瞳〔hitomi〕

正社員4年→去年から自営業しながらバイトしてます。今人生の結構大変なとこ。去年はものす…

瞳〔hitomi〕

正社員4年→去年から自営業しながらバイトしてます。今人生の結構大変なとこ。去年はものすごく大変なとこでした。 バンド【twopack milk】のギターボーカル。

最近の記事

to doリストと虚無

久しぶりに、『プラダを着た悪魔』を観た。 主人公のアンドレアは、仕事に忙殺されて自分の大事な価値観さえ忘れてしまう。そしてそれに気づけない。 そんなことあるかなあと映画を観ながら思ったけれど、最近の私もそうだった。自分のことになると、途端に見えなくなるよね。 to doリストを消していくだけの日々は、なんと味気ないのだろうか。 私は結構努力家なので(自分で言うか)、to doリストを作ったりそれを実行していったりするのは嫌いじゃない。むしろ好きなほうだ。 したいことはた

    • 2社目転職、見事に失敗。人生、予想の斜め上から攻めてきすぎ

      念願の転職をしてから、1週間経った心境を綴ったnote。 ものの1か月で見事に環境が総変わりして、全部が嫌になりました。 ネタ? 5人いた職場は、ここであまり大きな声では言いづらい諸々の事情で一気に人がいなくなることになって、わたし1人だけ残されそうになったのが先月。 となると社長と私しかいなくなるのだけど、その社長とものすごくそりが合わず、本当につらくてメンタルがおしまいになりかけた。 入社時、「小さな会社だから万が一潰れることもあるかもしれない」と覚悟してはいたもの

      • 【過去日記】休職からの転職から1週間が経った

        2022.5.23 休職からの転職をして、1週間が経った。社会人5年目始まってすぐの転職になったけど、本当は社会人1年目の夏も転職したかったし、3年目も4年目も転職したかった。 1年目のそれは部署異動で解決し、3年目と4年目は本気で転職活動をしてきたけど全然内定もらえず、途中で変化することが怖くなって「やっぱり今のところで頑張る」とか言って転職活動をやめた。 そうこうしていたら、いろいろ重なって去年の年末にメンタルをやられて休職することになった。 それから4か月。そろそろ

        • 自分で自分の機嫌が取れない

          自分で自分の機嫌を取るとか、自分を愛するとか、私にはよくわからない。というかできない。 自分を大切にするって何なんだろう。どうすればそれができるんだろう。 私は心が不調なときにネガティブになると、感情も脳も暴走してしまう傾向がある。息をするように自己否定ばかり頭の中で繰り返してしまって、感情がうまく処理できなくなる。 自分を否定したってつらくなるだけだし、欠点があるのが人間だと、頭ではわかっている。それを認めて受け入れるのが、楽に生きる方法だというのも知っている。 でも、

        to doリストと虚無

          年齢を重ねるほど"無理"と瞬発的に思うことが増えた

          4/12、23:30。 あと30分で、27歳になる。誕生日前夜のわたしはというと、相も変わらず不安に駆られて落ち込んでいる。 やってみたいことの欠片を見つけても、「そんなのできっこない」と、すぐに思考を止めてしまうようになったのはいつからだろう。 会社員をしながら副業をして自分で稼いでみたいとか、自分のしたいことができる会社に転職したいとか。そんなことを思いながらも日々をこなすのにメンタルが必死で、副業なんて1mmも手につかなかったし、転職活動は"お祈り"を食らってばっ

          年齢を重ねるほど"無理"と瞬発的に思うことが増えた

          【休職日記 #1】休職は私にとって、挫折ではなく初めて選んだ"私"だった。

          12月中旬から、休職している。 行き帰りの電車、また仕事中問わず涙が出て止まらなくなったり、仕事中に動悸がしたり、もともとはすこぶる寝つきがいいのに眠れない日が増えたり。 『ああ、適応障害っぽいなあ、けどまだ食べられるし毎日眠れないわけではないし、本当に適応障害かな〜どうかな〜』と思いながら、でも本当につらくて、メンタルクリニックに予約を入れた。 それから数日、こんな症状で行って大丈夫だろうか……やっぱり行くのやめようかな……と、当日行く直前まで考えていた。 でも予約

          【休職日記 #1】休職は私にとって、挫折ではなく初めて選んだ"私"だった。

          フラットな心で居られることこそが幸せなのだと思う

          心のエネルギーが枯渇していた。仕事も会社員も人生も、もう全部嫌だった。だけど身ひとつで逃げられる度胸も実力もない。文字通りどうしようもない。 そういうメンタリティで8月の1ヵ月間を過ごしていた。月火水木金、土日。分断されるみたいな1週間のうちの2日間では、「もう全部嫌だ」を消し去って心をフラットにする、ということができなかった。 私は今社会人4年目だが、入社1年目の夏、営業がつらすぎてメンタルダウンが身体症状として現れたことがある。まずは心が無理になって、その後に体に

          フラットな心で居られることこそが幸せなのだと思う

          「どんな会社に転職しても最初は後悔する」のかけらを感じた部署異動の話

          18時。 勤め先の会社が入っているビルを出る。ビルの自動ドアが開いた途端、たっぷりの湿度と昼の熱気を帯びた生ぬるい風が吹き込んでくる。 ビルから一歩出て、マスクをそっと少しずらし、肺一杯にすうっと大きく息を吸い込む。 すると、脳に染みていくような、海の香りがする。 勤め先は、東京湾からそう慣れていない場所にあるから、磯の香りが風に乗ってほのかに香るのだ。 会社に出勤するようになってから、この退勤後のひと呼吸が、最高に幸せな瞬間になった。愛媛の海沿いで育ったから、海の匂

          「どんな会社に転職しても最初は後悔する」のかけらを感じた部署異動の話

          理由なく溢れてくる涙を探る

          明確な理由がわからない涙が、溢れて止まらなくなることがある。 そんな夜は眠れないし、正体不明の涙はなんだか気持ちが悪いので、今にも物理的に叫び出しそうな身体を押さえつけて頭を冷静に回そうとしてみる。 いくつか理由が見えてくることもあるが、そういう涙は大抵、ひとつの物事に起因しているわけではない。 今日の私の場合、あらゆる出来事に対して無意識のもとに自分を否定し続けてしまっていたのが原因のように思う。 仕事がうまくいかないのも、プライベートのあれやこれも、私がダメだから、と

          理由なく溢れてくる涙を探る

          冬じゅう紅葉している多肉植物が可愛くて楽しいので布教したい

          説明なしに、まずは見て欲しい。 これは、多肉植物。私は今、多肉植物にハマっている。それも強烈にハマっている。 きっかけはInstagramで見た、上の写真のように"紅葉"をしている多肉植物の写真だった。あまりにも可愛くて、そのカラフルさに圧倒されてしまった。 その後、実際に多肉植物を買って育ててみると、育てる・鑑賞する以外の楽しみ方がたくさんあることを知った。 それが本当に最高だったので、多肉植物の楽しさを布教したくてこの文章を綴っている。 ◆多肉植物との出会いと3ヶ

          冬じゅう紅葉している多肉植物が可愛くて楽しいので布教したい

          思春期の記憶の優しさに救われる

          突然、唐突にすべてを捨てたくなることがある。 環境、人間関係、生き方。そういったものすべてを捨てたくなることがある。明日も自分を生きなきゃいけないことが、とても苦しくなることがある。 まわりのものが全部が凝り固まって、私にまとわりついている感覚。根っこが詰まってカチカチになって、水を吸わなくなった植物の土みたい。そんな感覚に陥ることがある。 苦しい。窮屈。だから全部捨てたい。 そういうときは大抵、自分に何か不足を感じている時だ。今の私には何もかもが足りない。頑張ってもも

          思春期の記憶の優しさに救われる

          一人暮らしと発熱

          大学生で一人暮らしを始めてから、初めて熱を出した時、わたしは一人暮らしの本質を知った気がした。 その感覚を、6年ほど経った今でもしっかりと覚えている。 自分で言うのもなんだが、わたしはわりに器用だ。一人暮らしを始めてすぐでも、レシピを見ればそこそこ手際良く料理ができたし、これといって一人暮らしで大変だと思うことはあまりなかった。徐々に一人で暮らす自信もついてきて、一人暮らし余裕だな、と粋がっていたものだ。初めて熱を出すまでは。 わたしは実家のある愛媛から、大学で神戸に出

          一人暮らしと発熱

          体調とメンタルの関係と、風邪期間の過ごし方

          久しぶりに体調を崩した。 もうここ1年くらい風邪という風邪は引いていなかったが、ちょっと油断した隙にやられてしまった。おそらく風邪。 喉や扁桃炎に効くペラックT錠を飲んで様子見。私の場合、初期の扁桃炎はこれを飲んでいれば結構治るので、市販薬のなかでは一番信頼している。 体が言うことを聞かない時は、心も少し落ち込む。 だけど心が落ち込むと体の免疫にとっては好ましくないだろうから、あまり落ち込まず、リラックスして過ごしたいものだ。 前向きに捉えるならば風邪は、あらためて健康

          体調とメンタルの関係と、風邪期間の過ごし方

          コーヒーの木にあるロマンと夢

          観葉植物として人気のあるコーヒーの木。名前の通り、コーヒー豆のもととなるコーヒーの実がなる木だ。 パキッとした緑で、艶のある葉。とても美しくて、生命力があって頼もしい。私はこの植物に、憧れのようなものを抱いている。自分にないものを持っているように感じられるからかもしれない。 だが、コーヒーの木はその観葉植物としての魅力だけにとどまらない。 コーヒーの木は本来、高い気温と寒暖差を好む。そのため赤道付近で標高の高い場所が好きな木だ。コーヒー豆の栽培が盛んに行われているのも、

          コーヒーの木にあるロマンと夢

          ライブ終わりに飲むビールより美味しいビールを私はしらない

          「お先失礼します、お疲れ様です。」 午後14時。ちゃんと3日前に申請した半日有給だが、昼間にひとり先に帰るのはなんだか少し気が引けて、そそくさと退社する。 幸せって何なのだろう。 ここじゃないどこかに行きたい。 社会人、3年目。2年と少し働いても、まだまだ会社員の自分に慣れない。 月曜は慣性の法則に逆らっているみたいな感覚で身体も心もしんどいし、月から金、10時から19時ときっちり縛られるのもつらい。そんな、社会人としては当たり前のことで苦痛になる自分もすごく嫌だった。

          ライブ終わりに飲むビールより美味しいビールを私はしらない

          暮らしを創る。おぼろ豆腐メンタルの癒し方#2 ちょっと丁寧な暮らし

          前回は(といってももう2ヶ月前)、おぼろ豆腐メンタルの癒し方を見つけた話をした。前回話した通り私は、メンタルがおぼろ豆腐並みの脆さ。心が落ち込んでしまった時は、能動的なことをするのはしんどい。そんなときに頼りになるのは、「頑張らなくても頭の緊張が解けて、ふっと心が軽くなる場所」。 今回は、私が見つけたそれらをご紹介しつつ、日々の心の癒し方を話そうと思います。 ■家の中で頑張らずにできる心の癒し4選①間接照明 間接照明なんて、丁寧な暮らし勢がおしゃれで取り入れているものに過

          暮らしを創る。おぼろ豆腐メンタルの癒し方#2 ちょっと丁寧な暮らし