悪いナッツに注意

ナッツ、おいしいですよね!

お酒のつまみに、サラダに、パンやケーキに、ピーナッツバターサンドイッチなんて作ってしまった日にはついつい食べ過ぎてしまう、、そんなナッツ大好きな私ですが、最近悲しい事実を知ってしまいました。

いくつかのナッツは環境問題や人権問題に密接にかかわっていて、無自覚に私たちがぼりぼり食べているせいで大きな被害が出ているのです。また、一般的にナッツはミネラルを豊富に含む栄養優等生ですが、実はいくつかのナッツは栄養的に見ても悪影響のほうが大きいようなのです。

というわけで、そうした『悪いナッツ』について、今回は情報サイトMashedの記事から得た情報をシェアしたいと思います。


 ①アーモンド

世界で流通しているアーモンドの大部分は、カリフォルニア州の巨大な産業拠点で生産されているそうです。一大産業であるアーモンドの生産には大量の水が必要で、近辺地帯では干害や山火事が起きたり、海水面の下降に伴ってサーモンの匹数が激減するなど、大変な被害が起こっています。企業はそれでも需要があるのでアーモンド生産をやめることはありません。この被害を止めるには、私たち消費者が不買行動をする以外に方法がないのです。

②カシュー

多くのカシューはベトナムで栽培されているのですが、カシューの皮を処理するプロセスで現地の作業員が有毒な物質にさらされています。『血のカシュー』として国際的に問題視されているベトナムの作業現場では、麻薬中毒者が低賃金で強制労働されており、その後の人生を後遺症とともに生きているそうです。私たちが映画を観ながら大して味わいもせずに食べているおつまみをカシューから別の何かに変える小さな努力は、現地の作業員たちの人生をめちゃめちゃにしているビジネスモデルに加担しないための簡単で大切な選択です。

③マカダミア

1カップなんて簡単に平らげられちゃう、クリーミーでおいしいマカダミアナッツですが、実はその1カップあたり1000kcalもあるのです。どう考えても不健康です。マカダミアチョコレートは一日二つぐらいにしておきましょう(でも食べるんかい)

④マロニエの実

ホースチェストナッツ(馬の栗、、)ともよばれるマロニエの実は、シンプルに有毒なので食べるのはやめましょう。といっても食べる機会あんまりないのでは、、

⑤パインナッツ

これもそんなにメジャーなナッツではないですが、レストランで料理の仕上げにパラパラっとかけられて出てくることがあるそうです(私はまだ経験ありません)。食後、パインナッツ症候群といって数時間~数か月ほどすべての食べ物が苦く金属っぽく感じられるといううれしくない症状をもたらすことがあるそうなので、避けたほうが無難のようです。

⑥ピーナッツ

みんなのお馴染みピーナッツですが、まずカロリーがとても高いので健康食品とはなかなかいいがたいこと。それから、ピーナッツはしばしばアフラトキシンというフンギが付いていることがあるそうで、これが肝臓癌の発症リスクを高めるそうです。おいしいけどあんまり体にいいことは起こらないので、ピーナツバターサンドイッチが死ぬほど好きというのでない限り避けるとよいでしょう。ちなみに私はピーナツバターが死ぬほど好きなので、安全無添加のローストピーナッツ100パーセントのものをたまに買って大事に食べています。ナッツアレルギーがあって大量に食べると皮膚がかゆくなったり鼻づまりになったりするので、徐々に頻度を減らして最終的にはサヨナラするつもりですが、今のところは2か月に一回ぐらいの頻度で食べています。

⑦ビターアーモンド

シアナイドという猛毒を有しており、特殊加工によって無毒化して食するそうですが、たまに毒が残っていて大変なことになるそうです。あまり普段見かけるナッツでもないし、わざわざ探して食べるのはやめましょう。


以上、7つの『悪いナッツ』とそれぞれ悪い理由についてMashedの記事から引用して紹介しました。

ぜひ皆さんの参考になれば幸いです。特に、ビーガンやベジタリアンの皆さんはナッツをとる機会を意識的に多くしていることもあるかと思うので、ぜひこれらに気を付けてみてください!

ではよい一日を~!

ほたる

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