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うつ病と禅問答。 #72

適応障害(うつ病)で休職中のシステムエンジニアです。
昨日の体調バロメーターは、【中評価:6】でした。(10段階評価)
(求人票探しで過集中…体調を軽く崩す。笑)

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うつ病と禅問答。

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4日前の話ですが、TOKYO MXの番組「賢人からのメッセージ」が放映されていました。
(Youtubeで全編を公式公開しているので、是非ご覧ください)


番組の内容は、臨済宗・大本山相国寺塔頭養源院住職であり、画家・作曲家など文化的な顔を持つ禅僧・平塚景堂さんが、世界の中における日本、グローバル化時代に改めて再認識すべき日本人としての心、いまの日本人に伝えたいメッセージを伝えてくれています。

特に印象的な内容としては、「禅問答」です。

禅問答とは…
禅の代表的な修行法の一つで、修行者が疑問を問い、師家がこれに答えるもの。また、修行の様子から、わかったようなわからないようなやりとりや、かみあわない問答などに例え言葉をいう。
(コトバンクHPより抜粋)

私たちは、子どもの時から、「ものごとの道理をわきまえること」を意味する「分別」を教育されます。

しかし、仏教では「分別」を良い意味で用いることはありません。

「分別」を教育された私たちの日常生活では、何が正しいことなのかは自明のことのように思え、それは固定観念となって、しばしば私たちの世界を狭いものにしてしまいます。

合理的かつ二元論の考えである「分別」は、現代人のうつ病の一因となっていると説く精神科医が一部います。

禅問答は、当たり前(=分別)を捨てて、本当の自分を探し出す行為です。

番組内で出演している禅問答の修行を受けている人は、何十年もかけて1つの質問を答え続けている人もいて、固定観念を取り払う大変さを感じますが、「人と比べなくなった」「生きやすくなった」と言っています。

仏教には、「分別また空なり」という言葉があり、固定観念を打ち破った考え方も、容易に次の固定観念となってしまう為、問を発し続けるしかないと説いています。

私は、昔から仏教に興味があるのですが、これを機に「禅問答」に触れていきたいと思いました。

うつ病などの精神疾患を患った人は、人間の本質として正常な状態だと思っています。

だから、「禍を転じて福と為す」考えを持って、本当の自分を探して大事にしていきます。

最後に

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最近、パソコン作業に過集中して体調を崩します。

改めて、休職前と同じように行動できないことを認識し、復職した後の体力が少し心配な今日この頃です。

最後に、一読していただき、心から感謝しております。

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