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天中殺の種類

この「殺」が入っている段階で「なんだか怖い!」と思われる方も多い天中殺。六星占術で「大殺界」と名付けられたのでご存じの方もおおいはず。

六星占術では3年あるのですが(本当かどうかわかりませんが、天中殺に入る1年前からは期間的にあまり新しいことを始めない方がよいという感じで「陰影」を設けているのかな?と思っています)、天中殺という構造を考えると2年が天中殺です。

今年来年は子丑空亡(個人の天中殺と区別するためにこちらの「くうぼう」表記をします)

何度か書いていますが、すべての人が何処か欠けています。       子丑天中殺の人は子・丑という北方(目上の場所)が欠けている人なので、その干支がついている年、今年は庚子、来年は辛丑の年なので、子丑天中殺の人は天中殺年(停止・減退)の年ですよ、ということになります。

0学も元は同じなので、背信・0地点が天中殺で、今年は水星・氷王星人がそれに当たりますよということになります。

占術をどなたにもわかりやすいようにしてあるのがこれらの占いだと思います。 お話しを戻して、この「空亡」という言葉にあるように天中殺は現実的な運勢の枠が「空」になって「なくなり」ますよ。という時期です。

えっ?なくなるの?亡くなるの?? →慌てない、慌てない 笑

一般的には人生の冬の時期と言われますが、現実の場所である東方と未来の場所である南方の場所が枠がなくなるよということです。

もっと簡単に書くと「枠がなくなる」=際限がなくなる

普段はある程度、その方の現実的な運勢量などでよほど外れない限り上限下限という枠の中にいるのですが、この時だけは現実的な動きをすると桁外れに上がったりリカバリ不能なくらい落っこちてしまうという時期なのです。

売れてなかったのにいきなり売れまくったり、絶好調なはずが驚くほど落ちぶれたりと振れ幅が大きくなること、たとえ大きく伸びる方向に行ったとしても桁外れの有形無形のものを手に入れると自分の持つ命式で補いきれなかったりと違う形でその方の行きたい方向とは違ってしまうことがあるからです。

ですので、現実的でない精神的な部分(勉強や学び)についてはいつもより倍速で進むのでお勧めされています。お金にしようという学びでなく自分の内面を厚くする、広げる心の勉強は無限大の可能性がある時期なのです。

その学びは天中殺が終了後に現実として前進する時期に大きく貢献してくれるはず。ここまで書いてなんとなく思われたかたもいるかもしれませんが、

運勢には現実的に前進か停止があるだけで、後退はないのだということ。過去には戻れないので壊すとしても感情や精神だけで、現実にあったことを変えることはできません。未来はこれから作ることができますが、現時点ではまだ起こってはいないことで、こちらもああしたい、こうなりたいという精神や感情だけの変化となります。

現時点を起点として天中殺や運勢と言う名が教えてくれるのは、今年は現実的な行動をしたらよいよ、や、停止しておいた方がよいよということなのです。

停止というと嫌がる方も多いでしょうが、どなたも あのとき周り道したり、信号が赤になって止まったから○○と出会えた!という経験を一度はしたことがあるかと思います。まあ、うまくできている訳です 笑

算命学を知らなくても、行かなくてもいい時や、休んだ方がいいときは、しきりと周りが「休め」など同じことを警告されることが増えます。

天中殺はわりといつなのかわかりやすいので、年だけでなく、月、日など大きな決断は後回しにするなどの形で利用しやすいかなと思います。または、自分でなく周りの人の意見に「はい」でもよいのだと思います。

この天中殺、さらに種類があるのですが(今日はそこを書きたかった!)結構長くなったのでまた後日に書きます。

では今日もよい一日を。


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