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キャンピングカーに乗って、元気に行こう。

海外へは、何歳になったら行けるのだろう。

きっと行けないまま生涯を閉じるのではないかとさえ思う。


日本には、まだまだ私の知らない良いところも悪いところもたっくさん詰まっている。知らないことだらけだ。

まずは、生まれ育った日本を存分に堪能したい。いつしかそう思うようになった。


だって、
至るところ隙ばかりの私が海外になんて行ったら、一瞬でパスポートなくして、一瞬でスリに遭って、一瞬で何かしらに騙される。

確実にいいカモだ。

到着して1日も経たずして、一瞬にして目の前が真っ暗になる自信がある。


そんなことないよー!もっと安全だよー!といった声も聞こえてきそうだけど、未知の世界へ飛び込む際、念には念を精神は消して無駄ではないと信じる。

だから、現時点では海外へは踏み出せない、踏み出さないと決めている。

この果てしない心の距離が、実際の物理的な距離に加えて何倍も加算されているため、人よりも海外が遠く感じているのかもしれない。



そんな私は、
キャンピングカーで日本中を移動ながら、いろんな人、物、こと、あたたかさ、厳しさに触れて生きていきたいと思うようになった。

この思いに旦那さんも賛同してくれて、今では2人の目標として、私たち夫婦は将来を見据えている。

と言っても、今はまだああしたいこうしたいのレベルから少し毛が生えたくらいのところにいる。


わが家の大事なねこたちにとって、できれば日本中を庭にしてあげたい。そんな思いもある。

安心できる室内でまるまって過ごすのももちろんいいけど、それしかできないんじゃなくて、広い世界を知る選択肢を持たせてあげたい、そう思っている。

一方的なエゴかもしれないけど。


困っている人にとって、ちょっとした孫の手になれたら。

最低限食べていかれれば、ささやかでもこころが温まるような人との関わりの方が、そっけないお金よりも、ブランド物や宝石よりも、私は遥かに豊かに感じる。

究極のところ、
手伝ってくれてありがとうで野菜をいただいたり、人生の教訓を教えていただいたり、時には食事をご馳走になっちゃったりして、今日もいい日だったねなんて、そんなふうに笑って1日を終えられたら、そんな日々を過ごせたら何よりだなぁと本当に心から思う。


こないだ、旦那さんとお散歩に出かけたときのこと。

ふと電柱を見ると、
「飼っているインコがいなくなってしまったので、見つけたら連絡をください」という張り紙が貼ってあった。

自然と探そうという気持ちになった。心が動いた。

いつもより多めに上を見て、いつもより多めにキョロキョロしながら歩いた。

いつもより広めなお散歩になったけど、結局は見つけられなかった。1日も早く見つかりますようにと願った。


旦那さんと一緒になって探していた時、たしかに私の心の中は熱くなっていた。外が寒かったからか、余計にそれを感じた。

どんな場面でもというわけではないし、見る角度によっては偽善者に見える可能性も否めないし、ちっぽけなものかもしれない。

それでも、私は困っている人を見かけると何か少しでも私にできることはないかと考える一面を持つ人間なんだろうと思う。

心をなくしては生きていけないんだと思う。


それとは正反対に、「他者と一定の距離を置いた一人の時間も必要不可欠である」という気持ちが二律背反で私の中に共存する。

心を無くしてしまったほうが楽な時もあるんだから、なんとも皮肉な話だ。

それらのバランスを取ることが、今の課題でもある。あくまでも冷静に。


これらのことが、一定の場所に腰を据えるのではなく、キャンピングカーで移動しながらという選択をした理由だ。

もっぱら私が欲張りでわがままで、いろんな場所を自分が行きたいタイミングで回りたいというのが1番の理由だけど🤣(地域を引っ掻き回すという意味ではないので勘違いなさらず…!そこは最低限の節度を持っていたいです。)


大きい雪だるまを作る時、最初は小さい雪玉を作るように、まずはその小さい玉をしっかりと作っていくことが大事で。

だから、お金貯めなきゃ!
お金を貯めなきゃならんのです!


あとは、もう先に理想のキャンピングカーを見つけておこうと思っています。

大きさとか内装とか、譲れないところなんかを現実的に詰めて、「このキャンピングカーがほしい!!」っていうのを決めておきます!

買えるタイミングが来たらすぐに買えるように…!


今、ここです。




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