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採用×マーケティング 合同説明会編②

合同説明会でのクロージングとフォローアップ


こんにちは、採用支援サービス「Saimane」を提供している
アローリンクの蘓(いける)です。

前回は合同説明会のブース設計とプレゼンテーションについてお話させていただきました。今日は、合同説明会から自社説明会への歩留まり率向上についてお話ししたいと思います!

皆さん、合同説明会から自社説明会への歩留まりが低いことに悩んだことはありませんか?

  • プレゼンを終えた後、学生たちがそのまま去ってしまう

  • 次のステップに繋げる効果的な方法がわからない

実は、私も同じ壁にぶつかっていました。

せっかく合同説明会のブースに着座してくれても、、
プレゼンテーションに全力を注いでも、、
その後の参加に繋がらないことに悩んでいました。

どうすれば学生たちの心に残り、次のステップへと誘導できるのか?

歩留まり率の向上に関しても、前回同様に感情リクルーティングと採用マーケティングの視点を取り入れることで解決策を見つけました。

今日は、その秘訣である「印象的なクロージング」と「効果的なフォローアップ」についてお伝えします。

これを読めば、あなたも合同説明会で学生の心をつかみ、次のステップへとスムーズに導くことができるようになるはずです。

たぶん。


ハテナをつくり、余白を作る

まず前回の内容を少しおさらいしたいと思います。
合同説明会でのプレゼンテーションのポイントは、合同説明会はあくまで「認知」の場として割り切ること。

頭の中に「ハテナ」を生み出し、足を止めてもらい、興味を持ってもらう。

限られた時間では学生に有益な情報を提供し「なぜこの会社は私たちのためにこんな話をしてくれるのだろう?」という「ハテナ」を生み出す。

そして、お腹いっぱいに情報を詰め込まず、あえて余白を残す

ここまで、覚えていますでしょうか?

ここからは、合説から自社説明会やインターンシップへの歩留まりを最大化するためのお話しをさせていただきます。

1. クロージングで再会を促す

合同説明会のプレゼンテーション後、直接学生と話す機会は限られています。だからこそ、プレゼンの最後に「また会いたい!」と思わせるクロージングに工夫が必要です。

<一般的クロージング>
・特になし(行われないことが多い)

<感情リクルーティング型クロージング>
・再び会うことを前提とした親しみのあるメッセージ
・学生の興味をさらに引き出す問いかけ
・次回の説明会やイベントへの誘導

共感の確認 :「今日お話しした『地方から世界へ』という私たちの想い、少しでも響いていただけましたか?」

個別の価値提供 :「次回の説明会では、『地方企業だからこそできるグローバル展開』について、より詳しくお話しさせていただきます」

再会への期待感 :「今日は時間の関係で、お伝えできなかった『社員の成長ストーリー』もたくさんあります。ぜひ次回、たっぷりとお話しさせてください」

プレゼンテーションの締めくくりに、こんな言葉を添えてみてください。

<余白に対してアプローチ>
今日は時間が限られていたので、すべてをお伝えできませんでした。ぜひ次回の説明会で、もっとゆっくりお話ししましょう。

<この人の話しを聞きたい感情にアプローチ>
あなたの就活を成功させるためのヒントを、まだまだご用意しています。次回お会いできるのを楽しみにしています。

これにより、学生たちは「またこの人たちに会って話を聞きたい!」という気持ちになります。

さらに、ポイントとしては、学生が「自分は特別に扱われている」と感じてもらうこと。親しみやすい言葉遣いや再会を前提としたメッセージで、自然と次のステップへ誘導しましょう。

必ず最後には「説明会の日程の提示」「予約登録」などの次回アクションの促しをおこないます。


2. 効果的なフォローで興味を持続

合同説明会が終わった後、学生の興味を持続させるために24時間以内のフォローアップが重要です。

迅速な連絡

学生は合説当日には数十社のプレゼンテーションを受けています。
どれだけインパクトのある話しをしても時間が経てば記憶が薄れてきます。
必ず24時間以内にメッセージを必ず送りましょう。

パーソナルな情報と次回アクションの促し

メッセージの内容では、プレゼンテーションの内容に触れつつ、次回の自社説明会の案内やリマインドを行います。

[学生名]さん 先ほどは会社説明会にご参加いただき、ありがとうございました。 特に[学生が興味を示した点]について、熱心に聞いていただき嬉しく思います。 実は説明会では話せなかった、[関連する具体的な情報]について、 次回の個別説明会でより詳しくお話しできればと思います。

次回説明会 詳細
日時:○月○日 15:00-16:30
場所:オンライン/オフィス
特別ゲスト:マーケティング事業部マネージャー 田中

合説から24時間以内のフォローアップメッセージと、自社説明会3日前、前日と最低2回は必ずリマインドメッセージを送りましょう!


3. LINEを活用したアプローチ

24時間以内に当日の説明会内容に沿ったパーソナライズなメッセージを送ることはなかなか手作業では効率が悪くなるので現実的ではありません。

私たちは採マネnext≫というLINEツールを活用し、パーソナライズなコミュニケーションを実現しています。

このようなLINEコミュニケーションツールを活用することで、効率的かつ効果的なフォローアップが可能となります。

採マネnext≫の機能一覧

<活用事例>
説明会予約:指定した日程、人数でセミナー予約を管理。
自動リマインド:指定した時間に自動リマインドメッセージを送信。
参加者管理:日程ごとの参加者管理、ZoomのURLを自動発行。

これらのツールを使うことで、学生に特別感を与え、次のステップへの誘導をスムーズに行うことができます。

また、採用担当の目線では、工数のかかる日程調整や参加確認等の業務を自動化が可能になるので、本来するべき採用施策の実行や学生とのコミュニケーションの時間にリソースを割り当てることができます。


4. 感情リクルーティングの具体的な効果

合同説明会において、感情リクルーティングと効果的なフォローアップを取り入れることで、以下のような成果が期待できます。

  • ブース来訪者数の増加

  • 選考プロセスへの移行率の向上

  • 内定承諾率の改善

  • 入社後のミスマッチ減少

<実績データ>
選考移行率:30% → 80% に向上
内定承諾率:40% → 75% に改善
入社1年以内の離職率:15% → 5% に低下

採マネの支援のクライアント実績

これらの数字が示すように、採用マーケティングの視点を取り入れることで、採用活動全体の質が大きく向上します。


合同説明会を成功させる鍵

採用活動は、単なる人材集めではなく、「未来の仲間との出会い」です。その第一歩となる合同説明会で、学生の心に「また会いたい」という気持ちを芽生えさせることが重要です。

  • 印象的なクロージングで再会を促す

  • 効果的なフォローアップで興味を持続させる

  • LINEツールの活用でパーソナライズされたコミュニケーションを実現

これらのポイントを押さえることで、合同説明会から始まる学生との関係性を深め、採用活動の成功へとつなげることができます。


おわりに

もし、「具体的にどう進めればいいの?」とお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

私たちが採用マーケティングの視点から、あなたの採用活動を全力でサポートいたします。

次回は、「感情リクルーティングを活用した面談」について深掘りしていきます。お楽しみに!

株式会社アローリンク 蘓 伸太郎

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