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経営マニュアル~起業や事業を行うための基礎知識と考え方~⑨【基礎知識 第九章 顧客=お客様=資産?】

50年以上生きてきてたくさんの失敗をした自分の実体験から感じた
経営マニュアル~起業や事業を行うための基礎知識と考え方~の
基礎知識 第九章 顧客=お客様=資産?です。

【基礎知識 第九章 顧客=お客様=資産?】

仕事をはじめると物や情報を売って利益を得ますがお金を支払ってくれる人達は自分達のお客様と言うことになりますね。
簡単に言えば、お客様は顧客となる訳です。

顧客の数が増えるということは、現在行っている仕事とは別に新しい仕事がはじめられる環境が生まれて来るということなのです。
ここに気が付くかどうかが、後から仕事に大きな差を生むのです。

例えば、スマホ販売するお店をはじめたとします。
利益を得る方法はスマホ本体を販売し利益を得るのが基本ですが、多くのお客様に販売し続けると、顧客が増え続け気がつけば顧客リストを作成することが出来ます。
noteでは、フォロワーが増え有料記事を購入してくださる方が顧客ということになります。

では顧客リストはどういうものなのでしょう?
リストがあるだけでは当然新しい仕事は増えません。
勿論利益も生みません。
新しい仕事をはじめる時は、事業計画や設備投資、準備期間などお金も時間も必要となります。
しかし、顧客リストがあると低コストで準備時間も短く新しい仕事をはじめることが出来てしまうのです!
それは、顧客を資産と捉えることで可能となります。

方法は自分の顧客=資産をあたらしい事業に利用させてもらい利益を得る方法です。
例えばこれはnoteで例えると自分の料理レシピ記事を販売していたとします。
記事を購入していただいた方に記事が多くなったので記事をまとめた新しい視点で製作した料理本を販売するという展開のことなのです。
レシピ記事ではなくレシピ本を販売するということは、新しい事業をはじめられたということなのです。

この事業方法は基本の仕事から二次的に生まれた一時利益となるのです。

世の中には最初に行っていた料理レシピをフォロワーに販売して利益を得るビジネスのモデルを
C to C(顧客〈カスタマー 〉対 顧客〈カスタマー 〉)と呼ぶのです。
Consumer to Consumer:個人間取引
C to Cの代表例といえばメルカリ(mercari)や noteでしょう。

それ以外にも
B to C(会社〈企業〉対 顧客〈カスタマー 〉)
Business to Customer:消費者向け取引

B to Cの仕事から顧客を資産と捉えることで
B to B(会社〈企業〉対 会社〈企業 〉)
Business to Business:企業間取引

としてのビジネスの形が発展していく可能があるのです。

C to C から B to C、B to B にビジネスモデルを変化させることは利益も増え利益率も格段に上がるため良いことですが、仕事対象が個人から会社を相手に仕事を行うことになるため、個人の時とは違い色んな面でリスクも増えるのです。
会社対会社の仕事は契約書や請求書、機密保持の書類など書面としてお互いの責任を明確にすることが必須となるのです。
そして一番大事なことは、情報を扱って仕事をする場合には顧客を資産とするため情報管理や法律に則った世の中の常識に基づいた運営を心がけより一層仕事をすることが必要となるのです。

この点noteは C to C なので比較的敷居が低く誰でも簡単にビジネスができるようになるのです。
このことから現在noteの月間アクティブユーザーが6,300万突破
法人利用も半年で倍増の1,600件になっているのです。

ちなみに日本の人口は現在1億2242万人です。
SNSの大手のユーザー数はどうでしょうか?
・X(旧Twitter)ユーザー数は、約5,895万人
・Instagram 
ユーザー数は、約3,300万人
・Facebook 
ユーザー数は、約2,600万人
・note 
ユーザー数は、約6,300万人
・LINE 
ユーザー数は、約9,500万人
です、LINEはSNSというよりコミュニケーションツールの要素が強いのでSNSのようなソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の中ではnoteは非常にユーザー数が多いことがわかると思います。

だから情報を発信するなら note がプラットホームとしては格段に有利だというわけです。

話がそれたので元に戻したいと思います。
顧客はお客様であり資産となるのです。
資産はビジネスモデルまで変化させる事業拡大の元となるのです。
顧客=資産と捉えて仕事を展開して行くとさらにすごい事業が出来るようになります。
それは自分のコミュニティを作りだすことが出来るのです。

お客様に会員制度を導入し、会員になってもらうことで自分達は顧客管理が出来るようになりその場に今度は会員同士の情報交換の場を作り与えるとコミュニティーは活性化を始めます。
簡単な例を挙げて説明すると、自分たちが用意したビルにお客さん(顧客)が入ってきてお客さんが販売店になれるようにするとビルはデパートに生まれかわり成長すると巨大なショッピングモールとなるのです。

顧客は資産となるのですが、コミュニティーはその上を行く仕事の大きな武器(力)を手に入れたことになるのです。

インターネット上でコミュニティーを作ることをSNS(Social networking service)と言い、インターネット上で自由に趣味やビジネスの仲間に入れる会員制サイトが現代の世の中では流行しているのです。
現在Twitter、Instagram、Facebookなどが代表的なSNS(コミュニティー)です。
だから現代ではみんなSNSを無視して仕事を進めることができないのです。

2012年には世界で5億人の会員がいるFacebookは今世紀最大のSNSと言われており、資産価格はなんとっ!2兆円と言われていたのですが、時代はものすごいスピードで変化しているためFacebookは現在では資産価値はかなり下がってしまっているのが現状です。

余談ですが、自分が各SNSを見ていて最近感じることですがSNSごとに役割が明確になってきていると思います。
少しその部分のお話をしたいと思います。


X(旧Twitter)は情報発信の一番のSNSとしての立ち位置、だから大手企業もXを使って情報発信をしています。今の若者も現在なにかが起きて調べたいとするとInstagramではなくX(旧Twitter)で検索するのです。


Instagram は若い世代の検索サイトであり流行を作り出す立ち位置、私たちのようなおじさんはGoogleで検索しますが、今の若い世代はGoogleは使用せずInstagramで検索するググるではなくタグるという行動をしています。


Facebook は基本実名で登録するので連絡手段の立ち位置、しかし世界では人気がありますが日本ではかなり下火になってきてしまったと思います。企業も最初はFacebookの中にページを作成していましたが現在はほとんどなくなってしまっています。


note は X(旧Twitter)と連携ができ決済システムを使用することができるので独自で巨大なコミュニティとなっていく立ち位置になるのではないかと思います。だからこそこれから情報発信しながらビジネスを進めていくなら自分はnoteをおすすめするのです。


LINE はSNSというより個人間の連絡ツールとしての立ち位置です、現在色んなサービスを追加して他のSNSを追い越そうとしていますが、連絡ツールは日々使用するため今までの簡単な操作が少しでも複雑になり使い勝手が悪くなるとユーザー離れが起きてしまう可能性があります。そのためSNSとしての普及はあまり見込めないと感じています。


SNSはすごくメリットのあるツールですが使用する方法を間違えば瞬間で大変な問題を引き起こすことになります。
みなさんも X(旧Twitter)で若者がなにも深く考えずバイト先や飲食店で迷惑行為を行いSNSに掲載すると、ニュースでそのことがすぐに報道され企業から損害賠償を請求されたりしているのを見たことがあると思います。
こんな事態になってしまうと取り返しがつかないことになりますのでSNSの使用方法はよく考え行わないと大変なことになります。

みなさんも各SNSの本質をきちんと理解して日々仕事にプライベートに活用してほしいと思います。

基礎知識と考え方だけでもかなり長くなりますが、なるべく各章ごとに短くわかりやすく解説していこうと思っております。
この経営マニュアルがみなさまの何かのお役に立てばうれしいです。
では、目次を掲載しますので記事は順次掲載していきます。
掲載しましたら目次のタイトルにリンクをしますのでお時間ある方、ご興味のある方はご覧ください。

目次
基礎知識 第十章 客単価

よろしくお願いいたします。

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