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11/23-26過干渉な母親と3泊4日

旅行に久しぶりに行ったけど、それは問題ではない。ただひたすらに過干渉な母親と一緒に居ることで精神的に疲れた3泊4日だった。

性格が悪い人ではないんだろうけど、親と人間としての相性が悪い。ずーっと喧嘩していた。

いや向こうは喧嘩という認識ですらないんだろうけど、胃のあたりがムカムカして"いい加減にしろ"と叫び出したくなるのを喉の先で押し殺していた。

狭い道路で毎回車が通るたび半径5mの人に聞こえるほどの声で危ない!と言ってくるのも、お店選びから食べ方まで至るまで全てに口を出してくるところも。

泣きたくなるくらいに私はこの人にとってはいつまでも子供で、それは常に大人としての責任を要求される社会に生きるうえでありがたいことでもあるんだろうけど、同時に成人として尊重されない歯がゆさ、気が狂うほどの全ての事象に対する意見の押しつけに肌にミミズ腫れができるほど掻きむしってしまった。

実家から出て1年が経とうとしている。
親のいない環境に慣れたことで子供として振る舞いから遠ざかった。

寝付けなかったことも重なり、1度本気で怒鳴りつけてしまった。"干渉しないてくれ"と、しばらく
向こうも怒り、"もう勝手にしなさい"と言い離れたけれどまたしばらく経つと過干渉が再開した。

私は大声を出すことも、人に攻撃的であることもそれ自体に疲れてしまう。精一杯の抵抗はこの人に"子供の癇癪"として処理されたことに絶望してしまった。

また、自分は内向的であっち行ったりこっち行ったりという刺激が多すぎる旅行は大の苦手だ。旅行するならば、観光地も巡りつつゆっくりその土地で暮らすことをイメージできるような過ごし方がいい。

しかし、母は対象的に旅行中に沢山の観光地に行くことに喜びを見出すタイプだ。特に城が好きだ。

そのため、私がホテルでゆっくりしていたいというと子供扱いも混じって怠惰でだらしないと、言われる。外交的であることが善とする環境が苦しい。

城も特に何も感想を持っていなかったが、母が好みを押し付けてきたのを嫌がるとあなたはこういう文化的なものに興味を持てないのねという、ネガティブな枠組みで囲われてからなんとなく嫌厭するようになってしまった。

すべて人のせいにするのは"大人"らしくはないけど、人に影響を受けやすい私にとって身近な人からの言葉は大きく重い。

家賃のために実家に帰ることも考えたが、やはり絶対にそれは辞めたほうが良いということを再認識できたので旅行した意味はあったかな。

これからも距離をあけて、合う際には大人として自立している姿を見せる事で過干渉を少しでも軽減させられるだろうか。



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