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年齢を重ねるほど"無理"と瞬発的に思うことが増えた

4/12、23:30。

あと30分で、27歳になる。誕生日前夜のわたしはというと、相も変わらず不安に駆られて落ち込んでいる。

やってみたいことの欠片を見つけても、「そんなのできっこない」と、すぐに思考を止めてしまうようになったのはいつからだろう。

会社員をしながら副業をして自分で稼いでみたいとか、自分のしたいことができる会社に転職したいとか。そんなことを思いながらも日々をこなすのにメンタルが必死で、副業なんて1mmも手につかなかったし、転職活動は"お祈り"を食らってばっかりだった。
そんな日々を生きるうちに、だろうか。「やってみたい」という自分の内なる声に対して、「そんなの現実的じゃない」と思うことが増えた気がする。

たしかに、現実はうまくいかないことだらけだ。社会人になるまではそんなことあまり思わなかったけど、26歳の今はそう思う。

大学生だった頃のほうが、夢を叶えようとする力が強かったように思う。大学卒業から約5年経った今は、叶えようとする前に「無理だ」という思考が脳によぎるスピードの方が早いし、その力も強い。

でも、現実はうまくいかないことだらけだからと言って、叶えようとしないものは叶うはずもない。
言霊という言葉があるが、本当に言葉は強い力を持っている気がする。それは、口に出す言葉だけでなく、自分の内側で自分に向けて発する内なる声にも当てはまることのような気がしてならない。

27歳、忘れないようにしたいこと。

「できない」ばかり無意識に数えがちなのは、生き急いでしまう性格のせいだろうか。
「できる」も「できるようになった」もたくさんあるのに、なぜ無いものばかり指折り数えてしまうのだろう。

わたしの「できるようになった」のひとつに、歌がある。大学のころは歌がものすごく下手だったし、どうすればうまくなるのかもわからなかった。

社会人2年目になって、ようやくボイトレに通うお金が捻出でき始めたタイミングからボイトレに通って、うまくなる術を教わった。

それは体が少しずつ吸収していってくれて、少しずつ「こう歌えばいいんだな」がわかるようになっていった。
もちろん、まだまだ日々積み重ねていくことが必要だけど、昔の音源と今の音源を聴くと声質が明らかに違う。歌声は、磨けば磨くほど光るんだと思う。

「できない」ばかり無意識で数えてしまうことが生きる上でネガティブに働くのなら、「できる」「できるようになった」にもちゃんとフォーカスをあてられるようになりたい。

無意識を矯正するのはすぐにできることじゃないから、できるようになるまで意識して過ごすしかない。
27歳は、「できる」と「できるようになった」もちゃんと見つけて数えて、それらを信じて歩いていきたいと思う。

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