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本が読めなかったらいふが感動して最後まで読んだおすすめ本④


おすすめ本の4冊目は、、、
小説ではなく勝手にわが人生の先生と思っている内田樹(たつる)先生のノンフィクション本です!!

街場の共同体論/内田樹 (新潮文庫)

有名な自己啓発本などは結構たくさん読んだのですがあまりどれもピンと来るものがなく、なんとなくフムフムと思うだけの本が多かったのですが、
内田先生の街場の共同体論を読んだときは『 えっ!えっ!すごいっ! 』こんなに自分に刺さる本があるとは思いませんでした。
刺さるというより、昔から自分の中にあった細かい謎がすべて解けていったような謎解き本といった感じです!

自分と同世代の50歳以上の方が読めば結構リアルに響くと思います。
自分の小さいころに実体験で経験した記憶の出来事が、誰が引き起こしどういう理由で起こってきたのかがわかるんです!
いくどと腑に落ちてしまいます(笑)
昔こんなことが起こってきたから世の中は今のように常識も人の考え方も変化してきたのか…と理解できるようになるんです。
全ての結果には必ず原因があるのですから当然といえば当然ですね。

しかし、簡単そうなことですが誰も今まで自分には教えてくれる人はいなかったのです、不思議です…
時代の変化については人生を生きていく上で大切なことなのできちんと理由と理論を学校の授業で教えるべきだと自分は思います。

昔の日本の常識は今の時代ではありえないと思われることがすごく多いと思いますが自分のようなおじさんからすると。。。今の若い人たちを見ていてほんとですか!?ってことが多々あるんですよ。
自分からすると今の常識がなんでそうなってしまったのかが理解しがたいことがものすごく多いのです。

物事の本質を見るためには自分の考える基本的な知識がある程度必要になると思うのですが、今の時代はスマホが普及し、SNSが情報を伝えていくので人は深く考えることをしなくなってしまったと思います。
人が深く物事の本質を見つめようとすると、やはり一人になれる環境が必要不可欠だと思います。
昔だと簡単にできた考えることが今の若い人たちは本当に一人になることすらスマホなどの便利なツールがありすぎて中々できないのではないかと思います。

自分が今住まわせて頂いている休業中の旅館は昔有名な文豪の方たちがこの旅館で執筆し歴史に残る本を書いたそうです。
少しですが最近理解ができるような気になります。
本当に音がせず、静かで心が落ち着きます。
たぶんどこかにすぐに行くことができないのが理由の1つだと思いますが…
窓を開ければ川の流れの音しかしなくて温泉に入れば疲れが取れます。
しかし、近所には歩いて行けるコンビニが今の時代1件もないんですよ、東京ですぐに買えるものが売っているお店がこの場所にはないんですよ😢
しかし、となりで認知症の母はネットフィリックスのドラマや映画を見てひとりでテレビとお話ししながら楽しそうに笑っています(笑)

ということで内田先生のプロフィールを掲載しておきます。


内田 樹先生とは(うちだ たつる、1950年9月30日 - )は、日本のフランス文学者、武道家(合気道凱風館館長。合気道七段、居合道三段、杖道三段)、翻訳家、思想家、エッセイスト、元学生運動家[3]。神戸女学院大学名誉教授。学位は修士(旧東京都立大学・1980年、フランス文学専攻)。専門はフランス現代思想。立憲民主党パートナー。東京大学文学部卒業。旧東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。『ウィキペディア(Wikipedia)』


この本は今の時代について疑問を抱く人や日本がどうしてこうなったのかということの意味と理由を知りたい方にはものすごくおすすめです!!!
読み始めたらあっという間におわってしまい、続きが読みたくなります。
自分は昔すぐさま本屋に内田先生の本を買いに行ってしまいました(笑)
せっかく今の時代に生きているのですからどうして日本はこのように変わったのか?今のニュースをみて起こる事件の理由をなるほどと理解して生きていく方がモヤモヤがたまらずスッキリできるので自分の中での悩みの消化活動ができると思うのです。
日々の生活で不思議に思うことがある方はぜひ内田樹先生の『 街場の共同体論 』を読んでみてください!
絶対に後悔しない時間が過ごせると思いますよ!
自分のスーパーおすすめ本です!!!!!!

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