若々しい腸を維持して美と健康もキープ！

腸年齢とは、腸内環境の様子によって腸の老化度の目安をはかるものです。
まずは、下の項目をチェックして、あなたの腸年齢を測定してみましょう。

〈腸年齢チェックテスト 〉
●生活習慣に関する質問
□トイレの時間は決まっていない
□おならが臭いと言われる
□タバコをよく吸う
□顔色が悪く、老けて見られる
□肌荒れや吹き出物が悩みのタネ
□ストレスをいつも感じる
□運動不足が気になる
□寝つきが悪い

●食事に関する質問
□朝食は食べないことが多い
□朝食は短時間ですませる
□食事の時間は決めていない
□野菜不足だと感じる
□肉が大好き
□牛乳や乳製品が苦手
□外食が週 4 回以上


●トイレに関する質問
□いきまないと出ないことが多い
□排便後も便が残っている気がする
□便が硬くて出にくい
□コロコロした便が出る
□ときどき便がゆるくなる
□便の色が黒っぽい
□出た便が便器の底に沈みがち
□便がくさいと言われる

チェックした数が...
●4個以下
あなたの腸は…実年齢！
腸内環境は良好で年相応の腸年齢をキープできています。油断せず今の生活を続けてこの状態を保ちましょう。

●5~9個
あなたの腸は…実年齢+10歳
比較的健康に気を配っていますが、腸内環境はお疲れ気味。これ以上腸年齢があがらないようにしましょう。

●10~14個
あなたの腸は…実年齢+20歳。
不摂生な生活を続けていませんか？実年齢よりかなり老けているよなので、早めに生活改善に取り組みましょう。

●15個以上
あなたの腸は…実年齢+30歳
腸はかなり老いています！病気のリスクも高まるので、これまでの食生活や生活習慣を早急に改めましょう。
出典：辨野義己著「腸内環境学のすすめ」(岩波書店)、
「自力で腸を強くして一生健康！」（宝島社）

いかがでしたか？
腸年齢は、腸に存在する善玉菌と悪玉菌のバランスによって決まります。
毎日の食事や生活習慣などを見直すことで腸内環境は変化するので
以下のことに気をつけて過ごすことで、腸年齢の若さを維持することができます。

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１. 善玉菌を増やす食べ物を摂る
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ヨーグルトや納豆、キムチ、味噌、チーズなどの発酵食品 には、乳酸菌やビフィスズス菌、酵母菌などの善玉菌が多く含まれます。中でも注目は、悪玉菌の育成を抑制 する効果があるといわれる酪酸菌。しかし、ぬか漬けなど限られた食品に少量しか含まれないので、サプリなどを上手に活用するのがおすすめです。
また、善玉菌のエサになる食物繊維（海藻類、納豆、めかぶ、オクラなど） やオリゴ糖（豆類、玉ねぎ、ごぼう、ニンニクなど）をバランスよく取り入れるようにしましょう。

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２. 体を動かして腸を刺激！
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運動で血行が良くなると、腸の動きも活性化につながります。ハードな運動などではなく、ウォーキングや軽いエクササイズ、ストレッチなどを習慣にすることが大切です。また、おへその周りを時計回りにマッサージ することで、排便を促す効果も期待できます。

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３. リラックスする時間をつくる
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腸の働きには自律神経が大きく関わっていて、心身がリラックス状態になって副交感神経が優位になると腸の働きが活発 になるといわれています。ゆっくりと深い呼吸を心がけたり、ぬるめ（38〜41度程度）のお風呂に浸かったり、好きな音楽を聴いたり、アロマを楽しんだり…。意識的にリラックスする時間をつくることが、腸や心身のバランスを整えることに役立ちます。
腸内環境の改善は、今の腸の調子を整えるだけでなく未来の健康維持につながります。
若々しい腸をキープして、美と健康を守っていきましょう。