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2社目転職、見事に失敗。人生、予想の斜め上から攻めてきすぎ

念願の転職をしてから、1週間経った心境を綴ったnote。

“まあそう右肩上がりにいけばよいけど、それが叶うかはわからないから、期待しすぎず、頑張りすぎず。
環境が変わるかもしれないし、はたまた私の価値観が総がわりして今の環境が全部嫌になるかもしれないし。”


ものの1か月で見事に環境が総変わりして、全部が嫌になりました。
ネタ?


5人いた職場は、ここであまり大きな声では言いづらい諸々の事情で一気に人がいなくなることになって、わたし1人だけ残されそうになったのが先月。
となると社長と私しかいなくなるのだけど、その社長とものすごくそりが合わず、本当につらくてメンタルがおしまいになりかけた。

入社時、「小さな会社だから万が一潰れることもあるかもしれない」と覚悟してはいたものの、相性が悪すぎる社長と2人だけになることはさすがに想定できなかった。

人生、想定外が多すぎてもう考えることを放棄しそう。


ということで、入社して1ヶ月半で辞めると決めて、今月の末には辞めることになった。いいバイトあったら紹介してください。

「7月からあなたが責任者です」と言われ

皆が辞めるとなった後、わたしが1人で全部背負って会社を回していく感じの雰囲気になってしまった。
そこから辞めると決めるまでの数週間、自分自身の明らかな力不足とどこにも頼れない心もとなさと、一人残されたゆえの辞めづらさとで、不安や悩みが一日中頭を渦巻き、精神的にものすごくしんどい日々だった。

夜に悩んで泣くだけじゃ発散しきれず、一度職場でも号泣してしまったくらいには苦しかった。辞めることに決めたのは、本当にこのままではまたメンタルがつぶれてしまうと思ったことが大きい。

「人がいないのは会社の責任、人がいないのは会社の責任・・・誰もいないからってわたしが自分をすり減らす必要ない・・・・・」とひたすら唱えながら、恐る恐るやめますと伝えた。

そしたら、会社はすっと承諾してくれた。安堵。
今回の件で労働基準法とかいろいろ調べたけれど、法律はものすごく強固に労働者を守ってくれているんだなと実感して感謝の念が生まれました。

たった1か月間だったけど、2社目を知って見えたこともあった

「災難だったね」と言われるような展開だけど、この会社に転職したことを私は後悔していない。

「いつ会社潰れてもいいや」というくらいの心持ちで入ったというのも大きいかもしれないけど、そもそも転職をすると決めて実行するまでにめちゃめちゃ考えまくったから、「あの時にはあの決断しかなかっただろうな」と自分の中で納得しきれているからだと思う。
もともと、「自分で納得して決めたことなら、どうなろうときっと後悔しないんだろうな」と思って生きていたけど、こんな局面でも私は本当に後悔しなくておかしくなった。随分ハッピーな人間。

転職してよかったなと思うこともある。
2社目に転職したことで、今までは知らなかった”頑張ってもできないこと”を発見できた。

その1つ目は、たとえ趣味の延長のような”好きなこと”を仕事にできても、組織や人間関係が最悪だったらメンタル的にそこで働き続けることはわたしには難しいこと。
2つ目は、わたしには会社の理不尽にそのまま耐えられる性質も、それと真っ向から戦う力も持ち合わせていないこと。どちらもメンタルが無理。メンタル湯葉か?

それから、上層部に近い環境に身を置いたことで、前から薄々感じていた「会社員としてのキャリアを積んでもしんどいだけかもしれないな」というモヤモヤが確信に変わったように思う。
それゆえ新しい働き方を決断できたから、総括すると”転職してよかった”になるんじゃないかと思う。

27歳、一旦コースアウトしてみる

大学を出てそのまま就職。正社員を4年間。
向いてないなと思いながらも世間のいわゆる”普通”の生き方をして、しんどいなと思うときも恐怖が勝ってそこにしがみついて生きてきたけど、ここで一旦離脱。正社員として働くのをやめることにした。
そもそもそれが”正規ルート”みたいな感じの社会が嫌よね。新卒カードなんて必要ない社会に早くなってほしい。

そのうちまた会社に、正社員に戻るかもしれないけど(戻れない可能性もあるけど!)、一度したいことをしたいようにやってみようと思う。そのための27歳かなと、やっと覚悟を決めました。それは今準備を進めているから、また今度綴る。

下半期も怒涛の2022年になりそう。心と体健やかに過ごしたいものです。では。


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転職してよかったこと

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