お調子に乗って首を出しては、やっぱり良くないのよ。
大学1年生の年明けは、朝にかけてボーボーおせちを詰めるアルバイトから始まった。
当時長かった髪の毛は、衛生上しっかりと結んだ。
慣れないながらも、凄腕な先輩方に遅れを取らないように必死に頑張ったおかげで、大きなミスもなく明るくなる頃には全部詰め終えた。
そのあとから徐々に、緊張の糸が解けたせいかなんだか体に力が入らなくなって、急に寒気がし始める。
先輩が勧めてくれた温かいお茶が体に沁みた。
ふらふらな足取りでなんとか家路に着く。
午後には伊勢海老の入ったおせちをモリモリ食べるぞ!と心は意気込み、とりあえず寝ることに。
起きてすぐに察する。
体がぶるぶると震えるほどの悪寒がして、明らかに体温がおかしい。
なんとか起き上がって熱を測ると、案の定38℃越えの高熱。
私の伊勢海老は遠のき、代わりのお供はポカリになった。
1月1日からがっつり寝正月。
くやしすぎて、原因を考え始めた。
すぐに思い当たる。
首だ。
絶対首だ!
普段あまり髪を結ぶ習慣がない私は、作業中に首が寒くてしかたなかった。
防寒具を持ってこなかった自分が悪いと、我慢をしてしまった。
本当に首は大事だったのだと、この頃嫌と言うほどに思い知った。
それからというもの、今までずーっと冬の首は死守し続けてきた。
マフラー、ストール、ネックウォーマー、時にはフードにもたくさん守ってもらった。
それなのに、あの頃から15年ほど経過したこの土日で、私はさらりと失態をおかす。
全体的にショートだけど、今はえりあしが長いから大丈夫!なんて謎の自信から、首をさらけ出して動き回ってしまったのだ。
外食、お散歩、ハイキング、キャッチボール、なんだってやった。
少し肌寒く感じたときすぐに、つべこべ言わず引き返せばよかった。
なのに私はまだ我慢をしてしまった。
そのおかげで、昨日の夕方から体が風邪っぽい症状に見舞われています。
認めてしまうと風邪を引いてしまうので、体調を少し崩した程度にとらえることにしています。
ポカリを飲んで、旦那さんが作ってくれた卵がゆでも食べて、R-1グランプリでも観て休息をとろうと思います。
大丈夫が隙を見せるとすぐに何かをがんばろうとしてしまうので、今日はがんばらないことをがんばらなくちゃ。
寒いうちは、首は本当に守った方が良いですね。
特にこの時期は、日差しがぽかぽかしていても風が冷たいなんて日も多いので、本当に油断大敵です。
首はもちろん、手首や足首もしっかり守って、本番の春を一緒に待ちましょう🌸
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