なぜ同じことで悩み続けるのか?

こんにちは、キャリアカウンセラーの「hotty」です。

出来るだけ短く分かりやすく書くことをモットーに投稿していきたいと考えています。

今日は悩み続ける人の特徴についてお伝えしたいと思います。

ご自身もその特徴にあてはまっていないか確認してみてください。

結論から言うと、悩み続ける人はその悩みを解決するための「改善を回せていない」ということがあると考えています。

これは一見すると当たり前の話なのですが、意外と気づいていない人がいたり、その先にある「なぜ改善を回せていないのか」まで理解している人が少なかったりすると感じています。

なぜ改善が回せていないかと言うと、以下2点にあると考えています。

① 思考が歪んでいる

② 一発で解決できる方法を考え続けている

①の「思考が歪んでいる」については、例えば営業としてお客さんのところへ訪問に行った際、上手く提案が出来ずにショックを受けるとします。その度に「自分は営業に向いていないんだ」「なんで自分はこんな事もできないだ」「お客さんから馬鹿にされているんじゃないか」と考えてしまう。その思考がネガティブな感情を呼び起こし、憂鬱な気分にさせ、改善思考を停止させてしまっています。

②の「一発で解決できる方法を考え続けている」については、例えば早起きを習慣にしたい人がいるとします。そこで、早起きするためにあれこれ方法を考えますが、頭の中だけで考えて「これをやってもだめ」「あれをやってもだめ」「もう何やってもだめじゃないか」「結局解決するのは無理なんだ」というようになる方です。改善により少しずつではあれど解決に至れるという考えがなく、明日からいきなり完全解決を目指し、悩み続けてしまうのです。こちらもいわば思考の歪みではあると考えています。

これらの解決策としては、以下2点があると考えています。

① 自己受容する

まず「自分のネガティブな感情を処理」します。

具体的なプロセスとして、感情を自分から切り離し、自分は今辛いんだなと客観視し、「辛いんだよね、そうだよね」と、客観視した自分の感情を自分の大切な人が感じているかのように、受け入れ、癒やしてあげます。

次に「出来ていない状態があることを」ただ"受け入れます"。肯定も否定もせず、「ああ、自分はこれが出来ていないんだな」と受け入れます。

② 今の状況を1ミリでも良く出来る方法を考える

①で自己受容が出来たら、次に今の状況を1ミリでも良くするために何が出来るかを考え、それを実行します。明日から即座にそれが直るような解決策は考えないことがポイントです。

以上、「なぜ同じことで悩み続けるのか」をテーマにその原因と解決策について話をしてきました。何かこのお話が役に立てば幸いです。

ちなみに、このような取り組みをする前に考えておくべきことは、そもそも自分自身がその悩みを克服したいのかどうかです。克服した先の状況が自分がたいして求めているものでないなら、モチベーションがないので中々改善されないと思いますし、取り組まなくとも良いと考えています。