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【HSP】狂ったもん勝ち。
狂ったように夢中になれるものがひとつでもあれば、人生、勝ちだと思う。それが独りでできるものであれば、なお良い。
だれにも干渉されず自分のペースで、自分の意思で狂ったように時間を過ごせることの気持ちよさたるや。
自分が自分として自分らしく、生きてる。
そう感じるのだ。
今のぼくでいうと「読書」がそれにあたる。
正直、狂ってると自分でも思う。
朝起きてすぐに読む。
仕事の休憩に読む。
仕事終わりカフェによって読む。
帰宅して飯くいながら読む。
寝入る直前まで読む。
これがたまにならまだ分かるけど、毎日できてしまっている。「できてしまっている」と表現できることがなんともおもしろい。
「それでいいじゃん」と割り切って現状を楽しめている自分がいる。
去年は「ごみ拾い」を狂ったようにしていた。多い時には80Lのゴミ袋3つ分くらいを毎日まいにち、海にでて拾っていた。
最高に楽しかった思い出しかない。
しがらみがひとつも無い世界だった。しがらみを拾うこともしなかった。
海の音を聴きながら、淡々とゴミを拾い綺麗にしていく。たまに振り返ってみると自分の歩いてきた道がゴミ一つない、きれいな1本の筋となって見える光景に心から感動を覚えたものだ。
たまらなく気持ちが良かった。
割り切る前は、ふとした時に「これは夢中じゃなくて逃げなのではないか…」そう思ったことは一度や二度ではない。
だが、その考えすら追いつかなくなるほど狂ったようにものごとに取り組むと、そのさきに見えてくるものがあった。
「これでいいのかな…」が、「これでいい」に
「もっとやるべき事が…」が、「これがしたい」に
「曖昧な知識」が、「語れる専門性」に
そして、迷いが自信になった。
たった1年くらい、なにかに狂ってもいいじゃん。
それを毎年、おもってもいいじゃん。
自分の人生でしょ。
ない人。ない人もそれを見つけられるように狂ってみてもいいんじゃない?
狂えるものが見つかってないことすら、楽しめばいい。
人生、狂ったもん勝ち。さぁ、今日も本を読もう。
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