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コラム「離島で遠吠え」

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疑問や提案を離島から「遠吠え」でお届けします!
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#エッセイ

「移動」しない旅を楽しむ ~お伊勢参りというヒント~

江戸時代のお伊勢参りでは、旅の思い出を披露する会が開かれたそうな。 そこに「移動」しない…

これがホントの高菜チャーハン!?【香川の農家が語る漬物ではない高菜の話】

生鮮野菜としての高菜を見たことはありますか? 高菜漬けと高菜皆さん、高菜って見たことあり…

北新地の美人ママと腐葉土を採りに行った話

「ウチのお店って、企業の社長さんとかも多いので、表面的な知識じゃ通用しなかったりするんで…

「家庭料理のプロ」は矛盾しているのか?

「だとすると、おばちゃんは家庭料理のプロですね」 絶品の家庭料理農家民宿であるウチの宿で…

「貴方が落としたのはこの金の斧ですか?」「いいえ、iPhoneです」

とある山奥に健気に、そして懸命に働く木こりの男が住んでいました。そんな木こりは、自分の大…

ぼくなりの 小(こ) 話(ばなし)、BKBヒィーア!【書くことを続けるために②】

昨日↓に引き続き、振り返りその② ざっと概略を申し上げますと、「鬱屈とした気持ちがだいぶ…

鬱屈が晴れたら何を書けばいい?【書くことを続けるために①】

いわゆる「振り返り」を2回に分けて投稿しようかなと。超自分語りですが、よければ読んでやってください。 かれこれnoteでいろいろ書き始めて、1年8か月ほど。 平日毎日投稿しているわりには、自分なりには割とネタ切れをあまり感じずにここまで来ました。(しくじったことももちろんあります) とはいえ先月くらいから「あれ、書くことねぇな」と思うことが少しずつ増えてきたように思います。私のnoteはエッセイと主に社会評論めいたコラムが多いのですが、特に後者のコラムを書くネタが見つから

営利と人情

どうもカネと人情は相性が悪い。 「お金儲けしようと思ってやっているわけじゃないんよ」 ど…

生き方としてのレトロ

未来は過去であり、逆もまた真である。 レトロという言葉過去は今か?未来は今か?もしかして…

肩書がなくなる怖さ知っていますか?

肩書がなくなった瞬間、人は単なる人になるのかもしれない。 マウンティングおじさん先日、久…

新聞写真が私と師匠の最初で最後の一枚かもしれない

思い出をたくさん記録するのもいいけれど、一枚の写真からたくさんの思い出を呼び起こすのも悪…

私のSOSはカップ麺が教えてくれる ~収穫する元気すらない日に思う~

忙しさと同時におろそかになるもの。それは食。 おそらく都会で働く子を持つ保護者ならば一度…

言葉を積む 〜観光学との向き合い方が私に教えてくれたこと〜

積み方が変われば、山道の起伏、そして山の形さえもが常に変わっていくはずなのだ。 掘ること…

自己顕示欲と他人のふんどし

自分のことばかりの筆者と他人のことばかりのマスコミ 他人のふんどし他人の情報をよどみなくそのまま伝えるのに長けたマスコミ。他方でそれは記者自身のにおいを消すことでもあるのかもしれない。 これが確信に変わったのは、元新聞記者で現在はフリーライターとして活躍される方とのこんな会話にある。 元記者「個人メディアの時代だから、私もnoteやろうかなと」 筆者「元新聞記者って肩書なら読者も獲得しやすいんじゃないですか?」 元記者「そうでもないのよ。結局私たちって他人のことしか書い