子曰く、学びて時にこれを習う。
先生が言った。「学んでしばしば復習する。それはよろこばしいことではないか。友が遠くから来ることがある。それは楽しいことではないか。人がモノを知らないといって怒ることはない。それが君子の姿勢ではないか。
私は勉強の中で復習が嫌いだ。
正確には ”嫌いだった”。
予習復習が大切だ、と散々教えられてきたが、何回も同じ問題をやるのは飽き飽きしてしまっていた。
だから勉強がやりっぱなしになり、できない問題がずっとできない、
できない問題が多く、復習が大変だから復習したくない、、
負の連鎖にのめりこんでしまう。
受験界では、
「複数の問題集に手を出すより、一つの問題集を完璧にしろ」
とよく言われる。
それは同じ問題を何回も解くことにより、確実にできるようにするということを目的にしているのだろう。強制的に復習をさせることにもつながるのだろう。
ここで孔子先生が言う、喜ばしいというのは、
学んだことを復習し、それが身に付いていくのが喜ばしいということ
だと考えられる。
現代では、復習の有効性が説かれ、それをうまく活用することが求められている。
例えば エビングハウスの忘却曲線 復習をしないとどんどん忘れていくということを示している。
それからPDCAサイクル。
p plan 計画
d do 実行
c check 評価
a act 改善
改善をしていくことが、発展していくために何より重要。
人は自分を振り返り、それを行動に移していくことが必要。
復習を大切にし、学んだことを確実に身に付けていくことが大切である。
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