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こんなやつもいるから大丈夫です、知らんけど

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日常の疑問や問題意識、抽象的な問いをあーでもない、こーでもないといいながら、簡潔で読みやすいエッセイにまとめます。 どうぞ、肩の力を抜いてお読みください。 きっと何か発見があり… もっと読む
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2020年6月の記事一覧

「分からない」を馬鹿にされても困るんですが

「分からない」ことは恥なんでしょうか? 「なんでそんなことも分からないの?」私自身、色んなところで、様々な場面で馬鹿にされてきた。 今も昔も変わらない。 そして、一番よくあるパターンが 「なんでそんなことも分からないの?」 である。 私の不勉強なのかもしれないが、私だって人間だから「分かる・分からない」には限度がある。 ただ何よりも、私は「分かる」ことよりも、「分からない」に価値を感じているため、 「なんでそんなことも分からないの?」 は全くと言っていいほど、

那覇で出会い、札幌にて再会し、博多で飲みに行った話

この頃、本を読むペースが落ちてきたなと。 そんな今だからこそ、 「那覇で出会い、札幌にて再会し、博多で飲みに行った」お兄さんの話を少し回想します。 彼は、 「知性はセクシーに変わるから」 と教えてくれました。 ーーー 那覇での出会い札幌で大学院生活を送っていたある日、私は那覇にいた。 北の大地から、南の島に向かったというわけだ。 那覇には泡盛バーが何軒もあって、泡盛好きな私は、もちろんそこに繰り出した。 私は一人旅が好きだ。 とはいえ、旅先では誰かと話したい

体感寿命で100年生きたい。 ~人生100年時代に思うこと~

ズバリ聞きます。 「いままでの人生、長かったですか?それとも、短かったですか?」 私の25年の人生は今のところ、「とても長い」です。 もう25歳ではなく、まだ25歳なのです。 人生は60年だった人生は長いらしい。 私は今25歳。人生100年時代の今、私の人生はまだ折り返し地点にすら到達していないのだ。 だからこそ、私がどう考えようと、きっと人生は長いのだろう。 他方で、遡ること70年前。1950年の日本人の平均寿命は内閣府の報告によると 女性が61.5歳 男性が

昨晩は全く文章が頭に浮かびませんでした。ですが・・・

言い訳します。 昨晩は全く文章が浮かびませんでした。 朝になれば、書けるだろうと思って、今、こんな文章を書いています。 昨晩は、下書きを何度も書いては、毎度 「なんか違うなぁ」 とボツ案ばかりが生まれる始末。 それを繰り返しいると、もう夜はテッペンを迎えようとしていたので、とりあえず寝ることにしました。 そして、このザマです。 ここまで文章が思い浮かばない日があるものか、と感じています。 だから、逆に新鮮なので、この感覚を文章として残しておくことにしました。

プロってこういうことなんだな ~理容師のおっちゃんと市販のカミソリ~

私が目指したいプロは、散髪屋のおじさんみたいな人です。 つまり 「一般人と同じ条件で、違いを出せる人」 私はいつプロになれるのだろう?私は今、なんのプロでもない。 となると、私がプロになれるのはいつなのだろうと思ってみたりする。 とはいえ、何をもって自分をプロと呼べばいいのだろうか? 収入?心構え? たぶん両方だ。 ただ、1000万円もらったからプロというわけでもないし、プロの条件なんて本を読んだからと言って明日からプロになれるわけでもないだろう。 そのため、考

島でも「うどん」、街でも「うどん」 ~昔の祖父と今の私の共通点~

移住して、うどんばっかり食べてたら、 祖父のことを思い出しました。 街での楽しみ島暮らし。 島暮らしに慣れてきたとはいえ、たまの島外への外出はやはり嬉しいものである。 街に行けば、パン屋さんでちょっとおしゃれなパンが買える。 街に行けば、この人生全てを掛けても読み切れない本が図書館に飾られている。 そして、街に行く何よりのお楽しみ。 それが「外食」である。 もっぱら外出時には、お昼に「うどん」を食べる。 やはりうどんの本場香川県。 飽きることはない。 うどんは

「マイペース=ゆっくり」とは限らない 〜ガツガツしたマイペース〜

マイペースな人って、「ゆっくりしている」イメージありませんか? 私自身も、たぶん、かなり「マイペース」な人間なのですが、「ゆっくりしている」なんて言われたことはありません。 そう、たぶん「ガツガツ」してるのです。 結果が全てなんて、ウソ。結果さえ出せれば、それでいいのか? たぶん、組織の中ではそうではない。 「最低限のルールは守った上で、結果を出してね」 という不文律が組織にはある。 ましてや結果を出す奴を妬んだり、結果以外のところで、のし上がっていく奴もいるのだ

ワークマンになるその日まで

私はワークマンになりたい。 私は、ワークマン「丈夫で破れにくいハードタイプ靴下」を履いている。 私は、ワークマン「最軽量オレンジ色シューズ」を履いている。 私は、ワークマン「冷感襟付きインナー」を着て畑仕事を教えてもらう。 私は、ワークマン「反射シール付きウェア」でランニングを楽しむ。 お気づきの通り、私の気持ちはすでにワークマンなのだ。 他方、かの哲学者ハンナ・アーレントは work(仕事)とlabour(労働)は異なる と言った。 私は、そして、あなたは

自分の言葉は他人の言葉 〜自分の言葉なんて存在しない〜

「自分の言葉」にこだわることは、やめました。 他人の言葉に身を委ねる「自分の言葉で話したい」 と思う人は多いのではないだろうか? 私自身、数年前までは「自分の言葉で話したい」と強く願っていた。 なんなら他人にはできない言葉選びをしたいとさえ、思っていた。 でも、今はそうは思わない。 もはや自分の中で言葉が出てこないときは、本やネット記事、時には他人のSNSの投稿を読むことにしている。 つまり、他人の言葉に身を委ねるという訳だ。 別にそれはお堅い本だけではなくて、絵

「英語が話せるのにもったいない」と仰る方へ 〜「職業≠夢」fromトルコの教え〜

離島移住で一番周りに言われたこと 「英語が話せるのにもったいない」 私は英語が使える職業自体にそれほど価値は感じていません。 なぜなら、職業は夢ではないから。 「英語が話せるのにもったいない」英語話せますか?と尋ねられると、 私は「話せる」と答える。 そのため、今回、「さぬき広島」への移住で一番周りから言われていることは である。 親・親戚、友人、ましてや行政の担当者にまでこんなことを言われてしまった。 事実、私の親類には、英語話者がほとんどいない。英語嫌い