐらいに寒い日 などに外に出たがる人は少ないであろう 。

というわけで 人々が 家に巣ごもる時に 我々は 繁忙期 を迎え 、人々が 積極的に 外に 出る時には 我々は 閑散期となる わけである 。

なので 結果が出る前から 今日 どの程度 稼げそうなのかは 経験者であれば 稼働前に だいたいわかる ものである 。

なので改めて 言うと 繁閑に応じて 不安定になる収入についてはそれほど 問題に感じていない。

次に 一つのプラット フォーム に 縛られることなく、 複数の プラットフォームに登録をして稼働することをおすすめしたい。

それこそ 雇用されている労働者ではないので、 プラットフォームは 多ければ多いほど リスクの分散になる。

もちろん ご自身が稼働されているエリアで そのプラットフォームが 営業可能な エリアであるかどうか といった問題はあるが、 今現在日本においては4つのプラットフォームが存在する。

私は全てのプラットフォームに登録をしている。

例えば日々 の 稼働の中でも 1つのプラットフォームだけで稼働していると オファーが鳴らない時間帯が あったり どうしても低い 報酬 単価の案件ばかりが なる時がある。

そんな時に 他のプラットフォーム で登録していると オファーを受ける チャンスも広がるし 、より高い 報酬 単価の案件 がマッチングするチャンスも広がる。

もっと言えば 、ある プラットフォームで アカウントが停止されてしまった場合 やシステム障害などで オーダーがストップしてしまった時などに、 他のプラットフォームに登録していることで 助かることもある。

最後であるが、 我々 配達員にとって 最大の問題について 触れたいと思う。

我々の収入を脅かす 最大の 問題は、プラットフォーマーによる 報酬改定である 。

世の中の サラリーマンは 基本的に賃金は上昇していく 。

アルバイトでも最低時給は毎年 上昇していく 。

それが世間では当たり前である。

ところが このフードデリバリー 配達員の仕事については、なんと 恐るべきことに 年々 配達 報酬額は 減額していっているのである。

その理由は 諸説あるが 、代表的なところを 言うと 1つには フードデリバリー を浸透させるために当初は 高い報酬で 配達員を募り オーダーに応える 体制を作り 一気に シェアを取るが 、一定のシェアを取ってしまった後は ある意味 先行投資であった 配達員報酬の締め付けに入っている という考えでえる。

もう一つは コロナ渦で 一気に 拡大したフードデリバリーであるが、 コロナが落ち着いてからは 需要も減り それに合わせて 配達員に対する報酬も 減額 しているという考えである。

そのどちらもが 的を得た 話だと思うし 、実際に プラットフォーマーが 赤字を抱えたまま 配達員に対する報酬を維持することは 厳しくこれを減額することは現実的であると思う。

しかしながら 、世の中と逆行して 毎年のようにその報酬額が減額されている わけであるからして これは たまったものではない。

現在 物価はどんどん上昇し続けている。

自分たちも生活がかかっているので、 収入は減り 支出が増えるのでは生活もままならなくなる 。

ただ 雇用されている労働者ではないので そんなフードデリバリー 配達員の生活など 誰が保証するものでもない。

これが現実である。

なので この仕事で 生活をしていく者にとって 、各プラットフォーマーの報酬改定は 死活問題であると言える。

そして 業務委託のイチ配達員に プラットフォーマーが決定した 報酬額の変更を 止める術は 無い。

嫌ならオファーを受けなければ良いだけの話である。

現在どこまで 報酬が下がっていくのか は 誰にも 予想はできず、 ここに関して 言えることは 先ほど 掲げた ご自身の 収入目標 稼働計画と照らし合わせながら 報酬がいくらまでであれば 自分はこの仕事を続けることができるのかを冷静に見極めなければいけない。

決して茹でガエルになること無く、 湯加減を見ながら ちゃんと お湯から 出る時を見定めなければいけない。

ただし それは フーデリ 配達員を やめるという 単純な話ではなく 、例えば 専業から副業に 稼働 スタイルを変えることで、お湯に浸かる時間を短くすることも立派な戦略なのである。

現在私はダブルワークで稼働をしているが、 この ダブルワークの効用についてはまた後ほど 記事にまとめたいと思う。

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