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「変わることがなければ成長することもない。成長することがなければ真に生きていない」by ビル・ゲイツ

日報や1on1の中で、「インプットが重要」という話になることが多いと感じたことがあり、「インプットの重要性とその効果を高めること」について書きたいと思います。


インプットの「深さ」という考え方

「インプットが重要」ということは誰しもが知っていることだと思います。本は読んだ方が良いし、フィードバックはしっかり聞いた方が良いし、情報はできる限り知っていた方がきっと良いと思います。

しかし、私はインプットの「深さ」がとても重要だと思っています。インプットの「深さ」というのはつまり、「仕入れた情報をどれだけ自分のものにできたか」ということです。

インプットしたつもりでいても実際は読み流してしまっていたり、情報は仕入れたけど行動が変わっていなかったり、せっかく仕入れたのに自分自身のものにできていないことが、私は多々ありました。
多分今も取りこぼしがあると思います。

私が個人的に思うインプットの深さを図にするとこうなります。

ネットニュースを読んだり、SNSを見たり、意識せずに情報を見ていると「文字情報として認識する(読み流し)」という状態になります。
「どこかで見たことあるけどなんだったっけ…」という感じです。
スマホを見て無意識に仕入れている情報はインプットが浅くなりやすい気がします。

インプットを深めていくのであれば、「自分なりに解釈して理解する」ところをスタートラインにしなければいけません。

私はこのスタートラインに立つために、必ずアウトプットをセットにしてインプットするようにしました。
本を読むときはノートを手元においておいたり、twitterに気になったニュースについて発信してみたり、ここ半年くらいは毎日新聞で仕入れた事業の参考になりそうな情報を社内SNSのTUNAGにアップしたりしています。

なぜアウトプットをセットにするかというと、仕入れた情報を自分自身で言語化することで初めて情報が整理され、整理されることによって初めて自分の考えが生まれるからです。
頭の中で全て完結しようとすると、仕入れた情報以外の情報も常に介在してしまう(「お腹空いたな」とか)ので、結局は整理したつもりになっていて実はまるで整理されていません。

アウトプットは人に見せてもいいし、見せなくてもいいと思います。
強いていえば見せたほうがそのアウトプットを見てくれた人がさらに意見をくれたりするのでお得です。
そういうわけで、1on1をしたらTUNAGに投稿してね、と伝えています。


行動に移したあとに起こること

インプットが深まって行動に移しその行動が継続できるようになったら、その先に「自分自身の成長」があると思っています。私はこれを「(自分自身の)OSアップデート」と呼んでいます。

OSとは皆さん御存知の通り「スマートフォンやパソコンを制御し、管理するための基本ソフトウェア」のことです。
つまり「(自分自身の)OSアップデート」を言い換えると「自分自身の行動や考えを管理するための基本的な思考回路をアップデートする」という感じのイメージです。
それが成長するということなのかな、と思っています。
(OSアップデートというとわかりやすいし、成長した自分を「すごうver2.0.1」とか考えるとテンションが上がるというだけの理由でこの表現を使っています。笑)

本当のOSアップデートと違う点でいうと、自分自身の成長はじわじわ来て、ある日とんでもない成果につながったりするという点です。
ソフトウェアのOSアップデートは不定期のタイミングで促されボタンを押すとアップデートが完了しますが、自分自身の成長はアップデートにかかる時間が長かったり、ある日突然変化につながったりするので、ソフトウェアのOSアップデートとは異なるということです。

そのため、先程の図でいうと「行動を継続する」フェーズが長いこともあったりするので、成長実感が沸かないタイミングはあると思います。
私が最近やっているとあるアウトプットについては、「それができるようになるまで数年かかるよ」と言われています。
まだまだかかります。


習慣化が一番強い

やっぱり習慣にするのが一番強いですよね。
コツコツ積み重ねて、自分自身を成長させていきたいものです。

ちなみにタイトルはビル・ゲイツが言ったとされる言葉です。
外部権威によるハロー効果を狙って、タイトルにしてみました。

色々な名言を探していたところ、ビル・ゲイツの他の名言も一緒に発見したので皆様に送ります。

毎日毎日「勝ちたい」という気持ちで出社しなければならない。
切羽詰まったときにこそ、最高の能力を発揮できる

https://forbesjapan.com/articles/detail/32187




自分自身が変わって、成長したいと思った方がいらっしゃったら、そのような刺激的な環境をなんと今回ご用意しております。
(毎度おなじみ宣伝タイム)

カジュアル面談で、お待ちしてます!


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