Haruko Ishizuka

元陸上選手。少し変わり者。140文字以上書きたい気分です。Twitterはこちら→ht…

Haruko Ishizuka

元陸上選手。少し変わり者。140文字以上書きたい気分です。Twitterはこちら→https://mobile.twitter.com/harekooo

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10年間続けて仕事にもなった陸上をやめてOLになろうとした話

    • 横川巧というランナーについて

      結婚して明日で1年になります。 今日は旦那の横川巧というランナーについてと、自分たちの1年について書いていこうと思います。 「何で引退しようと思ったの?」 久しぶりやね〜から会話が始まる間柄の友達と会って話すと、ここからが本題で、みたいなトーンでこの質問をされることがこの1年よくありました。 引退した時に回りくどいnoteを書いて去っただけだったので、実際のところ何が決め手だったのかはあまりちゃんと表現してこなかったなぁと思い、久しぶりにnoteを書いています。 私はい

      • 野菜に育てられた3年間

        今日は料理の話です。 私は2019年から「らでぃっしゅぼーや」の「ぱれっと(2022年10月から"めぐる野菜箱"にリニューアルしました)」という商品を提供して頂き、作った料理や感想をTwitterにアップしてきました。 「ぱれっと(めぐる野菜箱)」は、らでぃっしゅぼーや契約農家さんが作った有機や特別栽培野菜などの詰め合わせセットです。 アスリートを応援したいという思いからスタートした企画により、3年に渡って食生活をサポートして頂きました。 【私が思うぱれっとの良いところ】

        • 霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き

          この度10月15日のMDC兵庫大会をもって、13年間の競技生活に区切りをつけました。 ここまで続けてこられたのは、ひとえに皆さまの応援のおかげです。 今後は第二の人生をより良いものと出来るよう、より一層頑張っていきたいと思います。苦しい時もあったけど楽しかったです。 本当にありがとうございました。 … 引退する人なら書きそうなことを書いてから、これは真実でありながら真意ではないと、改めて思う。 100年前も今も、1秒の長さは変わらない。規則正しく引かれた8本のレーン。平等

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        10年間続けて仕事にもなった陸上をやめてOLになろうとした話

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          ユニフォーム盗撮行為を無くすために

          石塚晴子です。 今年の1月に女子陸上選手/元選手の方を対象にした、ユニフォームに関するアンケートをとりました。 今回のnoteではそのアンケートの結果と寄せられた意見の一部を紹介し、最後にこれらを踏まえた今後の取組について記していきます。 アンケートをとった背景 2020年、盗撮とSNS上での性的嫌がらせを受けた選手がその被害を日本陸連に訴え、JOCを始めとするスポーツ7団体が性的ハラスメントを防ぐための声明を発表しました。しかし法規制は困難で、この問題に対する効果的な打

          ユニフォーム盗撮行為を無くすために

          去年取り組んだ5kgの減量について

          去年(2020年12月〜2021年4月ごろ)に取り組んだ減量の話をしようと思います。 当時59.2kgあった体重を、体脂肪減のみで54.8kgまで落としました。 栄養士の方と定期的に面談を行いながら計画的に減量を行ったつもりでしたが、やはり心身への負担は大きかった、と今振り返っても感じる部分があります。 ただ、自分の体と心と向き合って学んだことは多かったので、私はやってよかったとも思っています。 今回はその4ヶ月間の取り組み内容と自分の感じたことを記しますので、何か少しでも

          去年取り組んだ5kgの減量について

          19歳の時に書いた手紙(原文ママ)

          ドイツから帰ってきて、この文を書いています。 多様な人に触れ、海外の考えに触れることで、自分が漠然と抱いていた違和感や、日本陸上界を覆う違和感に、少し説明が付けられるような感覚になりました。 本当に沢山の人が、思い込みの中にいて、やっぱり日本は日本だなぁと思うのです。良い所も、悪い所も、独特です。 私は今、思い込みを外す作業の最中で、そんな中、海外で過ごす時間を頂けたことは、本当に幸運なことだと思っています。合宿を通して、自分がやりたい陸上の形がよりはっきりとイメージできる

          19歳の時に書いた手紙(原文ママ)

          マイナビアスリートインタビュー「ナベログ」に取材して頂きました

          マイナビアスリートインタビュー「ナベログ」に取材して頂きました

          陸上選手が女子プロボクシング観戦に行ってみたー

          ども!石塚です! 10月15日後楽園ホールにて行われた、女子プロボクシングの試合に行ってきました。 この第5試合目に友人の晝田瑞希選手(普段はみずきち呼び)がプロデビュー戦として出場しており、初のボクシング観戦に胸を躍らせながら水道橋駅に向かいました。 ちなみにボクシングで言うと、安藤サクラ主演の映画「百円の恋」が好きです。 仕事の後だったので到着時には既に第一試合が始まっていたのですが、陸上の試合とは全く違った雰囲気にまず圧倒されました。 全体に薄暗い会場に、中央明るく照

          陸上選手が女子プロボクシング観戦に行ってみたー

          俺、このままマンモス狩ってるだけで良いのかな。

          ぼーっと生きるのってダメなんですかねえ。 よく聞く話の中の一つに引退後のことがあるんですけど、引退して普通に働いた時に「自分がこの仕事をする意味はあるんだろうか」みたいな悩みにぶつかりがちらしく、それに対して冒頭のように私は思っております。 注目されることが無くなった、成果が目に見えづらい、人と同じことをやってる、といった現役時代とのギャップに戸惑ってしまうそうです。 自分にしか出来ないことをやるとか、やりたいことをやるのは良いこととして語られ、誰にでも出来る仕事をやる・

          俺、このままマンモス狩ってるだけで良いのかな。

          思い出を作る。残す。

          先週末8月20日に、TWOLAPS MIDDLE DISTANCE CURCUIT IN OSAKA が開催され、無事終了しました。 従来の陸上競技大会のカタチをいい意味でぶっ壊す、チャレンジに溢れた大会になったと思います。 今大会にはレースディレクターとして関わり(おかげさまでかっこいい役柄を背負わせていただきまして、、)、自分の中での陸上競技の見え方も広がったり、社会における役割としての陸上競技の可能性も感じました。 たくさんの方の感想や写真を眺めながら、いつまでも

          思い出を作る。残す。

          ドラァグクイーンに会いに行ったら好きがわからなくなった

          突然ですが、私には好きな番組があります。 それは「ル・ポールのドラァグレース」。 Netflixで配信されている、ドラァグクイーン達の次期スーパースターを決めるアメリカのコンペティション番組だ。 あ、今回は陸上の話一切しません。 Netflixに加入してからハマり半年ぐらいをかけて全12シーズンを走り抜けたので、周囲が某韓国ドラマや某リアリティ番組に盛り上がる最中、私は「ル・ポールのドラァグレース」をひたすら見続けていた。 ネトフリで何見るの?と聞かれて答えると相手が「、、

          ドラァグクイーンに会いに行ったら好きがわからなくなった

          noteのアイコンを変えました。 自作のイラストで、Twitterのアイコンとセットになってるので見てみて下さい☺️

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          壮大な親子喧嘩

          「今度こそ」とか「そろそろ」とか言ってると、自分が延々パチンコの当たらん人とかに思えて来て、ダサいなあと感じる。 早く当たった側の人間になりたいものです。 でもまた今も同じことを考えてて、そこに至るまでにも今年も色々あったんです。という話をさせて下さい。 迷いは走りに現れる 今年の6月にTWOLAPSという中長距離専門のトレーニングチームに加入した。 最初はアメリカにいるコーチとのリモート練習を手伝ってくださいという約束だったけど、この冬からは違う形でスタートを切っている。

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          母はカメラを止めない

          8月1日に開催された「バーチャレin世田谷」。 私のタイムラインには連日色んな様子や感想が流れてきますが、ぽこんと感想を思い出したので忘れないうちに書き留めておくことにしました。 まず知らない人のために、バーチャレについてまとめたモーメント↓ 学校のグラウンドなどでトライアルを行うことを想定したルールも整備されていますが、各地域で参加者とボランティアを募り、競技場を借りて「プチ記録会」を手作りするといった動きが多く見られるようになりました。 選手や保護者がグラウンドの高さ

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          インターハイは本当に元に戻されるべきなのか

          こんにちは。石塚晴子です。 インターハイ中止が4月26日に発表されてから1ヶ月以上が経ち、徐々に試合日程が出始める中、「インターハイの代わりになる大会を実施する」という試みや企画も多く出てきました。 前提として、私はこうして大会が開催されていくことには当然ながら意義があると思っています。 スポーツは人々にとって必要なものだから、というシンプルな理由があるからです。 ですが、現在も競技者であり、かつインターハイプレイヤーだった身として「一刻も早く元のように」、また「インターハ

          インターハイは本当に元に戻されるべきなのか