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手記(老害)我が日々の自由記述 本多裕樹

手記(老害)

 
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 久々に文筆しています。本当に久しぶりです。書かなくなると文章も落ちていくので、時々こうして書かなくてはならない感じです。詩人として詩を書きますが絵も描いたりします。そのようなことを続けています。あまり変わらない日々を過ごし、あまり変わらないアートを続けています。変化がない感じで、しかも進歩もあまりない。進歩発展が良いことのように思いますが、いわゆる老害になっていることを最近、人付き合いの関係の影響からも感じます。僕はどうも日々を生きていて老害になっていることを覚えます。つまらない文章を書いているという自覚すらあります。

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 自分に文才がないことを知りつつ、それでも書くのが好きではあります。好きという思いだけでこの文筆をしています。

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 最近、楽しいことがあっただろうか。日々のうのうと生きて、楽しみは食べることと美人を眺めることだろう。

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 進歩していく若者がすごく素晴らしくきらめく輝くを見える。眺めるしかよりほか無い現実。

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 若き日の情熱は過去の思い出に、思い出ばかりに誇りを持つ。それも周囲からは迷惑になっている。実績は残したが、それ以上は無い。

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 私はそのまま生きていけばいい。発展はなく進歩もなく、それでも前に進む可能性はあるだろう。生きて恥を生きるのか。

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 恋も年甲斐もなくするものだ。終わった恋も生まれた恋も、また続いていく。時に色のある人間でない私であるが、そこそこタラしの感じがあるのだろうか。

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 将来の夢があった。夢だけあるのみで、ただ、それを追うのでなく夢をみるだけ。計画だけで実行できない現実と現状にまたあろうとも恋だけはしてみたい。

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 年甲斐もなく恋をする。若い時のようなトキメキは無いのであるが、好きな人もあるのだ。感性の鈍ったというより衰えた感覚と感動が私をもたらす。この年齢になっての恋はもはや婚姻しか手段がない。遊びができない感覚で責任がともなってくる。高校生のような恋愛にはいかないのだ。それが現実なのだった。

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 日々に女子に嫌われることで先に行けることもある。拒絶され別れて先に進めるものもあろうと思います。詩を書いたり、絵を描いたり、そんな事しかできない私であるので、周りの人間関係がおろそかになっていくこともあるでしょう。僕は女子に嫌われることで先に行けることもあるのだった。

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 女子運が無いまま来て生きていて、本当に女に縁のないさえない中年男であるが、そのかわりに何かをして自信を取り戻さなくてはならないのだ。それがまるでダメな男の生き方である。結局、何も無いさえない男だけど、変わることもない人でもそれでいいのだ。こうして文章を書いていますが、わけのわからないことがある意味、詩文として成立することだってある。文才がなくても伝わるように、この心の混乱を皆様に伝えるものであるのです。

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 クリムトの絵を観た。大きな絵であった。基本、大作主義なのかと思ったのであった。

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