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【医師論文まとめ】がんスクリーニング検査で実際に生存期間が延長されるのは?

疑問

がんスクリーニング検査は生存期間を延ばすとされていますが、実際にどの検査が生存期間をどれくらい延ばしているのでしょうか。

これについて、複数の長期ランダム化比較試験のメタアナリシスが行われました。

対象

このメタアナリシスでは、乳がん検診、結腸がんスクリーニング(内視鏡検査、便潜血検査)、肺がんCTスクリーニング、前立腺がんPSA検査の計6種類の検査を対象に、それぞれのランダム化比較試験から得られたデータを分析しました。

対象となったのは合計21万人超に上る長期追跡データで、平均追跡期間は乳がん検診と便潜血検査では15年、その他は10年以上と長期的な比較が可能でした。

結果

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