サッカーでの大敗

2019年8月4日15:00 KICKOFF

これはドイツで有名な国王杯・DFBポカールの予選の日程であった。

相手はドイツ5部のBaumberg、昨シーズン宇佐美選手の所属していたフォルトゥナ・デュッセルドルフから加入した選手もいる地元の強豪チームに我々は挑むことになった。

試合開始、いきなり相手に攻め込まれパニック状態に。我々のGKがしっかりと2本止めた。しかし、ピッチは異様に静かであった。それはベンチもだ。

我々の監督は試合中にあまり鼓舞するタイプであるが、今日はやけに静かであった。ドイツ語もあまり話せない私もこの異様な雰囲気に終止符を打ちたかったが、言葉が出てこず断念。開始25分から悪夢が始まる。失点だ。異様な雰囲気での失点はもう死んだも同然だった。圧倒的なサッカースキルとの戦いで頑張っていた時の失点は大敗の始まりという私の直感が教えてくれた。そのまま静かに試合は終わった。0-9であった。サッカーでこのスコアは本当に私にとってはあり得ない数字であった。選手も確かに落ち込んでいた。コーチングスタッフも落ち込んでいたが、選手能力の差が原因での大敗と分析している。私も色々と学び、昔は戦術でなんとかなると思っていたが、現在ではある近いレベルの差では、ジャイアントキリングは可能だが、よっぽどなモチベーションとチームの皆が勝ちたいという執念と勝てるという自信がなければ、そうはどんでん返しは起こらない。

GKコーチとして、GKは最後まで非常に頑張ったと思う。
最後までセーピングをしていた。

2桁失点にならなかったのは彼のおかげであろう。

私のプレイヤーモデルである最後までサッカーを楽しみ続けることを実現しつつある。

何故、ピッチに立っているか?

何故、サッカーをしたいのか?

何故、サッカーが好きなのか?

この対話をコーチとして自分と毎日している。私は因みにまだ答えはわからないが、この対話をやめたら、答えすら見つからない。

大敗した時には、いつでも私の頭には次回の準備で頭がいっぱいだ。

勝ちたい。

サッカーで勝利し、

勝負を楽しみたい。

次はリーグ開幕戦です。

勝ちに行きたいです!