Hiroshi Sawada

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最近の記事

移動日(成田着ー羽田泊)

日本の研究施設で実験を行うため一時帰国。ロサンゼルス経由で成田空港に着陸した飛行機は、5月のコロナに関する規制緩和の影響と円安(1ドル135円)で満席。今後、日本への外国人旅行者が爆発しそう。実際、その予兆は今回の旅程を立てる段階でも現れている。例えば、ホテル、レンタカーの値段がコロナ前以上に上がってる。レンタカーなんか全然なくなってて、日本人でありながら外国人が借りるサイトで予約したぐらい。 成田到着後は明日の朝の便で大阪に向かうため羽田空港に移動して一泊。新しく出来た空港

    • ボルドーの写真諸々

      1週間あるこの学会は、水曜日の午後のセッションが無し。意図するところは小休止というのと、学会に参加してる世界中の人らにボルドーの街を楽しんでもらおうというのがあるのかな?学者といえども食事はするわけで、レストランやらバーで経済を回す手伝いをしてこいと。半日休憩と学会が始まる前にボルドーの街をうろうろした時に撮った写真でもあげてみる。 さすが世界遺産な街だけに景観はめちゃめちゃ綺麗。調べてみたら「月の港ボルドー」との名前もあるらしい。港といっても海の港ではなく、ボルドーから川を

      • 講演発表(EPS2023)

        今回の目的、招待講演の発表日。発表は午前中のセッションの2番目、10時半から。発表までに少し時間があったから、会場に向かう途中の河原沿いで発表練習。ふらっと散歩する、腰掛けるのにちょうど良い場所がいっぱいあって、水路沿いに座ってぶつぶつ発表練習してた。10分ぐらいすると、自分の並びに親子連れがちょっと離れて座って、また少しすると別の親子連れがやってきて座り、鴨川沿いのカップルみたいな状態。気にせず練習してたら、一斉に他の人らが向かいの建物の入り口へ移動し出した。時間を見ると9

        • ヨーロッパプラズマ物理学会、始まる

          月曜から1週間の学会開始。アメリカのプラズマ物理学会と比べて、ヨーロッパのこのプラズマ物理学会はコンパクトに纏まってる。メインの大ホールみたいなところで開会の挨拶、異なる分野の最先端の研究の話があって、その後、少し小さめの会場3つに専門分野ごとに分かれての招待講演。お昼を挟んで、ポスターセッションが2時間ほど。さらに午後の招待講演とか通常の講演(contributed talks)の部がある。アメリカでの学会に比べて、お昼が長めなのとポスターセッションが午後イチにあるのは珍し

        移動日(成田着ー羽田泊)

          ボルドー街散策、ワイン博物館 La Cite du Vin

          2011年に初めてボルドーに行った時にはまだ出来てなかったワイン博物館(La Cite du Vin)へ行ってみた 。博物館はボルドーの中心部から川沿いの少し北側にあって、トラムで20分ほど。トラムに乗ってると遠くからでも特徴的な建物は目立ってる。博物館の入場チケットには、入場料、音声ガイダンスに加えて、ワイン1杯分(ジュースもある)も含まれている。いろいろ見終わった後に、外観からみて螺旋状になってる最上階にテイスティングスペースがあり、外の空気を吸いながらワイン(or ジュ

          ボルドー街散策、ワイン博物館 La Cite du Vin

          海辺の街 Arcachon

          ボルドーから電車で西に1時間、港町アルカション(Arcachon)へ日帰り旅行。大西洋に面している海沿いの街で牡蠣の養殖、海鮮、あと避暑地としても有名らしい。フランスの新幹線TGVでも行けるけど、ローカル電車のSNCFも走ってる。ボルドーから乗ると、ボルドーとアルカションの途中にある駅で、大きめの荷物を持った若者や家族が降りてた。途中の駅はほぼ無人で、お爺さん、お婆さんがプラットフォームに入ってきて迎えに来てて、郊外に実家がある人がボルドーに平日だけ働きに来たりしてるのかも。

          海辺の街 Arcachon

          学会のためフランス・ボルドーへ向かう

          去年の招待講演ラッシュの後、今年初めにヨーロッパの学会に申し込んでいて、再び、招待講演に選ばれた。今回は、European Conference on Plasma Physics (ヨーロッパプラズマ学会)で開催地は、フランス、ボルドー(Bordeaux)。目的はもちろん研究成果の発表と、発表を通していろんな研究者と話ができたらなと。それぞれの地域の学会にしか参加しない人もいてるので、時々、アメリカ以外でも成果発表するのは大事。 ボルドーは2011年9月頃に1週間ほど行っ

          学会のためフランス・ボルドーへ向かう

          40半ば、親知らず(3本)を抜く

          アテネ旅行から帰ってきて、普段の年一回の自主的な健康診断と歯医者と病院三昧。歯のクリーニングのために歯医者に行ったら、ちょっとした虫歯が親知らずの横の歯に見つかって、このまま長期で放っておけば、親知らずと虫歯の歯、2本を失うことになると。悩んだ末に、親知らずを抜くことにした。数年前にも同じ歯医者で親知らずを抜くことを勧められて、紹介状を書いてもらい口腔外科(Oral surgeon)に診察してもらったことがある。口腔外科の先生によると、既に40歳を越えてるし、抜いた際の治癒の

          40半ば、親知らず(3本)を抜く

          ギリシャ・アテネ旅行(フライト)

          今回のアテネ旅行のフライトは、行きはロサンゼルス、フランクフルト乗り継ぎ、帰りはアテネからミュンヘン、サンフランシスコで乗り継ぎ。航空会社はルフトハンザ航空で、ユナイテッド航空のコードシェア便としてヨーロッパを移動する時に何度か乗った記憶がある。以前、国際線で乗った時は食事、座席の広さとか悪くなかった印象、が、しかし、ロサンゼルスからフランクフルトの12時間の今回のフライトは結構しんどかった。理由はもちろん座席の狭さ。以前と比べて格段に狭くなっていて、前の人が座席を倒すとめち

          ギリシャ・アテネ旅行(フライト)

          ギリシャ・アテネ旅行(スリに遭いかける)

          アテネ旅行中、実際に物は盗られてないけどもちょっと危なかった出来事。交通手段に地下鉄・バス・トラム(路面電車)が乗り放題の数日間のパスを買ってたから、トラムを使って港に行こうとしてた時のこと。ホテルの近くからトラムに乗って少し経つと線路沿いに露店が並んでる場所に出た。まるで東南アジアの線路沿いマーケットのような風景。売ってるものは、食料、雑貨から大きい布生地、家具も。 露天沿いにトラムの駅はなく、ただただ流れる景色を見ていたら、次の駅から20代ぐらいの男2人女1人の3人組が

          ギリシャ・アテネ旅行(スリに遭いかける)

          ギリシャ・アテネ旅行(通信データ等)

          海外旅行で困ること1つはインターネット。自分の使ってる携帯プラン(SIM freeのT-mobile)は、アメリカ国外でもデータ通信もカバーされていて、特に設定を変える事なくデータ通信ができる。ただ、国によって転送速度はまちまちで、日本ではそこそこの速度で繋がるところ、ギリシャでは使えないぐらい遅い。街の地図は、Google mapをホテルのWifiでダウンロードしておけば、かなり広範囲で使えるけど、目的地への道順とかGPSを使うものになるとデータ通信が必要。そこで、ギリシャ

          ギリシャ・アテネ旅行(通信データ等)

          ギリシャ・アテネ旅行(食べ物)

          アテネ旅行中の食べ物。ギリシャといえば、ギロ(イロ、Gyro)と魚介類。ギロは、薄切り肉(牛、ラム、豚、鶏など)とレタスとか野菜少々にヨーグルトソースをかけ、ピタパンで巻いたもの。アテネ で食べた幾つかは、毎回フライドポテトも少し入ってた。安定して美味しく、かなりお腹いっぱいになる。このピタパンで巻かれてなくて、串焼き肉のバージョンがスブラキ。基本はこの2つ。他にナスとそぼろ肉のムサカ(グラタンみたいなの)とか、魚介類は揚げ物から焼き物(魚、タコ、イカ)など大体美味しい(たま

          ギリシャ・アテネ旅行(食べ物)

          ギリシャ・アテネ旅行(イドラ島)

          首都アテネからギリシャ国内の島々、国外(イタリアとか)に 出航する船はピレウス港(Piraeus Harbour)から。今回の滞在中は、船で1〜1.5時間ほどのイドラ島(Hydra)に日帰りで出かけてみた。船の予約はオンラインでもチケットカウンターでも出来るが、チケットカウンターではパスポートが必要らしい。オンラインで買う場合もパスポート情報が要るサイトもあればそうでないのも。乗船時にチェックがあるかと思いきや、乗船券のスキャンのみ。厳しいのか何なのか。船内の座席のタイプは、

          ギリシャ・アテネ旅行(イドラ島)

          ギリシャ・アテネ旅行(博物館等)

          展示物観光日。1つ屋外にある遺跡に行った後、午後の気温が高い時間にアテネ国立考古学博物館(National Archaeological Museum of Athens)を観光。紀元前の彫刻、出土品がかなりの広さに展示されている。この博物館の目玉の1つは、世界最古のアナログコンピューターと呼ばれる「アンティキティラ島の機械」。青銅で出来た円盤を組み合わせたもので、天体の様子を予測するための歯車式機械であったのではと推測されている。現在もどのようにこの精密な部品、仕組みが作ら

          ギリシャ・アテネ旅行(博物館等)

          ギリシャ・アテネ旅行(街中散策)

          イタリアのローマ同様、アテネも街中に遺跡がゴロゴロある。街中の屋上レストランからアクロポリスがよく見えて、その右側にはゼウス神殿(Temple of the Olympian Zeus)も。地下鉄の駅アクロポリスから徒歩10分ほどでハドリアノス門(Hadrian's Arch)、さらに歩くとゼウス神殿広場の入り口がある。入ってみると現存するゼウス神殿は10数本の柱。かつては104本もあったらしい。広場には倒れた柱もあり、柱を構成してる石の大きさがわかる。 ゼウス神殿から15

          ギリシャ・アテネ旅行(街中散策)

          ギリシャ・アテネ旅行(アクロポリス)

          今年は早めの夏休みを取ることにして、1週間ほどギリシャ・アテネで休暇。欧米の旅行シーズンは6、7、8月。旅行者が一気に増える前かつ燃料費が上がる前にと急遽、チケット取って家族で渡希(ギリシャ)。ギリシャ観光で有名なのは、首都アテネ、エーゲ海に浮かぶ島々(サントリーニ島、ミコノス島、クレタ島等)と山の方に広がる遺跡。1週間では島巡りをするほど時間とお金がないので、のんびりアテネ観光とちょっと島。 まずはアクロポリス(街中にある小高い丘)。一番有名であろうパルテノン神殿が頂上に

          ギリシャ・アテネ旅行(アクロポリス)