40半ば、親知らず(3本)を抜く

アテネ旅行から帰ってきて、普段の年一回の自主的な健康診断と歯医者と病院三昧。歯のクリーニングのために歯医者に行ったら、ちょっとした虫歯が親知らずの横の歯に見つかって、このまま長期で放っておけば、親知らずと虫歯の歯、2本を失うことになると。悩んだ末に、親知らずを抜くことにした。数年前にも同じ歯医者で親知らずを抜くことを勧められて、紹介状を書いてもらい口腔外科(Oral surgeon)に診察してもらったことがある。口腔外科の先生によると、既に40歳を越えてるし、抜いた際の治癒の速さや後遺症を考えると、よっぽど抜く必要がない限り置いとく方が良いというアドバイスを受けて保留。その話を歯医さんにすると、別の口腔外科の先生に診てもらったらと紹介状を書いてもらった。1週間後ぐらいに行って診察してもらったところ、4本あるうち、虫歯の横の1本(左上)は確実であと下の2本、計3本抜きましょうと。その時点でもあんまり乗り気じゃなかったんやけど、その先生が言うには、「今、40代半ばで抜くか、60、70代で抜くかどっちがよい?」との言葉で即決。もっと高齢で抜くことになったことを想像すると今やるべきやなと。

診察を終えてから1週間後、午前9時に抜歯開始。診察時に麻酔について聞いたら特に選択肢はなく、intravenous sedation(静脈内鎮静法、静脈から入れる麻酔で、入れてる間だけ効く)のみらしい。診察台に寝ると、まずは口に麻酔用ガス(笑気ガスかな)のマスクを装着。続いて、腕に点滴のような注射をして麻酔を入れるらしい。あと、テニスボールみたいなのをにぎにぎするように渡された。すべて整った状態で、先生が入ってきて2、3質問された後から記憶がない。この麻酔は凄いな。

次に気がついた時は診察台の上で、顔の周りにはアイスノンのような物で冷やされてた。看護師さんに手を引かれて車へ導かれ、そこから家族に連れてもらって帰宅。帰宅途中の記憶はしっかり覚えてるけど、家族が言うには会話の受け答えはふにゃふにゃやったらしい。ここから数日間は要安静。仕事は数日休み。あと食事は、液状の高タンパク質、高カロリーのもので回復に専念。術後当日、今のところ痛みはないけど、麻酔が切れた後、どのぐらいの痛みがくるのか。