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【組織として】



何度も読みたい自分の経営バイブルにしたいような本がある。
「日本で一番大切にしたい会社」という本。

ここでは、いくつかの会社が紹介されていて
どこの会社の社長の従業員への向き合い方や考え方が
人間味あふれていて、何より優しすぎるし強い。

長野にある伊那食品は、
10年位前から知っている会社で、
私も寒天蜂蜜なんかをよく購入させてもらったりする。
この会社を知ったきっかけは、前職務めていた会社の上司が
この会社は、朝社員さんが皆で掃除をしていて気持ち良い会社だ。
って言っていたところから知った。

伊那食品は、
「社員が一番大事」という考え方。
当たり前のように見えるけど、目先の売上などを求めがちになって
社員のことは二の次になる現場がやはり多いと思う。

その中で、この会社の経営理念は
「企業は社員の幸せを通して社会に貢献すること」
「企業は企業のためにあるのではなく、企業で働く社員の幸せのためにある」

なんて素敵なんでしょう。

寒天がTVで健康に良いと紹介されたら、
注文が殺到し、急な増産の必要がある。

だけど、この会社は
「わが社が一番大切にしているのは社員です。社員に残業させることはできませんので、せっかくのご注文ですが今は対応できない」と言う。

結果、社員側から
「私たち頑張るので、早くお客さんのところへ届けましょう」と言う。

単純だけど、この仕組みは
役員側の社員への想いに愛が無くては絶対に生まれない。

会社の役員・従業員の信頼関係がすごい。

私は、本物の優しさ=強さだと思っている。
いつ何時も優しく出来るということは
自分が強くないと出来ることではない。

だから、従業員にとっても優しい会社は
どこよりも強く、どんな困難があっても
乗り越えて行ける。

私も、こんな場所を作りたい。

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