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コラム「離島で遠吠え」

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疑問や提案を離島から「遠吠え」でお届けします!
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#仕事

「移動」しない旅を楽しむ ~お伊勢参りというヒント~

江戸時代のお伊勢参りでは、旅の思い出を披露する会が開かれたそうな。 そこに「移動」しない…

お客様は神様ではないけれど、主人公ではある

お客様が神様なら、私自身が相手に向って施すことは何もない。 なぜなら、私などよりも神様の…

真剣に考えた方が良いけど、深刻には考えなくてもいい ~香川の離島に暮らす私が思う…

都会の暮らしで月に5万円を貯金できている人がどれだけいるか? 移住の悩みは、お金の悩み先…

「そりゃ、仕入れ原価ゼロの仕事が流行るよね」って話 ~ウェブライターと農業・宿業…

農家ってもともと個人事業主が多い業界なので、ある意味、フリーランス中心の業界ですよね?(…

文章は「欠け」ても「書け」ない

文章は文字を増やすよりも、減らす方が難しい。 古い新聞は小さく、多い先日、近所の人から古…

「書く」の収益化について真面目に考えてみた【noteは作家業?】

まず結論から。私はnoteを通した収益化は多少はできていますが、note自体を収益化できていると…

比較の「寂しさ」

「あれ、私って何が好きなんだっけ?」 日本語には綺麗な言葉が沢山?小学生6年生の頃だったか、おそらくテレビで「花冷え」という言葉に出会った。花冷えとは桜が咲くころの寒の戻りを指す言葉だ。すなわち、桜が咲くほど暖かくなったのにもかかわらず、寒い状況を示している。 そんなことを母に話した。すると母は、 とどこか感慨深そうに私に語りかけた。その姿はさも彼女の思い出がいつも綺麗な日本語で彩られてきたかのようである。 絶対的な価値を認められない症候群とはならなかった。語りかけら

香川の離島の若手農家、「らっきょう」観察始めました

「らっきょうを商品作物として育てられるか」 というちょっと真面目なお話と、写真を少々。 …

「規格外」の活用を叫ぶのもいいけれど~SDGsの形骸化を離島の農家と考える~

SDGs(生産者にはどこがゴールかサッパリ不明) #SDGsへの向き合い方 規格外品をもとめる人た…

田舎に移住したからって空き家をリノベしなくていい

「普通の会社員27歳が地方移住。空き家をリノベしなくたって、自分のカフェを開かなくたって、…

辞書を編むように、先人の知恵を紡いでいきたい

言葉で学んで、目と体で確認できる時代へ 「目で盗み、体で覚えよ」を問う少し前に、数年間は…

営利と人情

どうもカネと人情は相性が悪い。 「お金儲けしようと思ってやっているわけじゃないんよ」 ど…

ヘッドライト農業と島移住

ヘッドライトはいわば論より証拠なのだ 地域への馴染み方「地域にどうやって馴染んでいくんで…

肩書がなくなる怖さ知っていますか?

肩書がなくなった瞬間、人は単なる人になるのかもしれない。 マウンティングおじさん先日、久方ぶりに肩書でマウンティングをされた。 どうやらそのおじさまは、某有名大学を出て、いわゆる大企業で働いていたうだった。 もめるのも面倒なので何も言わなかったが、私はおじさまに聞いてみたかった。 「肩書がなくなる怖さ知っていますか?」 私が屋号を掲げた理由私は今、役場の臨時職員をしながら、島旅農園「ほとり」という個人事業を営んでいる。島旅農園というのは字のごとく、島で旅行者を受け入れ