転職活動のコツ Part3 〜 面接で企業を見極める方法 〜

こんにちは。キャリアカウンセラーの「hotty」です。

本日は「面接で企業を見極める方法」をお伝えしていきます。

面接で企業を見極めるには事例を聞く

面接官はことあるごとに皆さんに「具体的なエピソードはありますか?」と質問してくるのではないでしょうか。

企業はあなたが本当に強みや意志などかあるかを見極めるために、実際にあった事例を聞いてきているのです。

これと同じことが選考を受ける皆さんにも当然求められるのです。

皆さんが魅力に感じている点を企業が本当に持っているかは、少なくとも事例を聞かなくては見極められたと言えません。

にも関わらず、企業を見極めるための事例を探る質問をしている方が少ないように思います。

事例を聞かない面接では殆ど何も見極められない

例えば、候補者が企業に以下のような質問をした場合を考えてみましょう。

候補者:
「将来マーケティングに挑戦したいのですが、異動は可能でしょうか?」

企業   :
「弊社は2年に1回の異動制度があり、比較的異動もしやすいので可能ではあります」

候補者:
「なるほど、ありがとうございました。」

ここで問うのを辞めてしまったら、異動が叶いやすい会社であるかを見極められたと言えるでしょうか。

仮にこれと同じ粒度で企業が候補者に質問した場合を考えてみるとよく分かります。

企業 :
「あなたの強みはなんですか?」

候補者:
「私の強みは分析力です。仕事で頻繁に分析業務をしていましたので、分析業務は得意です。」

企業 :
「なるほど、ありがとうございました。」

いかがでしょうか。事例を聞かないことには見極めるのが難しいことが分かっていただけたのではないでしょうか。

このように、企業を見極めるためには、候補者も積極的に事例を聞いていく必要があるのです。

これはそのまま候補者にも跳ね返ってきますが、すぐに答えられない、話を濁されるなど、事例が出てこない場合はただ謳っているだけの絵に描いた餅状態になっているかもしれないので、注意をしてください。

ちなみに、自分が見極めるべきポイントが分からない場合は、その会社に魅力を感じている点に加え、「次の会社に入ってこうだったら嫌だ」を洗い出してみて、優先度の高い点の幾つかを見極めるべきポイントとして質問を考えると良いでしょう。

以上、転職活動のコツ Part3  〜 面接で企業を見極める方法 〜でした

読んでいただきありがとうございました。

hotty