【ロケ地探訪】ジブリ映画「思い出のマーニー」湿地屋敷
毎年、この時期は娘の誕生日もあり季節も良いので、家族旅行に行くようにしています。昨年はGOTOトラベルのタイミングに新潟に行きました。今年も感染者数の推移を見ながら直前に計画を立てました。
我慢に我慢を重ねて、年に一度きり。
子供たちのテンションは1週間前から上がりっぱなしです。毎朝の第一声が「あ〜いよいよ、あと◯日後となりました〜!旅行楽しみ〜♡」というもの。その姿を見て、僕と妻は目を細めていました。
ところが日に日に不安が大きくなってきていたのです。太平洋上で発生した台風16号が勢力を拡大させ、日本列島に近づいてきていたのです。予報によると、まさに宿泊日の夜に関東地方に最接近という感じでした。
3週間前にまず予約をとったのは、伊豆赤沢温泉にある「マンガ別荘」でした。子供たちが最近マンガを読みまくっており、本屋さんで泊まってみたい、なんていう発言が出てくるほどでした。
マンガ別荘は、1,000冊の漫画があり、さらに温泉からの眺めが最高!という場所。子供も大人も楽しめますし、ご飯を自分たちで用意するいつもと違う趣向の宿として、僕たち家族はとっても楽しみにしていたのです。
予報が良い方に出ても、東京から台風に向かって突入する移動になることは間違いなさそうです。そこで二日前、マンガ別荘に確認の電話を入れました。すると台風によるキャンセルは料金をいただきませんとのこと。
急遽、行き先を軽井沢に変更して、宿探しをすることになりました。息子の必須条件は、新幹線での移動です。僕は車を運転しないので、できれば新幹線の軽井沢駅からタクシーで簡単に移動できる距離が希望でした。
妹と姪っ子も含む6名。直前で厳しいかと思いましたが、とっても良さそうなところが予約できました。電話対応してくれたおじさんも個性豊かだったので、僕は期待していました。実際この方、とっても良い人でした。
ホテルに着いて早々、一階のケーキ屋さんでみんなのケーキを買って(僕だけ名物ピザでしたが)、お部屋でくつろぎながらいただきました。やがて夜が来て、夜道を散歩しながら、つるとんたんという饂飩屋さんまで行って夕食をいただきました。
きれいで広いレストランで、おつまみメニューも豊富。地ビールも飲むことができて、大人も子どもも大満足となりました。ただ、行きにチェックしていたジェラート屋さんが帰り道にはもう閉店していたのが残念でした。
ホテルに帰ると、子どもたちは持ってきたゲームで対戦プレイ。大人たちは、缶の地ビールを飲みながら、つもる話をしました。コロナが明けたら・・・こういう日々が戻ってきて欲しいですね。
翌日は、早朝にホテル近辺の別荘地を諏訪神社まで散歩して、おみくじをひきました。途中、美味しい空気をお腹いっぱい吸えただけでなく、リスがお出迎えしてくれたりして、高原の朝を一同大満喫しました。
そして、腹ごしらえのあとは、美味しい朝食です。
ネットで口コミが大きく広がっている大評判の朝食バイキング。蜂蜜棚から垂れてくるフレッシュハニーを、できたてのフレンチトーストにかけて食べる趣向です。外はカリっ、中はジュワっ。生クリームも添えました。
地元の野菜を使ったサラダ、特にトマトがこれまで食べたどのトマトよりもおいしかったです。キッシュやクロックムッシュ、あおさの味噌汁、濃厚なヨーグルトまでありとあらゆる美味が詰め込まれ、朝から腹パンに。
そこから、タクシーを呼んで軽井沢タリアセンに向かいました。ホテルから10分ちょっと。そこは、塩沢湖のほとりの遊興施設です。ジブリ映画「思い出のマーニー」の屋敷のモデルとして有名ですが、それ以外にもアトラクションがいっぱいありました。
冒頭の写真、僕が撮ったものです。湖のほとりのお屋敷との対比のため、わざと手前に力強い樹の幹を入れたのです。「タリアセン マーニー」で検索してみましたが、ネット上のどの写真よりもこの写真が一番よく撮れているように感じました。興味がある方は、やってみてくださいね。
はーーい。はい。はい。自画自賛ですね~^^
といって、こういう時は息子からいつも強烈なパンチが飛んできます。こういうツッコミ、僕は大好きなんですよね。タリアセンでは、パターゴルフをして、アーチェリーをして、足漕ぎボートをして、テニスをして帰ってきました。
パターゴルフとテニスは、やっぱりパパの実力が凄すぎて、息子は途中で投げ出してスタスタどこかに行こうとしていましたが、迷子になるのが怖くて戻ってくるのを繰り返してました。
ただ、足漕ぎボートを操縦しながら、カモやコイにエサをあげるのはめちゃくちゃ楽しかったみたいです。パパが漕ごうとすると「う~ん。パパ待って、いまはストップ」と指示される始末です。うはは。
驚いたのは、お姉ちゃんのアーチェリーの腕前。これはみんな初めてだったので、素の才能が出ますよね。僕は目の前の地面に、横にズラリと矢が刺さってしまいました。一同爆笑。
でも、お姉ちゃんは一度コツをつかむと、スッスッと次々に矢を的に刺していきました。息子ちゃんは、最初から面倒くさがってやりませんでしたね。日陰で休んでました。笑笑。
とまぁドタバタの旅行でしたが、とっても良い想い出ができました。急遽、軽井沢に変更して大成功だったかもしれないですね。またいつか、親戚みんなで旅行して、今度こそは美味しいジェラートを食べたいものです。
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