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息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと

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2023年7月の記事一覧

息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと①

もう何年も前に題名は考えていましたが、いざ書き始めると思考回路が停止して、キーボードを打つ手が止まってしまっていました。
これから書くことは、少年野球に対してポジティブなことではなく、実際私が経験したネガティブなことを元にした物語です(捉え方は自由です)。
息子はもう少年野球に関わる年齢は過ぎ、学校の部活で他のスポーツを楽しんでいます。

しかし、時折、弟を相手に遊びでキャッチボールをするのです。

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息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと②

息子の現在取り組んでいるスポーツの大会を観戦してきた。
コロナ渦で今まで応援に行けなかったので、初めて間近で観ることができた。
結果は個人戦で一勝した。
そのスポーツの経験者である私は、小声で「いけいけいけ・・・」と囁いていたはずが、技が決まると思わず「よし!!」と叫んでいた。
息子の勝利を目の当たりにし、嬉しさが爆発した。
次戦では前回大会でベスト4となった強者と当たり、あっさりと負けた。
でも

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息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと③

今日は、母校の高校野球地方大会をネット中継で観戦した。
結果、去年の決勝戦の相手に大勝利を収め、窓が開いているのに一人吠えた。
たまーに甲子園に出場する我が母校。
去年も出たけど、活躍が本当に嬉しい。
試合を観ていると、まるで当時にタイムスリップしたような錯覚に陥る。
私の彼氏は野球部だった。
彼らのユニフォーム姿を見ていると、心が躍る。
試合後の校歌もしっかり歌った笑

ところで、対戦相手の高校

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息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと④

長男が少年野球チームに所属したのは、小学2年生の時。
1年生の時に熱心に誘ってくれたクラスメイトがいて、体験に行ったことはあったのだが、その時は私が躊躇して、保留となった。
なぜそうしたのかは、やはり少年野球に関わる保護者の永遠のテーマであろう『お当番問題』のことも1つ。
「みんなで協力し合ってやってる」「できる人がやればいいから」「全然大変じゃない」etc…。
勧誘してくる親たちは、皆うまいこと

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息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと⑤

ミキは息子を通じて何人か勧誘していたらしく、長男が入団した時には同期入団が他に3人いた。
前年京子に誘われて体験に行った時には、ミキ親子はいなかった。
この入団時期によってもヒエラルキーが存在することを、後々知ることになる。

長男が入団した時点で、同級生は9人になった。
当時はチーム全体の中で更に学年チームが存在し、4チームに小分けされていた。
主に6年生チーム、5年生チーム、3、4年生チーム、

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息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと⑥

先日、母校が負けた。
ノーシードの公立校に。
数日経っても悲しくてやる気の出ない私です。
その高校も今日負けたみたいで、ますますショボン。
同県に、某メジャリーガーを輩出したことで、ここ10年位で一気に強豪校になった高校があるのだけど、決勝戦でそこと戦うことを想像してた。
ニュースで母校が負けたことが「波乱」と書かれてたけど、ほんとそうだよ・・・。
悲しすぎる。
あー、私の夏の楽しみが終わったなと

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息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと⑦

少年野球界において、何か意見を言うと、とても異端児的な目で見られることはないだろうか。
少なくとも私はその世界でそう感じた。
皆保守的で、慣例に倣い過ごす。

何かを変えようとすることはとても労力がいることだと思う。
しかし、それが仕事だとどうだろうか。
必ず社内に敵に回したら厄介な人がいると思う。
私はお金のために頑張る世界なら、別にどう思われようが構わない。
何かアクションを起こすことで、業務

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息子の少年野球で、未熟者の私が学んだこと⑧

主な登場人物はこちらから。

入団してまず戸惑ったことは、連絡先を一方的に私(母親)に決められたことだった。
当初、息子が野球を始めるなら、野球好きな私はいろいろと口を出してしまいそうだから、夫に全て任せようと思っていた。
夫は野球とは無縁の人だが、車出しやチームの手伝いには前向きだった。
次に驚いたことは、「お茶当番」という制度が、監督やコーチへのお茶出しだったこと。
今ではお当番制度の問題点で

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