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新米社労士が描く、働きやすい未来-デジタル時代の挑戦



⑴ はじめに

 今日は、栃木県で2024年4月に社労士(社会保険労務士)として開業したばかりの谷島拓実さんのお話を聞いてきました。公務員から未経験で労務の世界に飛び込んだ谷島さんの熱い思いを、皆さんにお届けします!谷島さんはHR Academy by TECO Designの第2期受講生でもあります。HR Academyに入られた経緯や労務についてお聞きしたので、ぜひ最後までご覧ください。


⑵ 市役所から大転身!その理由とは?

 「このまま市役所で働いていて、社会で戦っていける人になれるのかな…」
そんな漠然とした不安が、谷島さんを新たな挑戦へと駆り立てたそうです。市民課で住民票や戸籍を扱う仕事をしていた谷島さんが、なぜ社労士を目指したのか。その理由を聞いて、思わずうなずいてしまいました。

 目にみえる形で自分に価値をつけられないか、と考えた時に知ったのが「社会保険労務士」という仕事だったそうです。

 また谷島さんはこうも語ります。「社会に出てはじめて働いてみて、どうやって人の役に立てるかを考えるようになったんです。そこで、働くということに興味を持ったことが労務分野に興味を持った1番のきっかけでした」

 まさに、仕事や資格を通じて自分の使命を見つけた瞬間だったのかもしれませんね。

 実際に筆者も自分の人生について振り返ってみると、働いている中で
「なぜ自分はこの仕事をしているのだろう」と思った時期がありました。
そんな時期に漠然と同じ仕事をするのではなく、違う仕事について調べてみることや、自分の不可価値になるようなものを調べてみる必要もあるのかなと、お話しを伺っていて感じました。

 自分のことを知ること(自己分析)をすることで、自分の強みがわかったり、適性のある仕事を知ることもできるように思います。だからこそ、自己分析も重要になってくるんですね!

 そう取り組んでみられた谷島さんがやってみたいお仕事が「労務」分野だということだったんですね。考えることで、自分についても理解が深まり、仕事についても理解が深まりそうです!

👇自己分析の重要性はこちらの記事をご覧ください👇

👇自分の強みに関してはこちらの記事をご覧ください👇

⑶ 労務って実はすごく人間的な仕事なんです

 谷島さんは、労務の仕事の本質について、
「働いている人がどうやったら前向きに働けるか、どういう風に生きていくかまで考えるのが大切なんです」と語ります。

 その背景には、「会社にとっても労務担当者=人的資源と考えるのであれば、その人が働きやすいことが会社にとってもプラスに働くのではないか。」
「労務業務にかける人件費やシステム導入費をコストとして捉え、削って行こうとする経営判断をすると、会社として取り組むことが重要だ」という思いがあるそう。

 労務担当の方が働きやすい会社だなと思うことで、労務の仕事の偏りなども減るのかもしれませんね。谷島さんの言葉を聞いていると、労務の仕事がどんどん魅力的に感じてきませんか?

 また、谷島さんは労務の仕事の重要性について「労務業務にかける人件費やシステム導入費をコストとして捉え、削って行こうとする経営判断や環境になると、働いている人にその会社は選ばれない時代になる」とも考えているそうです。

 この視点は、特に労務未経験の方々にとって重要です。
労働環境や、経営者自身が会社の要ともなっている「労務」分野について興味関心を持っていないということは、言い換えれば私たちの職場環境が劣悪なものになる可能性もあるということです。だからこそ、労務未経験の方やこれから社労士として働きたい人には必要な視点だと言えると思います。

 単なる事務作業ではなく、人の人生に深く関わる仕事であることを理解することが、労務の本質を掴む第一歩となるかもしれません。


⑷ DX化で、もっと人に寄り添える!?


 今後、谷島さんが注目しているのが、労務のDXです。
「システムを使えば、面倒な作業が減って、もっとタイムリーに対応できるんです。でも、人の顔が見えにくくなるという課題(ツールを使うことで、お客様とのコミュニケーションが減ってしまうこと)もあるんですよね」

 谷島さんは、 DX化のメリットを活かしつつ、人との関係性も大切にする方法を模索しているそうです。かっこいいですね!

 労務分野のDXは今、発展途上だと言えると思います。
システムを導入すると業務は効率化されるものの、従業員のところへ行く回数がどうしても減ってしまうそうです。

 「システムを導入している分、メールや電話で済んでしまうことが多い」と谷島さん。だからこそ、谷島さんが仰るように、システムを導入するだけでなく、企業とのコミュニケーションを大切にすることが大事になりますよね。

 だからこそ、労務の業務を減らすだけでなく、DXできる人材を育成することが必要になってくるんですね!

 

⑸ HR Academy by TECO Design -DX時代の労務キャリアの味方

 そんな谷島さんが注目しているのが、HR Academy by TECO Design。
システムと実践的な労務の知識が学べる場所だそうです。

 谷島さんは、社労士資格は持っているものの、実務経験がなかったため、最初は他の社労士の先生の事務所で実務経験を積むべく働いていたこともあるそうです。
 その時に、「社労士ではなく、他にプロの知見が欲しい」というとても前向きな気持ちで受講を決意してくださいました。

 「システムを使いこなしながら、労務の実例も学べる。こんな勉強の場って、実はなかなかないんですよ」と谷島さんは語ります。谷島さんのような意欲的な若手社労士の方や労務未経験の方にぴったりの学び場なんですね!

⑹ 谷島さんが描く、ワクワクする未来

 最後に、谷島さんの熱い思いをお聞きしました。
「デジタルをフル活用して仕事の効率を上げるだけじゃなくて、その先にあるお客様との関係作りや、働く人が働きやすい環境づくりまでできる社労士になりたいんです」
 なんだかワクワクしてきませんか?谷島さんのような新しい視点を持つ若手が増えれば、きっと私たちの働き方も変わっていくはずです。


 

⑺ まとめ

皆さん、いかがでしたか?労務の仕事って、意外と人間味あふれる、やりがいのある仕事だと感じませんでしたか?

筆者も谷島さんのお話しを聞いていて、労務にDXを取り入れることの難しさや、システム導入するためのプロセスを考えることだけでなく、働く人々に理解していただくことが大切だなと感じました。

 業務を効率化できても、そのシステムを扱える人が少ないのもまた事実として挙げられます。

 だからこそ、労務×DXができる人材をもっともっと育成していくべきだと考えます。もし、今回の記事を読んで少しでも興味が湧いたら、
HR Academyで一緒に学んでみるのも面白いかもしれません。
きっと、新しい発見があるはずです!

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