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あなたはあなたのままでいい 〜「義務」から「責任』への転換

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人権尊重が叫ばれても、なぜ人権侵害や差別はなくならないのでしょうか。人権尊重の観点を、「義務」から「責任」へと変えることで、この行きづまりを変えることができるのではないでしょうか…
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#責任

力には責任がともなう ~「強い立場」の人たちへ~

力には、必ず責任がともなうのです。人の社会において、「強い立場」の人は「弱い立場」の人に…

vivant
1年前
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「義務」から「責任」へ ~人権尊重の観点を変える~

前回の最後に、「人権尊重をすることは、たぶん『責任』ではあっても、『義務』ではない」とい…

vivant
1年前
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「弱い立場」の人への「責任」はなぜ生じるか

前回、「『強い立場』の人が持っている力とは、本来、『弱い立場』の人から譲り受けているもの…

vivant
1年前
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人権問題における「責任」は、思いやりや道徳とは関係ない

前々々回、「力には、必ず責任がともなうのです。人の社会において、『強い立場』の人は『弱い…

vivant
1年前
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人の心は善か悪か ~性善説と性悪説の議論に終止符を打つ~

人権の問題の解決を考えるためには、善悪というものが、人にとってどういうものなのかを考えて…

vivant
11か月前
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なぜ、神と悪魔が存在するのか 〜善悪の対立から自らを解き放つために〜

「神は善で、善なる神がこの世界を創ったのなら、なぜ、悪が存在するのだろうか」と、だれでも…

vivant
11か月前
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「義務」の強調は「責任」を忘れさせる ~人権尊重は自らの「責任」を認めること~

道徳や法律やマナーから生じてくる、人の「義務(こうでなければならない)」を強調することは、一見、よいことのように思えますが、それは結果として「責任(こうしないではいられない)」を忘れさせることがあります。 一般に「義務」と「責任」は同じような意味で使われることが多いのですが、わたしは「義務」は「外側(社会や集団)からの強制」で、「責任」は「自分の内側からの思い」として区別した方がよいと思っています。(このように「義務」と「責任」を区別する理由については、「人権問題における「

やさしくなれないあなたは悪くない ~子育てや介護で行きづまった時に~

子どもや高齢になった親に、やさしくしたいのについ怒鳴ってしまったりして、後で落ち込んでし…

vivant
10か月前
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「よい/わるい」で、人や自分を裁かない ~人は、誰かのために生きるのではない~

「よい/わるい」、「善い/悪い」、「良い/悪い」、そういう見方で人や自分を裁いていません…

vivant
10か月前
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